DUNLOP と TOYOTA の名前の神通力を思い知る

DUNLOP と TOYOTA の名前の神通力を思い知る

 

この日は豊田スタジアムへ出かけてきた。

ここで ”セントラル ラリー” という車のラリーイベントが開かれていて、それを見に行ったのだ。

 

イベントのためスタジアムの駐車場が使えないとのことで、ケッタでホイコラ。

この日の豊田市は最低気温が3.4℃と冷え込んだので、ジャンパーに手袋と防寒をバッチリ決めて出かけたのだが、自転車で走り出せば直ぐに汗。

スタジアムに着く頃には一汗かいてしまい、ジャンパーも手袋も全く必要なかった。

 

途中の矢作川やはぎがわにかかる橋で立ち止まれば、頬を撫でる風が心地いい。

それとここから見る景色にも心が癒される。

 

今日は素晴らしくいい天気で、雪をかぶった恵那山から中央アルプスの山々まで見える。

キレイな景色に軽く感動し、目線が違うだけでこんなにステキな場所があることに気付かされる。

近くにも心癒されるところがあるのだから、たまには自転車で徘徊するのもいいネ。

 

久しぶりに訪れた豊田スタジアムは、改めて見るとそのスケールに圧倒されそう。

人がいないと潤いを感じず、無機質な質感に見えるのは気のせいか。

 

スタジアムの中にも誰もいない。

今日のイベントはスタジアムの外で行なわれているのだ。

 

ここがその会場。

会場と言っても車のラリーなので、主役のラリー車はここにはいない。

ラリー車はコース(この日は岡崎市方面)を走っていて、ここは走り終えて帰ってくるピットなのだ。

 

それでも各ブースには展示用の車が並べられている。

ナンバーが付いていることでお分かりかと思うが、市販車ベースの合法的なラリーカー。

 

これはWRCに参戦しているトヨタのワークスチームのヤリスだけど、恐らく展示用のダミーか練習用の車。

それでもコンパクトカーのヤリスとは思えない迫力があるのは流石だ。

 

ピットの方へ行ってみたが、やはり車はいない。

それにしてもピットにお客さんがいない。

 

お客さんは柵で仕切られた外にいて、ラリーカーが帰ってくるのを待っているのだ。

って、私がいるところはもしかしてピットの中?

どうやら私は関係者しか入れないピット区域にいるようだ。

 

そう言えばここには受付のようなものもあったし、ガードマンもいたけどフリーパスで入れてしまった。

それどころかガードマンからは軽く会釈までされてしまったのだが、後になってその謎が解けた。

 

それは着ていたジャンパーのためだ。

この日に着ていたのは DUNLOP のレーシングジャケット。

10年以上前に買ったもので、英国 DUNLOPの本物。

DUNLOP の金看板が光っている。

 

DUNLOP はこのイベントのスポンサー。

そんなDUNLOPのレーシングジャケットを羽織っていたので、私のことを関係者と間違えたのだ。

 

それとカメラ用にネックストラップを付けていたのだけど、それがトヨタ公式のもの。

TOYOTA と DUNLOPの相乗効果は抜群で、それでピットエリアにフリーで入れてしまったのだろうけど、本来はイレギュラーなこと。

 

そうとも知らずピットの中を悠々と歩いていた私。

いま思うと恥ずかしいが、イマサラだ。

スバルのピットにいるのは古いロータスエランで、60年代の車。

 

ジャッキアップしてブレーキ周りを見ているようだけど、こんな60年も前の車を走らせていることが素晴らしい。

しかもラリーという競技で。

 

ロータス エランは、私のロードスターと同じソフトトップを持つオープンの2シーター。


© Motor Brothers

ロードスターと近似性を感じさせる車なのだ。

 

それにハードトップを被せてレーシング仕様にしてあるが、いつの時代もロータスはレースに近いところにいる。


© Motor Brothers

レーシング仕様にしても可愛らしい車だ。

 

主役のラリーカーがいないのでは見るところもないので、帰ることに。

と思ってスタジアムから出れば、続々とラリー車が帰ってくるではないか。

ピットエリエへ戻ろうかとも思ったけど、見るものは見たからこのまま帰ることにした。

 

帰る途中でも多くのラリー車に出会い、手を振れば、それに応えてナビゲーターが満面の笑みで手を振り返してくれる。

みんな楽しんでいるし、それにラリー車はやはり走っている姿が美しい。

 

今日はラリーのイベントで楽しかった。

来週は私もツーリングに行きますか。

 

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