花筐で俳優の〇〇に似てると言われて舞い上がる私【豊田市】
- 2020.09.11
- 家飲み/家食べ
この日はある女性と「楽天家」で一杯飲んだ。
初めての店だけど、焼き鳥屋としては清潔な店。
焼き鳥屋というと店が汚いというイメージがあるが、ここはそうではなく、女性と一緒でも安心して飲めたのが良かったのだ。
本来はこの店のことから書くのが筋だが、二軒目に行った珈琲店でとても嬉しいことを言われ、それが嬉しくてずっと頭の中で ”反響” している。
このままでは白昼夢を見てしまいそうなので、ここは落ち着くために二軒目の店のことから書いてみたい。
焼き鳥屋でしっかりと飲んで食べてしまい、お腹はイッパイ。
で、二軒目はコーヒーにしようと、向かった店は「花筐(はながたみ)」。
豊田市駅のすぐ近くにある店で、落ち着いた店だ。
エントランスもご覧の佇まいで、ケバさとは無縁。
京都によくある老舗の喫茶店のイメージで、昭和レトロな雰囲気とも言える。
そうそう、この店は珈琲がウリの店ではあるが、同時にワインの店でもある。
そのワインも国産のものに拘った品揃えで、そのため「和飲」と記されている。
何かにつけコダワリのある店で、”喫茶” というより ”珈琲” といった風情。
この店はコメダに代表されるコーヒーチェーンの店とは違うし、スターバックスのような今風のカフェとも全く違う。
大人の雰囲気があり、密会にも使えそうと言えば分かる人にはお分かりかと。
店は空いていた。
時々雨も降る平日の夜ということもあるが、コロナの影響が残り、飲食店にはまだ客が戻ってきていないようだ。
珈琲の専門店なので、メニューには多種の珈琲が用意されている。
だが珈琲に疎い我々なので、この店のオリジナルブレンドでいってみる。
カップは好きなものを選ぶシステム。
カップも良いものが揃っているのだろうが、残念ながら私ではそれが分からない。
見た目だけで選んだカップに注がれた珈琲がこれ。
詳しい方ならカップを見ただけでメイクが分かるのだろうけど、私ではサッパリ。
私は珈琲に砂糖もミルクも入れる。
元々カフェオレが好きなので、ミルクもタップリ使わせてもらった。
コーヒーは未知の領域なので、飲んで美味しければそれで十分。
ここの珈琲は酸味もなく、苦味も円やかで美味しい。
添えられたチョコレートも高級感のあるもので、ドライフルーツ?も練り込まれている。
チョコレートに詳しい人ならもっと上手く表現できるだろうけど、私では単に ”美味しい” としか書けないのがもどかしい。
ふと気付けばマスターが消えている。
我々を気遣って奥の厨房に引っ込んでいる訳ではないだろうが、カウンターには誰も居なくなってしまった。
これが ”密会”ならば二人だけの空間で過ごせて嬉しいのだろうが、残念ながら我々はそういう関係ではない。
なのでカウンターの向こうにマスターが居ないと、却って落ち着かいないのだ。
そんなこんなで珈琲も済み、そろそろお開きにしようとマスターを呼んだのだが、マスターが私に向かって「〇〇さん(私のこと)ってロバート・デ・ニーロに似てますね」と。
えッ?、私があの俳優のロバート・デ・ニーロに似てるって⁉
マジ?
そんなこと言われたことがないから「ホントに?」と聞けば、似てますと言う。
花筐のマスターは、言っては何だがお上手なんて絶対に言わない(言えない)タイプで、むしろ口が悪いぐらい。
お世辞なんて言わないマスターが、私のことをあのロバート・デ・ニーロに似ていると言うとは、私にとっては最高の褒め言葉。
もちろん私ではロバート・デ・ニーロのような大人の魅力には到底及ばない。
歳もだいぶ違って、様々な経験を積んだ彼のような、男の ”渋さ” も備わっていない。
なのに、ロバート・デ・ニーロに私が似ているとマスターが言うのだ。
自分としては全然似ていないと思うのだが、言われて悪い気はしない。
それどころか内心、舞い上がりそうなほどに嬉しいのだが、そんな事はオクビにも出さず平静さを装っていた。
が、彼女のヒトコトで夢から覚めた。
彼女曰く「どこが似てるのか分からない」。
ハイ、それが現実です。
彼女のヒトコトで一気に現実に引き戻されてしまったが、もう少し余韻に浸っていたかったな。
⇨ 珈琲・和飲「花筐-はながたみ」(食べログ)
と言うことで、今夜はお開きに。
楽しかった、またお付き合いください。
あ、一軒目の焼き鳥屋「楽天家」は、後日アップします。
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