時間をたっぷりかけて作ったカレーソース
- 2021.03.04
- 家飲み/家食べ
ある日の朝ごはんはカレーライスだった。
朝からカレーライスはちょっとヘビーだけど、これが美味しいカレーで朝からガッツリ。
そして翌日の朝はミートソースのパスタ。
この二つの料理には関連があるのだけど、それは同じソースを使っていること。
つまり同じソースを一方は白いご飯に、一方はパスタにかけて違う料理に仕立てたのだ。
それには訳があって、実はビーフシチューを作ったのだけど見事に失敗。
このままでは大量に作ったビーフシチューが無駄になってしまう。
そこでカレールーを入れてカレーにしたのだけど、元のビーフシチューが大量なので、カレーにしてもたっぷりある。
それで少しでも減らそうと、連日せっせと消費しているのだ。
カレーは何でも受け止めてくれるから、こういう ”誤魔化し” が出来て助かったけど、一時は大量に作ってしまったビーフシチューをどうしようかと焦っていた。
ビーフシチューを作ろうと思ったのは、テレビの番組が元。
グルメ番組でビーフシチューのことをやっていて、そのビーフシチューが見るからに美味しそうで、食べたいなと思っていたのだ。
そんな思いを持ったままスーパーへ行ったら、こんなものがあった。
これに牛肉を加えればビーフシチューになるのではと。
ついでに牛肉も探せば、こんな牛すじ肉もあった。
ろくにビーフシチューの作り方を知らない私は、このすじ肉をデミグラスソースで煮込めばビーフシチューになると思ったのだが、それは間違いだった。
後から分かったことだけど、私が作ったものは ”牛すじ煮込み”。
ビーフシチューには牛すじ肉を使わないらしい。
どちらにしても大量の ”牛すじ煮込み” を作ってしまったのだ。
ビーフシチューを作るつもりだった ”牛すじ煮込み” はこうして作った。
先ずは家にある一番大きな鍋でスジ肉を茹でる。
肉は大量にあって、1キロもあった。
一緒にタマネギとニンジンも入れてあるけど、沈んでいて見えない。
沸騰したら弱火で茹でる。
30分ほどでアクと油が浮いてきたので、すくい取って更に煮込んでいく。
この時点でスジ肉がバラバラになっていて、思い描いているビーフシチューとは違う。
だけど今さら戻れない。
そのまま進行ゴーで、デミグラスソースを投入。
どこから見てもビーフシチューに見えない。
そのまま更に煮込んでいったけど、見事に失敗。
大量の ”牛すじ煮込み” が出来てしまったけど、どうしよう。
考えるのも面倒なので一晩放置してやったけど、放置したらビーフシチューになる、などということは無かった。
ただ一晩置いたおかげで味が落ち着き、美味しいミートソースにはなった。
それからはミートソースとして、フライ物や卵の炒めものなどにかけて使っていた。
ソースとしては美味しいけど、ソースで使っても大きくは減らない。
どうしようかと思っていたら、奥殿がカレーにしたらいいのでは、と。
それでカレールーを入れてカレーにしてくれたのがこれ。
作り始めて4日も煮込んでいるので、肉も野菜もトロットロになっていて、カレールーを合わせるだけで濃厚でコクのあるカレーに。
白いご飯にかければいい感じのカレーライスになった。
食べればこれが旨い!
全てのうま味が溶け込んだ味で、上等なカレーライスだ。
美味しいカレーライスだけど、カレーはまだ残っている。
それで次の日もカレーを使うことになったけど、同じカレーライスではということで、ミートパスタ(インディアン スパ)にしたのだ。
これも美味しくて、インディアン スパとしても上々の味。
ビーフシチューとしては失敗だったけど、カレーライスやインディアン スパとしては上出来だった。
結果論だけどね。
とは言え、やっぱりビーフシチューが食べたい。
今度はビーフシチューを作るのではなく、レストランへ食べに行きますか。
ただし美味しいビーフシチューを出す店が思い当たらない。
それが問題だけどね。
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