フワトロの卵かけご飯を食べると「稲村ジェーン」に会える?

フワトロの卵かけご飯を食べると「稲村ジェーン」に会える?

 

YouTube を見ていたら、日本一旨いと言われる卵かけご飯のことをやっていた。

卵かけご飯で ”日本一旨い” と言われても、眉唾まゆつばもの。

 

だけど他では見たこともないメレンゲ状の卵かけご飯で、日本一旨いかどうかは別として、変わった卵かけご飯というのは確か。

 

それがこれだ。


© 美味案内

卵の白身をホイップし、それをご飯の上にかけて卵の黄身を乗せたものだ。

 

この卵かけご飯を出す店は、鎌倉の稲村ヶ崎にある定食屋の「ヨリドコロ」。


© 美味案内

古い民家を改造した定食屋さんで、土日ともなれば、朝イチから行列ができるという繁盛店らしい。

 

余談だけど、鎌倉の稲村ヶ崎といえばサザンの桑田佳祐が作った映画「稲村ジェーン」の舞台になったところ。

映画は観ていないけど、主題歌の「真夏の果実」はよく聞いた歌。

真夏の果実  (YouTube)

もう30年くらい前の歌だけど、ついこの前のように感じる。

あの頃はみんな若かったね。

 

そんな稲村ヶ崎に、こんな定食屋さんがあるのが ”らしい” ところだ。

 

それはさておき、日本一旨いと言われる卵かけご飯がどんなものか。


© 美味案内

作り方は簡単そうなので、休日の朝ごはんに作ってみることにした。

 

用意するのは卵と小型の泡立て器。

これだけで ”日本一旨い卵かけご飯” ができると言うのだ。

 

卵と卵白を分ける。

泡立て器を使って卵白を泡立てたのだけど、画像に写っている泡立て器では小さすぎて、なかなか泡立たない。

 

泡立て器を大きいものに変えてシャカシャカすれば、数分でメレンゲ状になった。

シャカシャカすると書いたけど、実際は泡立て器の棒の部分を手のひらに挟んで、ぐるぐる回して作った。

その方が早くメレンゲ状になると書いてあったからだ。

 

奥殿が焼いてくれた卵焼きなどをセットして、私の家の ”朝定食” の出来上がり。

この日の朝ごはんは、塩サバの焼き物と卵焼きのセットという豪華版。

 

ご飯の上にホイップされた卵白を乗せる。

ここまでは完璧。

 

on the 黄身。

メレンゲ状の卵白の真上に黄身を乗せたけど、滑り台のように滑り落ちて位置がずれてしまった。

 

真ん中を凹ませて黄身を乗せるべきだったのだが、手遅れ。

今からゴチャゴチャやると黄身が潰れてしまいそうなので、このまま進行。

 

だし醤油をかけ、まぜまぜして「いただきま~す」。

食べれればこれがパフンとした食感と味で、半分空気を食べているような妙な感じ。

 

メレンゲは空気を含ませて作るものだから、それを食べれば空気を食べている感じになるのは、当然と言えば当然。

これが ”日本一旨い卵かけご飯” かと言われれば、かなり微妙。

微妙どころか、普通の卵かけご飯の方が圧倒的に美味しい。

 

食べ物の評価は個人の感想だから、ある人にとっては素晴らしく美味しいと感じても、他の人では全く違った評価になることも当然ある。

評価する人の年齢や経験によっても違ってくるだろうし、好き嫌いよっては180度違う評価になることも。

 

食べログの評価と点数、ランキングが全く当てにならないのは、こういうところにも原因がある。

この卵かけご飯も、食べログの口コミでは絶品とか極上、美味しすぎる、至福のという褒め言葉のオンパレード。

さっきも書いたけど、食べ物の評価は人それぞれで、これは私には合わなかった。

 

それより今は「える」ことが重要で、このふわとろの卵かけご飯も絵写りがいい。


© 美味案内

それに乗ってしまったのが私ということだけどネ。

 

どうです、あなたも一度お試しになられては。

簡単に作れますから。

 

それより鎌倉・稲村ヶ崎へ行ってみますか。

もしかしたら「稲村ジェーン」に会えるかも?

 

ヨリドコロ

 

 

 

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