緊急事態が引き金になって居酒屋のママが引退
- 2021.06.02
- 家飲み/家食べ
行きつけの居酒屋のママが引退するという。
ママは以前からいつかは引退しようと思っていたらしいが、コロナの緊急事態宣言で、店の営業が出来なくなったのが引き金になったとか。
休業を要請され金銭的な補償もされているけど、店は営業してナンボのもの。
営業が出来ず、他にすることもない中途半端なのがイヤで、それでキッパリと引退することに決めたというのだ。
ママは引退するけど、店はそのまま残る。
店で働いてくれていた女性(Aちゃん)が、引き継いでやりたいというので、居抜きの形で譲ることにしたという。
ここで問題になるのは店の譲り方で、店は貸店舗なので大家さんがそれを認めてくれるかどうか。
認めてくれないとなると書類上だけでも一旦店を閉め、それから新しい店として新たに契約を結ばないといけない。
そうなれば敷金や保証金、前家賃などかなりの費用が発生する。
形は居抜きであっても、契約上は新しい店になるからだ。
そのことを大家さんに相談すれば、引き続き借りてくれるのなら新たに賃貸契約を結ぶのではなく、代表者の変更ということでいいとのこと。
大家さんによれば、いま店を閉めて出ていかれても、次に誰かが店を借りてくれる保証はない。
このコロナ禍の最中、新たに飲食店を始める人がいるとは思えないからだ。
このまま借りてくれれば、大家さんも家賃収入が確保できて助かるから、それで代表者の変更という形でOKしてくれたもの。
これで金銭的なハードルが下がり、Aちゃんが店を引き継いでくれることになったのだ。
ママが引退してしまうと店で会えなくなって寂しいね、と言えば、「よく言うよ、この一年、一度も店に来なかったのに」と言われてギャフン。
コロナが明けたら一杯オゴるからからと、許しを請うた次第。
そんな話があった日の晩ご飯は、魚の煮付け。
家で出される煮付けと言えば、赤魚が圧倒的に多い。
その例にもれず、この日の煮付けも赤魚だった。
赤魚なら安く済むからだけど、これが美味しい。
煮付けといえばキンメダイが定番で美味しいけど、キンメは高価。
そこそこの大きさのものでも二千円前後はするから、家で飲むアテには贅沢に過ぎる。
家で飲むアテなら、数百円で買える赤魚で十分。
この日の赤魚は大きくて立派。
それに加えて厚揚げとチクワ、玉ねぎも一緒に煮付けられている。
厚揚げやチクワにも濃い目の甘じょっぱい煮付けの味が染みて、美味しいからね。
これはレギュラーで出されるトマトのサラダ。
完熟のトマトを塩とオリーブオイルで仕上げたサラダだけど、黒胡椒を振れば気分は一気にイタリアン。
ほぼ毎日食べているけど、これが飽きない。
ビールのアテにもよく合うし、美味しい。
こんなアテでイッパイだったけど、今日も美味しかった。
ごちそう様でした。
話は戻るけど、居酒屋のママが引退してしまうと、ママの作る美味しい料理が食べられなくなるのが残念。
だけどこれも時の流れ。
諦めるしかないが、わけぎとイカの ”ぬた” なんて絶品だったけどね。
今度飲む時に、”ぬた” の作り方を教えてもらおうか。
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