初めは下手でもやっていれば段々と上手になるもの【自宅】
- 2020.09.02
- 家飲み/家食べ
私は食べることも好きだけど、料理を作ることも嫌いではない。
ただし習ったものでもないし誰かに教えてもらったものでもなく、全くの自己流だ。
それでもそれなりに出来るようになったのは、下手でも作っていたからだが、初めは味の加減とかもよく分からず、思いっきり塩辛い味になったりの失敗もあった。
だけどそれは誰もが経験することなのでは。
プロの料理人でも初めから完璧に出来た訳ではなく、多くの失敗を重ねて今があるはず。
それを思えばド素人の私が失敗することなど当たり前のことで、失敗もしないと上手くならないのだ。
そんな私が今ハマっているのが天ぷら。
天ぷらは難度の高いイメージがあって、家で作るのが難しいものと思っていた。
そのため天ぷらが食べたいとなれば外食になるが、どうした訳か豊田市内には天ぷら屋がない。
私の知る範囲で今は二軒あるが、少し前までは一軒しかなかった。
そこは高級な店で(値段が)、二人で行けば軽く万札が飛ぶ。
だがその内容からして、万札が飛ぶほどの天ぷらとは、とてもじゃないが思えない。
それでも店はよく賑わっていて、常時予約で満席という盛況ぶりなのだ。
その店の評判は、食べログなどの口コミではべた褒めのコメントが殆ど。
だけど私の食べ友の女性の評価は、「あの天ぷらであの値段はないな」とのことで、我が意を得たりの気分だった。
彼女は食べ歩きが趣味の人で、ヨーロッパを一ヶ月も食べ歩いていたことがあるというツワモノ。
そんな彼女が件の天ぷら屋を褒めなかったことで、その店のホントの立ち位置が分かった気がした。
そんなこともあってその天ぷら屋と縁が無くなってしまい、天ぷらが食べたいときはファストフードの天丼でお茶を濁していた。
これはこれで美味しいのだが、天丼では飲めない。
天丼は飲んだ後の〆にはいいが、これでは一杯飲めないのだ。
そんなこんなで家で天ぷらを揚げることにしたのだが、当たり前だけど初めは失敗もした。
揚がったかどうかの見極めがつかず焦がしてしまったり、逆に半ナマのときもあったけど、回数を重ねるうちに段々と上手く揚がるようになってきた。
で、最近は奥殿が私の揚げる天ぷらが美味しいと言うようになり、作って欲しいとリクエストも入る。
この日も奥殿からリクエストがあり、天ぷらを揚げることになった。
揚げたのはとり天と野菜の天ぷら。
天ぷらの下に紙(天紙?)を敷くようにしたら、見栄えが良くなって店のようだと奥殿に言われたが、確かに見栄えがいい。
それと天ぷらをお皿に盛っても滑らないという副次的な効果もあって、助かる。
天ぷらもいい感じに揚がっている。
見た目もそうだが、食べればこれが衣はカラッとしていて、中の鶏肉はしっとりジューシーという挙がり具合なのだ。
こちらは野菜の天ぷら。
これもいい感じで揚がっていて、自分で言うのは気が引けるけど、とても美味しい。
他には冷奴や、オクラのおかか和えなどを盛ってある。
夏なので冷製のアテもいいからね。
こんな感じのセットで、カンパイだ。
う~ん、ビールが美味い!
ビールは天ぷらとの相性も抜群で、とり天とは特に合う。
ジューシーに揚がったとり天が美味しい。
たまには車海老の天ぷらでもと思うが、車海老は高いから手が出ない。
それに毎日のことなので、そんな贅沢は簡単にはできないのだ。
その点、鶏肉なら値打ちに買えるし、それにボリュームは桁違いにある。
しかもこれが美味しい。
安い材料で美味しく味わえるように作るのも料理の楽しいところで、高い材料を使うばかりが能ではないのだ。
これはミョウガとエリンギの天ぷら。
ミョウガは生っぽさを残すように、あまり火を通さずに揚げたので、シャキッとした食感が味わえる。
ミョウガが好きな奥殿はこれがかなり気に入ったようで、店で食べるよりも美味しいとのこと。
そこまで言われるのも面映いが、ご同慶の至りだ。
そうそう、新顔の天ぷらもある。
鶏団子(ミートボール?)の天ぷらだ。
冷蔵庫にあったので揚げてみたけど、これも美味しい。
鶏のつくねのような雰囲気で、コリコリとした軟骨の食感も感じられて美味しいのだ。
天ぷらは何を揚げてもそれなりに美味しいから、ネタに困らないのもいいね。
今日も美味しかった、ごちそう様でした。
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