冬の「朝からラーメン」は身も心もサイフも暖まる

冬の「朝からラーメン」は身も心もサイフも暖まる

 

この日の朝はラーメン。

珍しいことに、ラーメンをほとんど食べない奥殿からのリクエストだ。

 

どうしたのかと聞けば、急にラーメンが食べたくなったとのこと。

食欲は時々に変化するものなので、朝からラーメンが食べたくなっても不思議ではない。

 

一番よくないのは食欲が無いことで、食べたくないとなればどこか悪いのではと思ってしまう。

それに比べれば、ラーメンが食べたいというのは健康な証拠。

ということで、朝イチからラーメンにしてみた。

 

ラーメンは私の担当なので、私が作ることに。

と言ってもインスタントなので、難しいことは何もない。

 

使うのはシマダヤの ”本生ラーメン”。

あまり聞かないメーカーだけど、美味しければメーカーなど関係ない。

 

それにしてもビールでもないのに ”本生” とは。

意味がよく分からないけど、単なる商品名なのだろう。

 

作り方は普通で、2分茹でればOK。

2分でラーメンが出来るのだから、まさしくインスタントだ。

 

袋から出してみたら3食入っている。

この手のラーメンは2食入りと思っていたから、なんか得した気分。

 

改めて袋を見てみれば、大きな文字で食入りと書いてある。

パッケージに書いてあることなど、意外と見ないのだ。

 

何も入れない ”素” ラーメンでは色気がない。

女性がちょっと口紅をさすだけでキレイになるのと同じで、ラーメンも何かトッピングしたい。

 

メンマがあったのでメンマを入れることにした。

お酒のツマミにしているメンマだけど、やはりラーメンに入れるのが本筋。

 

チャチャッと茹でればハイ出来上がり。

メンマと三つ葉をトッピングすれば、いい感じになったのでは。

 

コショーのようなものが振りかけてあるけど、これはラーメンに付いていたスパイス。

コショーとどう違うのか分からないけど、見た目もコショーとは違う。

 

スパイスと書いてあるから単純なものではなく、食べた感じもコショーとは別物。

例えれば出汁の素のようなものなのではと思うけど、ここまで拘るのはメーカーの意識の高さ。

 

早速食べればこれがなかなか美味しい。

アッサリとしながら、コクのある醤油味のスープが美味しいのだ。

懐かしい味とも言えるけど、飽きない味で食べやすい。

 

麺は細麺でツルッとした食感。

個人的にはもう少しコシがあると嬉しいけど、不味いということではない。

 

それより値段を聞いてびっくり。

この3食入りのラーメンが150円しなかったとか。

一食50円以下と思えば何の不満もない。

むしろ上々の出来で、50円でここまで作り込んできたシマダヤが素晴らしい。

 

トッピングで入れたメンマもよく合う。

ラーメンとメンマは相思相愛の間柄で、これほど相性のいいものも少ない。

 

それにしても竹(竹の子?)をここまで美味しくして食べる、中国人の食に対する貪欲さがスゴイ。

さすが5千年の歴史を持つ、中国の食文化の奥深さを感じさせる。

 

この日の朝は少し冷えたけど、ラーメン一杯で身も心もポカポカ。

しかもこれ一杯で50円以下なのだから、サイフにも優しい。

 

この日は朝からラーメンで、身も心もサイフも暖まった。

美味しくてごちそう様でした。

 

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