高級食パン VS ヤマザキの食パンの直接対決の結果は
- 2021.01.18
- 家飲み/家食べ
数年前からブームになっている高級食パン。
私が知ったのは「乃が美」の食パンが最初で、豊田市内にも「はせがわ」や「ハレ/パン」などが次々とオープン。
他にも「銀座に志かわ」や、その名前をパクったような「い志かわ」、それに「ねえぇ ほっとけないよ」というチャラい名前のパン屋もオープン。
まるで食パン乱世の “戦国時代” に突入したかのような雰囲気だ。
そんな乱世の食パン業界に共通しているのは、値段が高いということ。
2斤(一本)で800円から1,000円もする。
スーパーで売っている大手メーカーの食パンなら、2斤で300円もあれば足りる。
激安の食パンなら2斤で200円しない。
それに比べて高級食パンは4~5倍もするから、高価格。
貴族ならどうってことない値段だろうけど、一般人が毎日食べるには高い。
それにいくら高級な食パンが美味しいと言っても、所詮は食パン。
普通に売っている食パンとそれほどの違いはないのではと、買いもせずに勝手に決めつけていた。
そんな高級な食パンを頂戴したので、さっそく食べてみた。
初めての高級食パンだからじっくりと味わってみた。
同時に大手メーカーの食パンと食べ比べてもみたので、レポートしてみたい。
頂戴したのは「HARE/PAN(ハレ/パン)」。
奥殿が友人から貰ったものだ。
中身は当たり前だけど食パン。
一本というか2斤入り。
パンフレットには「和食職人監修」と書かれている。
和食職人が食パンを監修できるのも不思議だけど、とにかく和食の料理人が監修したらしい。
和食職人と食パンが何を意味するのか分からないが、ともかく最初はそのまま ”ちぎって” 食べよとある。
だがちぎって食べるのは下品だし、パンの断面も汚くなるから包丁で切って食べることに。
下品に食べてはいけないのだ。
袋からパンを取り出せば、焼きたてのパンのいい匂いがする。
昔、私の住む町の中にパンの工場があって、パンが焼ける時間になるといい匂いがしていたのを思い出す。
包丁でスライスして盛ったのがこちら。
食べたらこれが旨い!
甘くしっとりとした食パンで、一枚なんてアッという間に食べてしまった。
やはり高い食パンは高いだけのことはあって、美味しい。
知らなかったけど、高級な食パンって美味しいのだ。
今まで「あんな高い食パンなんて、」と小バカにしていてゴメンナサイ。
認識を新たにしました。
あまりにも美味しいので、今度はトーストにして食べてみることにした。
ただし単純に焼くだけでは面白くないので、スーパーに売っている大手メーカーの食パンも一緒に焼いて、どれぐらいの違いがあるのか比べてみることにした。
これがいつも買っている食パン。
ヤマザキのロイヤルブレッドで5枚切り。
買ってから数日過ぎているから、焼きたてのハレパンに比べると不利な状況だけど、食べ比べてみる。
ガスコンロののトースト機能を使って、同じコンディションでトーストする。
同時にトーストするので、焼き方に差はない。
トーストされたパンにマーガリンを塗ったのがこれで、こちらは高級食パンのハレパン。
マーガリンを塗っている時から感じたことだけど、パンがペチャンコになってしまっている。
食感もベチャッとした感じに。
これは一体どうしたことなのか。
トーストした時に味わえる、表面のカリッとした味わいがないのだ。
パンに含まれる水分量が多いためだろうか。
よく分からないけど、トーストには全く合わない。
こちらはヤマザキのパンをトーストしたもの。
ハレパンと間違えないように切り方を変えてあるけど、焼き方は同じ。
食べた感じはこちらの方が表面カリッとし、トーストらしくて美味しいのだ。
高級なハレパンと普通のヤマザキの食パンの直接対決の結果は、生で食べるのなら高級な食パンの勝ちだけど、トーストしたものはヤマザキの食パンの勝ち。
ということで、生とか焼くという状況によって、立場が入れ替わる。
ちなみに翌日も高級食パンを生で食べてみたけど、初日に食べたほどの感激は無かった。
美味しい期間が短い感じで、足が速い。
トータルで考えると、高級なパンでなくてもいいのではと。
やっぱり高級食パンは ”貴族” の食パンかな。
ヤマザキの食パンなら1/3の値段で買えるし、それにそこそこ美味しいから。
高級食パンのブームは、ブームとして終わってしまうのかも。
あのタピオカのように。
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