梅雨寒の小寒い日は、鍋料理で温まるのが一番

梅雨寒の小寒い日は、鍋料理で温まるのが一番

 

この日、顔なじみの営業マンが訪ねてきた。

営業マンと言っても、私の仕事に関係する営業ではない。

 

彼は名古屋にある商社に勤めていて、取引先で輸出する商品の情報を集めているのだ。

取引先は豊田市内にもあるそうで、こちらに来たついでに私の事務所を訪ねてくれたもの。

 

彼とは車関係のイベントで知り合ったのが縁の、”車つながり” の知り合い。

それ以来の付き合いだけど、ウマが合うと言うかソリが合うというか、年に数回会う程度でも話が弾む。

 

話すことは車のことも多いが、違う業界の話が聞けるのも興味深く、この日も彼の業界の話に聞き入ってしまった。

そんな彼は、クラシックなポルシェを所有しているマニアックな男でもある。

彼の車はポルシェの356C。

1960年代の車だから車齢60年!にもなる旧車だけど、いま見てもエレガントでお洒落な車。

 

さすがにこれだけ古い車だと維持するのも大変で、時間も費用も大喰らいとか。

そのためか今も独身で、仲間からは「あいつはポルシェと結婚した」と言われているらしい。

 

実際の彼はオシャレで礼儀正しい好青年。

と言っても40代半ばなので、お一人様をエンジョイしている ”好中年” か。

 

この日もアレコレ話したけど、最後は飲む話に。

コロナ禍なので彼も外で飲めなくて、家飲みオンリーとのこと。

 

おかげで安く飲めていいけど、女性との接点がますます無くなるのが辛いとか。

私が、ポルシェという彼女がいるじゃないかと言えば、ポルシェはスカート履いていませんから、で大笑い。

 

こんな屈託のない話で帰っていったけど、気のいい男なのだ。


 

彼が来た日は朝から雨模様で、しかも肌寒い梅雨寒の一日。

こんな小寒い日は鍋がいいなと思っていれば、以心伝心。

 

ズバリ鍋料理だった。

鍋料理は材料を鍋に放り込めば出来たも同然で、調理なしの気楽な料理。

 

この日の鍋は、冷蔵庫にあるものを総動員して作ったとか。

チクワに厚揚げ、肉団子、茹で卵にエノキ、沈んでしまって見えないけど魚のヒラメも入っている。

 

肉も魚も野菜も何でもアリで、それを創味シャンタンのスープで合わせてある。

何でもアリの鍋だけど、これが美味しい。

 

それぞれの素材からにじみ出る味がいい出汁となって、渾然一体の美味しさ。

高級なカニとかなくても、これで十分に美味しいのだ(チョット負け惜しみ)。

 

小寒い日であっても、冷えたビールでいく。

グイッといけばいつものように美味しい。

冷たいビールは熱々の鍋に合うのよね。

 

鍋に副菜は無くてもいいと思うけど、サラダが添えられていた。

ポテトサラダとニンジンのフラッペで、いい箸休めになる。

 

締めはうどん。

残ったスープに冷凍の讃岐うどんを入れれば、美味しいうどんの出来上がり。

このコシのある冷凍の讃岐うどんが美味しくて、ここ数年(10年ぐらい?)うどんを外で食べたことがない。

 

鍋料理の締めには、冷凍の讃岐うどんが美味しくていいのだ。

しかも安いしネ。

 

暖房が欲しいような小寒い日だったけど、美味しい鍋で温まった。

ごちそう様でした。

 

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