銀鮭の粕漬けは、お酒にもご飯にも相性良すぎ
- 2021.08.19
- 家飲み/家食べ
この日の晩ご飯は鮭とのこと。
しかも銀鮭の粕漬けという豪華バージョン。
これがその銀鮭の粕漬け。
分厚い身の銀鮭で、見るからに美味しそうだ。
魚の粕漬けは焼くと焦げやすい。
その辺りのことは承知の奥殿だからいいだろうが、私が焼いて黒焦げにしてしまったことも二度三度。
それを防ぐには酒粕を拭き取って焼けばいいのだけど、粕を捨てるのが勿体ないというセコイことを考えるから、黒焦げになる。
やはり捨てるべきものは捨ててしまわないとネ。
そうしないと粕漬けそのものをダメにしてしまうのだ。
そんな私の失敗作とは対照的に、キレイに焼けた粕漬けの銀鮭。
やはり経験の差が出るということか。
これはナスの揚げ煮浸し。
天ぷらを揚げた時に、ついでにナスを素揚げし、麺つゆに浸しておいたものだ。
揚げ煮浸しは日持ちするから作り置きができ、居酒屋の突き出しのようにサッと出せるから重宝する。
銀鮭にもこのナスの煮浸しにもオクラが添えられているのは、青物がこれしかないということでオクラを使い回している。
それに加えてオクラのおかか和えもあるから、オクラ三昧だ。
ここ最近オクラの消費量が激増していても、オクラは健康に良さそうだから、たくさん食べてもいいのでは。
それに美味しいからね。
そんな銀鮭をメインにしたセットがこれ。
純和風のセットで、これには日本酒ですよね。
ということで、この日は新潟の菱湖でいってみた。
フルーティーな中にも爽やかな酸味があって、奥殿の最近のイチ押しのお酒。
新潟・魚沼の八海山もそうだけど、新潟や福島、山形の方には良いお酒が多い。
お酒は寒い時期に造るのだけど、気温が低いほどいいお酒ができる。
東北や北陸地方に美味しいお酒が多いのは、冬の寒さがあるおかげだ。
お酒を発酵させる時、発酵し過ぎてしまうと辛くて不味いお酒になってしまう。
そのため発酵を抑えるのだが、発酵を抑える方法は温度を低く保つこと。
これが「酵母をいじめる」と言うことで、”いじめて” ゆっくりと発酵させると吟醸系の美味しいお酒ができるのだ。
今は冷蔵タンクや空調設備で温度管理ができるから、九州のような暖かい地方でも旨いお酒ができる。
でもそれはつい最近の話であって、数十年前までは、吟醸系のお酒といえば北陸や東北地方の蔵の独壇場だった。
それはともかく、粕漬けの銀鮭が抜群に美味しい。
油もノリノリで、その油を包み込むように酒粕の味が染み、素晴らしいハーモニーを奏でる。
銀鮭の旨味と酒粕の旨味がハモっているのだ。
ナンナン、この旨さは。
爽やかな酸味の菱湖との相性もバッチリで、箸も猪口も止まらない。
銀鮭の粕漬けに日本酒もバッチリだけど、白いご飯にも合うことは間違いない。
ただご飯になる前に、お酒のアテとして全部食べてしまったけどね。
ご飯のおかずに残しておくことができないのは、お酒との相性が良過ぎるからで、それほど美味しかったのだ。
今日は銀鮭の粕漬けが美味しくて、ごちそう様でした。
今度は朝ごはんに銀鮭もいいかな。
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