男はちょっと褒められると舞い上がってしまうもの

男はちょっと褒められると舞い上がってしまうもの

 

少し前の話で恐縮だけど、暑中見舞いのはがきが届いた。

差出人は京都の女性で、昔からの友人。

 

いつもはメールでやり取りしているから、暑中見舞いが届くのは珍しく、もしかすると初めてかも。

で、そこに書かれている文面を見れば、彼女が出したメールに私の返信がなく、それで心配になって暑中見舞いを出したとのこと。

 

えっ?、それはおかしい。

彼女からのメールには確実に返事を出しているのに、それが届いていないとは。

どういうこと?

 

変だなと思いつつ Gmail の送信済みボックスを開いてみれば、確かに送っている。

メールが送れなかった時に届く ”Mail Delivery Subsystem” というエラーメッセージもないから、確実に送信されているし着信もしているはず。

 

彼女にそのことをメールし、着信したらすぐに返信して欲しいと依頼もしたけど、今度は彼女からの返信がない。

その時も ”Mail Delivery Subsystem” というメッセージがないから、送信もできているし着信もしているはず。

 

でも彼女には届いていない様子。

これは変だと思って彼女から来たメールアドレスを調べてみれば、以前のメールアドレスと違っているのだ。

 

しかもアドレスが微妙なところで違っているという、ややこしさ。

前のアドレスと新しいアドレスは、〇〇〇〇〇〇1@gmail. com に 〇〇〇〇〇〇2@gmail. com という感じで、末尾の数字が1番違うだけ。

これでは気づかずに見逃してしまうし、どうしてそうなっているのか謎。

 

彼女がなぜアドレスを変えたのか理由は知らないけど、メールは着信していてもメールが読まれてはいないようなので、新しいアドレスにそのことを書いて送信してみた。

 

するとすぐに返信があり、少し前にスマホの機種を変えたとのこと。

普通はスマホを変えてもアドレスは変えないけど、その時にアドレスを変更したようだ。

「したようだ」と言うのは、彼女にはアドレスを変更した覚えがないと言う。

 

なぜアドレスが変わっているのか分からないが、もしかするとスマホの販売店でデータの移行をやっていてそうなったのかも。

そうだとすれば、それはそれでミステリーだが。

 

いずれにしても前のアドレスも生きているはずなので、前のアドレスを表示させて読んで欲しいとメールした。

 

しばらくしたら、彼女から前のアドレスの出し方が分からないというメール。

複数のアドレスを使い分けている人なら簡単なことだけど、初めてだとまごつく。

 

アドレスの切り替えは、ここをタップすれば出来ますよと。

だが彼女からはタップしても前のアドレスが出ないとのことで、行き詰ってしまった様子だ。

 

Gmail のアカウントがあってもそれが表示されないのは、設定されていたアカウントを削除してしまった可能性があるので、アカウントの再設定をするしかない。

 

アカウントの再設定の仕方を、スクリーンショットも入れて説明したけど、こんなことが出来るのもネットのおかげ。

豊田市と京都の間の距離を全く感じさせず、これが本当のリモートワークだ。

 

しばらくしたら彼女から、「出来ました!」という嬉しさを全面に出したメールが返ってきた。

アカウントの再設定はハードルの高い作業で、彼女も頑張って再設定ができたとのこと。

 

おかげで私の送ったメールも含めて、前のアドレスに届いていたメールが読めたとのことで、ご同慶の至り。

そしてその「出来ました!」というメールの最後に、「それにしても〇〇くんは、エエ男はん」と。

 

この一言がめっちゃウレシイ!

あ、この「〇〇くん」というのは私のことですが、念の為。

 

男は褒められれば ”木にも登る” ところがあって、「エエ男はん」などと言われれば、リポビタンD100本を一気飲みした以上に元気になる。

しばらくは自分の頭の中で「エエ男はん」の言葉がこだまのように反響し、思い出すたびにニヤつく始末。

 

男というものは、それほど単純で単細胞な生き物なのだ。


 

そんなこと思い出してはニヤついていたこの日は、穴子の天ぷらで一杯。

初めて揚げた穴子の天ぷらが美味しかったけど、長くなってきたので、この話はまた後日ということで。

 

それにしても男は単純だ。

 

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