新物の生ワカメと薄切りの豚肉で「しゃぶしゃぶ」をやってみた
- 2021.01.21
- 家飲み/家食べ
奥殿に付き合ってスーパーへ行ってきた。
付き合って、というのは対外的な表現(見栄とも言う)で、実態は荷物運搬係 兼 運転手。
スーパーにはショッピングカートがあると言っても、ビールとかお米のように重いものをカートに積んだり車に乗せるときはそれなりに重い。
そんな時に荷物担当の者がいれば楽ということで、それでご指名がかかるのだが、スーパーに行くのは嫌いではない。
美味しそうなものが並んでいるのを眺めるのは楽しいもので、それだけで幸せな気分に浸れるからだ。
それに思いもよらぬものを見付けることもあって、この日も新物の生ワカメを発見したので、思わず買ってしまった。
ということで、この日は生ワカメの「しゃぶしゃぶ」にしてみた。
用意したのは当然のように生ワカメ。
それとネギに油揚げを添えてみた。
ワカメだけでも美味しいのだけど、それだけではちょっと物足らないので、豚肉も盛った。
豚肉と生ワカメのしゃぶしゃぶなのだ。
鍋料理は材料を用意するだけで、調理はしない。
調理しないということで、料理とはいえない。
鍋料理の中でもしゃぶしゃぶは一番簡単なもので、スーパーで買ってきた材料を並べればそれで済み。
そのためしゃぶしゃぶを飲食店で食べる気がしない。
材料を並べるだけのしゃぶしゃぶは、料理人が作るものではないから、店で食べる気がしないのだ。
それに家なら格安で済み、材料費は二人で500円もあれば食べ切れない。
これが飲食店なら一人前で二千円ぐらいはするのでは。
そんなこんなで、しゃぶしゃぶは家で食べるものになっている。
用意が整えば、あとは鍋に潜らせて食べるだけ。
鍋には本だしを入れてあるけど、ワカメのしゃぶしゃぶなのでダシは無くてもよかったかも。
黒褐色の生ワカメを鍋に入れれば、一瞬にして鮮やかな緑色に変化する。
この鮮やかな緑色は画像では上手く再現できないけど、生ワカメ特有の艶やかな色で、新春の色。
今シーズン初めての鍋が、生ワカメのしゃぶしゃぶというのもいい感じ。
これにはビールも合う。
というかビール無しで食べては、ワカメに申し訳ない。
美味しいい生ワカメは、ビールのアテにももってこいなのだ。
それと画像でお分かりかと思うけど、明るい時間に飲んでいる。
休みの日は一日二食なので、晩ご飯がいつもより早い。
お酒を飲むのは暗くなってからが常識かもだけど、律儀に暗くなるのを待っている必要はない。
休みの日なので、遠慮せずに夕方から飲んだっていいのだ。
生ワカメも美味しいけど、豚しゃぶもいい感じ。
ワカメと豚肉の相性がいいのか、この二つが合わさるとどちらも旨さが引き立つ感じがする。
海のものと野のもので、相乗効果が高まる感じなのだ。
使っている豚肉は ”三元豚”。
”三元豚” と言うとブランド豚のように受け取られそうだが、三元豚というのは国産の豚肉のこと。
国産の豚肉はほぼずべてが ”三元豚” で、その意味は三種類の豚を掛け合わせて作った豚のこと。
それは肉質の良さとかキメの細かさなど、原種の豚のいいところ取りするためだ。
日本では三元豚だけど、輸入豚肉は四種類の豚を掛け合わせた ”四元豚” が主流。
三元豚よりもう一手間かけて四種類の豚を掛け合わせる意味は、より美味しい肉質を追求するため。
国産豚がいいか輸入豚がいいかは個人の嗜好もあるだろうけど、三元豚より四元豚の方がより手間がかかっていることは確か。
外国産の豚はダメとハナから否定する方もおられるが、この辺りのことはどうお考えなのだろうか。
個人的には外国産の豚肉も美味しいと思うけどね。
スイマセン、話が脱線してしまって。
生ワカメのしゃぶしゃぶはビールも合うけど、日本酒も合いそう。
ということで冷酒にしてみた。
出してもらったのは「醸し人九平次」の Human 。
お歳暮で頂戴したもので、正月に飲んだ残り。
高級なお酒なので一気に飲んでしまうのが勿体ないということで、冷蔵庫で眠っていたのを出してもらった。
生ワカメとの相性もバッチリで、単音のワカメのしゃぶしゃぶが、Human が加わって ”和音” になった感じ。
和音になってお酒も進めば、ワカメもお代わりだ。
ワカメのカロリーはほぼゼロだから、食べ過ぎても太る心配はない。
それに健康的なイメージがあるから、たくさん食べても罪悪感ゼロなのもいい。
こんな美味しい生ワカメは、新春の海からのプレゼント。
この一番寒い時期の冷たい海から採ってきてくれる漁師さんに、感謝だ。
今日も美味しかった、ごちそう様でした。
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