料理を難しくしているのは味付けが決まらないから【自宅】
- 2020.10.31
- 家飲み/家食べ
ちょっと前の話題で恐縮だが、その日は魚の煮付にしてみた。
私にとって魚の煮付けはハードルの高い料理で、とても難しいと思っていた。
難しいのは味付けで、醤油や砂糖、味醂などの分量がわからず、味付けが出来ないのだ。
ネットで調べれば作り方はいくらでも出てくるのだが、人によって作り方も違うし、使う調味料も分量も違う。
ある人はお酒を使うとあっても、他の人はお酒を使わないとある。
中にはオイスターソースを使うとか、ケチャップ!を使うという人もいる。
味は作る人によって様々なので、これはこれでアリなのだが、どの作り方が私にピッタリくる味なのかは、作って食べてみなければ分からない。
そんなこんなで魚の煮付けの味が決まらず、結果ハードルの高い料理になっているのだ。
ところがそれを一発で解決する方法があった。
それは市販されている調味料で味付けすること。
その調味料とは「すき焼きのたれ」なのだが、これ一発で味が決まるから、私のような素人には “魔法” を手に入れたようなもの。
前にも書いたことなので細かいことは省略するが、他に何も加えず、これだけでとても美味しい魚の煮付けが出来てしまう。
しかも簡単に。
そのすき焼きのたれで作った赤魚の煮付けがこれ。
すき焼きのたれを使って煮付けるだけで、美味しい赤魚の煮付けが出来てしまうのだ。
麻婆豆腐を作ってみたこともある。
もちろん麻婆豆腐の素を使って作っているが、これも美味しかった。
作り方も超簡単で、レトルトのソースに刻んだ豆腐を入れて温めるだけ。
それだけで大人の味の麻婆豆腐が出来てしまうのだ。
これなどレトルトのソース無しで作れと言われれば、作る前からギブアップ。
豆板醤やコチュジャン、ひき肉やニンニクに生姜などを用意するのも無理で、それらを合わせて美味しい味に仕上げる自信なんて全く無い。
一日掛かっても出来るとは思えない。
それがレトルトソースを使えば、僅か数分で出来てしまう。
しかも味もバッチリ。
そう思うと料理の一番の難関は「味付け」にあるのではと思う。
味付けさえクリア出来れば、どんな料理でも意外とスイスイと出来るのだ。
プロの料理人はその辺りのことが分かっていて、適当にやっているようでも味はバッチリ決まる。
これはレシピに書いてあるような、塩を何グラムとか醤油を大さじ何杯ということではなく、経験に裏付けられた「目分量」で作ってしまう。
それを ”コツ” と言うのだろうが、分かっている人には簡単なことでも、素人の我々にはそれが掴めない。
どんなことでも ”コツ” があるが、それを得るのは頭では無理で、やはり経験を重ねるしかない。
プロ並の技術を得るのは半端なことではない。
第一それに掛かりきりになれるプロの料理人とは違い、私は片手間で料理しているのだ。
普通の人にはプロ並みの料理など作れないし、レパートリーも限られるが、それを救うのが調理用のレトルト食品。
これがあればアレコレ食材や調味料を揃えることもないし、何と言っても味付を考えずに済むのがいい。
鶏のクリーム煮が出来るのも、レトルトのパスタソースが有ればこそ。
フライパンで鶏肉を炒め、そこへソースを加えるだけで味もバッチリ決まる。
使っているのはパスタ用のカルボナーラソースでも、これで味が決まる。
これを使えば味付けをあれこれ考えなくても、美味しく仕上がる。
ミートソースのパスタだって、レトルトのパスタソースがなければ作れない。
味もこのままで十分に美味しく、下手をするとパスタ屋のパスタよりも旨いほど。
そんなことを思うと、料理の一番の難しいことは味付けで、それがクリアできれば料理は意外に簡単なことに思える。
もちろんプロの人から見れば、レトルトの製品を使って味を決めるなんて邪道かもだが、それで美味しく出来るのだから、それはそれでアリかと。
それにこんな私でもアレコレと作る気になるのだから、いいことなのではと思う。
家でプロ並みの料理とまではいかなくても、そこそこ美味しいものが味わえるのだから。
しかも手軽に。
今日も美味しかった、ごちそう様でした。
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