岐阜・関市までランチに行ったのに三連敗で敗退
- 2021.03.15
- 岐阜県

岐阜の関市まで寿司を食べに行ってきた。
”行ってきた” とは書いたけど、予約満席で店に入れず、寿司は食べれなかったのだ。
いつもなら予約して行くのだけど、事前の情報で空いているというので、油断して予約無しで向かったのが間違いの元。
片道70Kmの距離を走っただけで、徒労感ハンパなし。
そんな顛末をご笑覧いただきたい。
美味い寿司が食べたいということで、前から評判だけは聞いていた岐阜・関市の「丸吉寿司」へ行くことにした。
関市には思いっきり上等な寿司屋「鮨 紺野」があるけど、そこは土日の昼営業はやっていない。
仮に昼営業をしていたとしても、雰囲気も値段も最上級の寿司屋なので、飲みながら味わないと勿体ない。
ランチで済ますだけでは惜しい寿司屋なのだ。
その点、丸吉寿司なら昼営業しているし、昼のおまかせにぎりが二千円というのもいい感じ。
寿司のランチが二千円で済めばありがたいからね。
寿司屋のランチと言えば大抵は盛り合わせだけど、丸吉ではカウンターで一貫づつ握って出してくれるという。
ランチで一貫づつ握ってくれるというのは珍しく、しかもそれで二千円というのだから驚きだ。
11時半の開店時間に合わせて、パキューンと走って着いたのがここ丸吉寿司。
どっしりとした重厚感のある寿司屋で、今風のモダンな店とは趣が違う。
開店時間前に着いてしまったので暖簾はまだ出ていないが、メニューは出ている。
”昼のおまかせにぎり” の一択で、二千円というのも事前の情報通り。
しかも税込みというから、値打ちな価格設定だ。
暫くして暖簾が出て、開店。
藍染めの暖簾が似合う。
橋を渡って入店。
橋の欄干に橋の名前が書いてあるけど、由来があるのだろうか。
暖簾をくぐって店に入り、二人ですけどと言えば、マスターが「スイマセン、今日は予約満席で、」と申し訳けなさそうに言うではないか。
マンセキ~⁉
その言葉にウロタエてしまい、店内を写した画像もブレブレ。
70Kmの距離を走ってきて満席とは、、
カウンターパンチを喰らったボクサーのように立ち上がれない。
満席ではどうしようもない。
予約で入ってきた女子二人が羨ましい。
⇒ 丸吉寿司(HP)
また来ればいいからと諦めたけど、さてどうしようか。
ここ関市はうなぎ屋の多い街で、辻屋という老舗もある。
辻屋は数年前に行ったことがあるけど、ここから歩いて数分の近くにあるから、辻屋へ向かうことにした。
⇒ 辻屋の記事
店が見える前からうなぎの焼けるいい匂いがしてきて、食欲中枢を刺激する。
店に着いてみれば、お客さんが店の前にたむろしているではないか。
満席で入れず、待ちになっているのだ。
待つか、それとも他を当たるか。
二軒連続の満席で戦闘意欲を削がれてしまい、待つ気にもならないし他を当たる元気もない。
ここはクールダウンして、作戦を練ることに。
刃物の街の関には、フェザー工業の関工場がある。
そこがやっている ”フェザーミュージアム” が近くにあるので、そこで一服しながら乱れた心を冷やして、仕切り直すことにしたのだ。
それにしても関の人たちのうなぎ好きにはビックリ。
関には長良川が流れているけど、その関係で昔から鰻を食べていたのだろうか。
それはともかく、徒歩数分のところにあるフェザーミュージアムへ車で移動。
そんな至近のところを車で移動したから、余計に時間がかかってしまったけどね。
コンパクトなミューアジアムだけど、キチッとしている。
入館料などというものはなく、無料。
受付の女性から簡単な説明を受け、館内へ。
写真は自由に撮っていいとのことだ。
フェーザーと言えばカミソリとしか思っていなかったけど、工業用のカッターとか医療用のメスなど、プロユースの知らない世界が広がっていた。
切るということは実に奥の深い世界で、厚さ数ミクロンの極薄に切る刃もあるのだ。
それとフェザーって外国のメーカーかと思っていたけど、日本の会社だった。
一通り見学させてもらい、ショップで買ったのはシェーバーと爪切り。
別にここで買わなくてもいいようなものだけど、せっかくなので記念として買わせてもらった。
受付けの女性から「今からなにかご予定はありますか?」と、こちらの気持ちを見透かしたような問いかけがあり、思わず「ランチにどこかいい店はないですか?」と訊いてしまった。
受付嬢は関市のパンフレットを出してきて、うなぎの辻屋はどうでしょうと。
辻屋は満席で入れなかったこと、ついでに寿司屋の丸吉も予約満席で入れなかったことを話せば、イタリアンのナンチャラか、フレンチのナンチャラはどうかと。
イタリアンやフレンチの店を押してくる辺り、受付嬢の若さの証しか。
和食がいいという我々の希望に応えて教えてくれたのは、「やま」という店。
カワイイ受付嬢のおすすめなので、一も二もなくそこに決め打ちで、ナビに案内させて速攻「やま」に向かった。
着いたのはこんな店で、和食の店には見えない。
ここは一風変わった店で、ここは登山道具などのアウトドアショップで、同じ敷地に「食道 やま」という和食の店がある。
経営が同じなのかもだけど、よく分からない。
こちらがその「食道 やま」。
食道とあったけど、食堂ではなく ”食道” で正しい。
看板も「やってます」とあって一安心。
丸太が豪快に積んであるけど、これを割って薪にするのは大変な作業だ。
どんな店か楽しみに入店したのだけど、予約で終わってしまったとか。
ガーン!
寿司、鰻に次いで和食にもありつけず、ランチ三連敗‼
もうダメ。
これ以上気力が続かない。
一気に豊田まで帰って向かったのは、回転寿司屋。
午後の3時にやっている店といえば、ファミレスか回転寿司ぐらいしかないからね。
それにしても岐阜関市の寿司屋まで行ったのに、結局、地元の回転寿司へ行くことになるとは。
これも人生ということで。
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