料理を作ることはクリエイティブで楽しいこと
- 2021.01.03
- 家飲み/家食べ
今年の正月は、新型コロナの感染が拡大しているため外出を自粛している。
そうなれば必然的に家で過ごすことになるが、そんな中での楽しみといえば、それは食事。
食事と言っても単に空腹を満たすだけのことではなく、私の場合、美味しいアテを肴にしてイッパイ飲むことだ。
お正月なのでお節を肴に飲むのも悪くはないが、お節の欠点は料理が冷たいこと。
いくら部屋が暖かいといっても、冷酒に冷たいアテばかりでは寒々しい。
温かいアテも欲しいということで、ぶり大根を作ってみることにした。
手間のかかることを、と思われる方もおられるだろうが、Stay Home ということで家に居るのだから時間はたっぷりある。
それにやってみると分かるけど、料理はクリエイティブで意外に楽しいことなのだ。
ブリは年末に買ったものが残っている。
油ノリノリで鮮度も良さそうなので、鰤しゃぶでもイケそうなほどだ。
奥殿に作り方を聞けば、大根は下茹でした方が味が早く染みるとのこと。
その大根の皮を剥かないといけないのだが、包丁の使い方が下手で上手く切れない。
丸く剥けないから多角形の大根になってしまったけど、私がやればこんなものだ。
下茹でした大根がこれ。
湯気でよく見えないけど大根が多角形なのだけど、まぁいいか。
左側のトレーの厚揚げなどは、ぶり大根と一緒に煮るために用意したものだ。
味付けは ”すき焼きのたれ” に丸投げ。
これがあれば味付けにアレコレ悩むこともなく、私でも美味しい味付けの煮物が出来る。
濃い目の味が好きな方はそのままで、薄目の味が好みの方は1:1の割合で水で割ればOKという手軽さ。
私はタレが 1 に水を0.5 の割合でやってみた。
面積が広いということで、フライパンを使ってコトコトと20~30分ほど煮付ける。
奥殿の指示でスライスした生姜を入れ、アルミホイルで作った落し蓋を被せたけど、画像は撮り忘れてしまった。
煮ている時間が長いから、飲んで待つことに。
飲んでいれば待つのも気にならないからね。
アテはお節料理の寄せ集め。
お節の寄せ集めと言っても、盛ってみればいつもの料理と変わらない雰囲気だ。
そうこうしていればぶり大根が出来上がった。
いい感じの煮付けになったと思うけど、一緒に煮付けたオクラは黒々とした色になってしまった。
でも食べれば美味しい味に仕上がっている。
油ののった鰤からはトロッとしたうま味があふれ、すき焼きのタレの濃厚な味が絡んでとても旨い。
ビールにもお酒にもよく合う味で、それに温かいというところもいい。
刺し身で味わうブリも美味しいと思うけど、刺し身でもイケるブリを煮付けるのは贅沢な食べ方で、しかも美味しいのだ。
鰤も美味しいけど、それよりもっと美味しいのが大根。
トロットロになった大根に甘辛のタレの味とブリのうま味が染み込んで、これが最高に美味。
こんな美味しい大根なら無限に食べられそうだし、確実にハマる味だ。
お酒のアテにもいいけど、ご飯が欲しくなる味でもある。
なんなん、この旨さは。
ブリ大根というだけあってブリと大根の煮物だけど、本当の主役は大根なのでは。
そうなるとブリの存在が出汁を取るために思えてしまうが、それでは高級なブリに対して失礼か。
それほど煮込まれた大根が美味しかったのだ。
締めはお雑煮にしてもらった。
すまし汁に餅と菜だけの雑煮が三河のスタンダードな姿だけど、これはカマボコと半熟卵入りの豪華バージョン。
お正月らしいお雑煮のシメで、ごちそう様でした。
今日も美味しかった。
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