家のご飯は、もっと気楽に作れればといいと思うが【自宅】
- 2020.11.18
- 家飲み/家食べ
私の家では、ご飯を作る人が決まっていない。
と言っても私と奥殿の二人しかいないので、どちらかが作ることになる。
基本的には奥殿が作るのだが、私も作ることが多い。
私は食べることも飲むことも好きで、外食も多かったのだが、飲食店で食べた料理を家で再現したくて、それで自分でも料理を作るようになった。
そんな動機で料理を作るようになったけど、やはりプロの作る料理は奥が深すぎて、とてもじゃないが真似ができない。
料理の知識も経験もない私では、プロの作る料理を家で再現することなど impossible !
不可能なのだ。
テレビの料理番組などで、一流の料理人が料理の作り方を伝授していることがあるけど、本当の味は再現できないと思う。
例えば炒飯一つとっても、プロはアッという間にパラパラ炒飯を作ってしまうけど、こんなのは何をどう教えてもらっても出来ない。
だいたい動画にあるような大火力のコンロなんて、家には無い。
それに鉄製の重い中華鍋を振れないし、たとえ振れたとしても、ご飯と空気を混ぜ合わせるような華麗な振り方は絶対に無理。
プロはこういうことを何千回、何万回とやっているのだから、素人とはレベルが各段に違う。
プロとアマチュアとはこれほど違うのだ。
やはりプロの作る料理は店で味わうべきで、今は家で再現しようなどとは思わない。
それに家のご飯は、そんなに拘って作る必要もないと思う。
もっと気楽に、たまには失敗もあるさ、と言うぐらいの軽い気持ちで作ればいいと思うが、一番の問題はそれを食べて「不味い」と言う人がいることだ。
そういうことを言うのは、自分で作ったことのない人だと思うが、それは大抵はダンナ。
そういう人がいるとご飯を作るのがイヤになるし、萎縮してしまうことにもなる。
毎日毎晩ご飯を作るのは実は大変なことで、それはご飯を作ってみないと気付かない。
自分で作らないと、ご飯を作ることの大変さは分からないのだ。
そんなことを思いつつ作ったご飯がコレ。
鶏もも肉の照り焼きだ。
私にとって一番簡単な調理法は焼くことで、この照り焼きもフライパンで焼いただけ。
味付けは “すき焼きのタレ” の一発で決まるから、味の失敗もない。
他にはトマトのサラダを作っただけ。
作ったと言ってもトマトをスライスしただけなので、作ったうちに入らないだろうけど、塩とオリーブオイルで仕上げればこれが美味しいサラダになる。
他には冷蔵庫にあった作り置きの物を並べて、セット完了。
家飲みのアテとしてなら、これで十分だ。
日本の家のご飯は、外国に比べて遥かにレベルが高いとよく聞く。
しかもメニューも実に豊富で、魚や野菜を使った和食、ハンバーグやトンカツなどの洋食、それにギョーザや炒飯などの中華も並ぶ。
それに加えてパスタやピザなどのイタリア料理、キムチなどの韓国料理やエスニックなものもあって、家のご飯で世界一周ができそうなほどだ。
こんな多種多様なご飯が家で出される国は、日本ぐらいしかないと思う。
外国の晩ご飯の事情は知る由もないが、聞くところによれば、いつも同じような物が続くとか。
それに加えて奥さんだけが料理を担当するのではなく、手が空いていればダンナさんもご飯を作ったり洗い物もするという。
考えてみればこれは普通のことで、男だって一人住まいなら、自分で作るし洗い物もする。
料理が好きな春風亭昇太さんは、どうして料理をするのかと言えば、「作らないと死んじゃうから」と。
当時の昇太さんは独身だったから、自分でご飯を作らないと食べられなかったのだ。
一人なら嫌でも作るのだ。
自分で作れば苦労もあるけど、楽しさもある。
その楽しさの一番は、上手く出来た時。
作ったものが美味しいと、嬉しいのだ。
それが大したものでなくても嬉しいもので、それをアテにして飲めば気分もいい。
それに自分の好きなものが食べられるという ”密かな楽しみ” もあるからね。
今日も美味しかった、ごちそう様でした。
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