鶏肉の二段活用でトマト煮込みとチキンライス
- 2021.05.10
- 家飲み/家食べ
私の家で登場回数が一番多い肉といえば、それは鶏肉。
この日もその例に漏れず、鶏肉を使ったトマト煮込みだった。
鶏もも肉に、ザクっと切ったトマトを合わせて煮込んである。
青っぽいもの(画像では黒っぽく写っているが)はピーマンで、鶏肉にトマト、それにピーマンだけで煮込んである。
簡単そうな料理だけど、トマトの酸味が効いたいい味に仕上がっていて、美味しい。
だけど単純にトマトだけの味とは思えない。
塩とかコショーも使ってあるだろうけど、その程度の味ではない。
奥殿にどうやって味付けたのかと聞けば、カゴメの「トマト煮用ソース」で味付けたとのこと。
カゴメと言えばトマトジュースやケチャップが有名。
そんなカゴメの作ったトマトソースなので、いい味を出しているのも納得だ。
この料理に合わせたのはビール。
と言うか食事の始まりはいつもビールだけど、トマトソースで煮込まれた鶏の煮込み料理に、ビールがピッタリ。
野菜も摂る。
サニーレタスにニンジンのフラッペ、それにポテトサラダの三種盛りで、健康に良さそう。
サラダは脂肪分やアルコール分などを消す気がするけど、消える訳ではない。
消える訳では無いけど、”罪悪感” が減るという効果はある。
こんな感じで飲んでいて、そろそろ〆のご飯かなと思えば、ご飯はチキンライスとか。
チキンライスで何の異論も無いのだが、一つだけ問題がある。
それはチキンライスの担当は私。
そう、チキンライスですというのは、私が作るということなのだ。
この一杯飲んでいい気分の時に、席を立ってチキンライスを作るのが面倒だけど、ご飯は誰かが作らなければならない。
もしかすると私が作るのをアテ込んで、初めから鶏肉の料理にしたという奥殿の ”高等戦術” かもだけど、それはそれ。
家には奥殿と私の二人しか居ないのだから、どちらかが作ることになる。
誰が作るのか、などと議論していても何も始まらない。
やれる事はサッサとやればいいのだ。
と言うことで、頑張って作ったのがこれ。
ホントは卵を巻いてオムライスにしたいのだけど、卵が上手く巻けないのでチキンライス止まり。
その代わり卵スープを作った。
卵を使ったからと言っても、オムライスの代わりになる訳ではないけどね。
このオムライスと卵スープが美味しい。
チキンライスはベチャッとした仕上がりにならないよう、ケチャップの水分を飛ばして作っているのと、本だしを使って味に深みとコクを出すようにしている。
それが効いているためか、いい感じのチキンライスになっている。
で、その結果、チキンライスが私の担当になっているのだ。
卵スープは創味シャンタンを使った安直なものでも、仕上げにゴマ油を垂らすとグッと美味しくなる。
このゴマ油を垂らしただけで本格的な中華スープの風合いになるのだから、不思議といえば不思議。
この卵スープがチキンライスによく合うのは、鶏肉と卵が ”親子の関係” なので、それで相性がいいのかも。
そんなこんなで、鶏肉のトマト煮込みとチキンライスという鶏肉の ”二段活用” で、晩ご飯も終了。
ちょっと食べ過ぎだったけど、美味しかった。
ごちそう様でした。
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