花筐で俳優の〇〇に似てると言われて舞い上がる私【豊田市】

花筐で俳優の〇〇に似てると言われて舞い上がる私【豊田市】

 

この日はある女性と「楽天家」で一杯飲んだ。

初めての店だけど、焼き鳥屋としては清潔な店。

焼き鳥屋というと店が汚いというイメージがあるが、ここはそうではなく、女性と一緒でも安心して飲めたのが良かったのだ。

 

本来はこの店のことから書くのが筋だが、二軒目に行った珈琲店でとても嬉しいことを言われ、それが嬉しくてずっと頭の中で ”反響” している。

このままでは白昼夢を見てしまいそうなので、ここは落ち着くために二軒目の店のことから書いてみたい。


 

焼き鳥屋でしっかりと飲んで食べてしまい、お腹はイッパイ。

で、二軒目はコーヒーにしようと、向かった店は「花筐(はながたみ)」。

豊田市駅のすぐ近くにある店で、落ち着いた店だ。

 

エントランスもご覧の佇まいで、ケバさとは無縁。

京都によくある老舗の喫茶店のイメージで、昭和レトロな雰囲気とも言える。

 

そうそう、この店は珈琲がウリの店ではあるが、同時にワインの店でもある。

そのワインも国産のものに拘った品揃えで、そのため「和飲」と記されている。

 

何かにつけコダワリのある店で、”喫茶” というより ”珈琲” といった風情。

この店はコメダに代表されるコーヒーチェーンの店とは違うし、スターバックスのような今風のカフェとも全く違う。

大人の雰囲気があり、密会にも使えそうと言えば分かる人にはお分かりかと。

 

店は空いていた。

時々雨も降る平日の夜ということもあるが、コロナの影響が残り、飲食店にはまだ客が戻ってきていないようだ。

 

珈琲の専門店なので、メニューには多種の珈琲が用意されている。

だが珈琲に疎い我々なので、この店のオリジナルブレンドでいってみる。

 

カップは好きなものを選ぶシステム。

カップも良いものが揃っているのだろうが、残念ながら私ではそれが分からない。

 

見た目だけで選んだカップに注がれた珈琲がこれ。

詳しい方ならカップを見ただけでメイクが分かるのだろうけど、私ではサッパリ。

 

私は珈琲に砂糖もミルクも入れる。

元々カフェオレが好きなので、ミルクもタップリ使わせてもらった。

 

コーヒーは未知の領域なので、飲んで美味しければそれで十分。

ここの珈琲は酸味もなく、苦味も円やかで美味しい。

 

添えられたチョコレートも高級感のあるもので、ドライフルーツ?も練り込まれている。

チョコレートに詳しい人ならもっと上手く表現できるだろうけど、私では単に ”美味しい” としか書けないのがもどかしい。

 

ふと気付けばマスターが消えている。

我々を気遣って奥の厨房に引っ込んでいる訳ではないだろうが、カウンターには誰も居なくなってしまった。

 

これが ”密会”ならば二人だけの空間で過ごせて嬉しいのだろうが、残念ながら我々はそういう関係ではない。

なのでカウンターの向こうにマスターが居ないと、却って落ち着かいないのだ。

 

そんなこんなで珈琲も済み、そろそろお開きにしようとマスターを呼んだのだが、マスターが私に向かって「〇〇さん(私のこと)ってロバート・デ・ニーロに似てますね」と。

えッ?、私があの俳優のロバート・デ・ニーロに似てるって⁉

 

マジ?

そんなこと言われたことがないから「ホントに?」と聞けば、似てますと言う。

 

花筐のマスターは、言っては何だがお上手なんて絶対に言わない(言えない)タイプで、むしろ口が悪いぐらい。

お世辞なんて言わないマスターが、私のことをあのロバート・デ・ニーロに似ていると言うとは、私にとっては最高の褒め言葉。

 

もちろん私ではロバート・デ・ニーロのような大人の魅力には到底及ばない。

歳もだいぶ違って、様々な経験を積んだ彼のような、男の ”渋さ” も備わっていない。

なのに、ロバート・デ・ニーロに私が似ているとマスターが言うのだ。

 

自分としては全然似ていないと思うのだが、言われて悪い気はしない。

それどころか内心、舞い上がりそうなほどに嬉しいのだが、そんな事はオクビにも出さず平静さを装っていた。

が、彼女のヒトコトで夢から覚めた。

 

彼女曰く「どこが似てるのか分からない」。

ハイ、それが現実です。

 

彼女のヒトコトで一気に現実に引き戻されてしまったが、もう少し余韻に浸っていたかったな。

 

珈琲・和飲「花筐-はながたみ」(食べログ)

 

と言うことで、今夜はお開きに。

楽しかった、またお付き合いください。

 

あ、一軒目の焼き鳥屋「楽天家」は、後日アップします。

 

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