魚の煮付けは、思ったよりも簡単な料理
- 2021.12.08
- 家飲み/家食べ
この日は魚の煮付け。
魚料理には刺し身とか焼き魚や煮魚があるけど、生で食べる刺身は得意ではなく、一番好きなのは煮魚。
中でも好きなのは濃厚な味の煮付けで、キンメダイの煮付けなんて大好きだ。
そんな煮付けは、作るのが一番難しいと思っていた。
それに比べて刺身は簡単。
刺し身は魚を切るだけで、煮るとか焼くことはないし味付けもないからだ。
居酒屋などであの店は魚が美味しいと言えば、大抵の場合それは刺身が旨いことを指す。
だけどそれは刺し身にする魚そのものが旨いのであって、板さんが旨い魚を作っている訳ではない。
こんなことを書くと板さんに怒られそうだが、切るだけで調理をしない刺し身は、料理と言えないのでは。
そう言う意味で、刺し身は料理という気がしないのだ。
で、この日は煮付けにしたのだけど、これは奥殿のリクエスト。
立派な赤魚があるから、煮付けにして欲しいとのこと。
いつからか魚の煮付けは私の担当になっているが、それは私の方が上手ということから。
料理のスキルの低い私にとって魚の煮付けはハードルが高く、砂糖とか醤油、みりんなどを使って味付けができない。
それである時すき焼きのタレを使って煮付けを作ってみたら、これがバッチリ決まってしまった。
それ以来、魚の煮付けは私の担当になってしまったという訳だ。
この日もそのすき焼きのタレを使ったのはもちろんのことで、作ったのがこれ。
奥殿の言う通り確かに立派な赤魚で、大皿でないと盛れないビッグなサイズ。
赤魚が大きなサイズだったので、今夜のセットに他の物は抑えた。
白菜の漬物にメンマを添えただけで、早速イッパイに。
甘辛の煮付けをアテに、冷えたビールをグイッといけばこれが旨い。
プリップリの弾けるような赤魚の身に、濃厚なすき焼きのタレが染みて抜群の美味しさ。
自分で言うのもナンだけど、これほど旨い煮付けを出す店もあまりない。
店で食べるより旨いとさえ思う。
しかもこれが安い赤魚なのだから、上等な金目鯛だったらどれほど美味しいだろうか。
値段のことを言うのは気が引けるけど、この赤魚は200円だっとのこと。
それでこれほど美味しいのだから、味のコストパフォーマンスは思いっきり高い。
こんな感じで気分良く飲んで、締めのご飯に。
赤魚をアテにして飲んでいたので、ご飯のおかずがない。
ご飯と味噌汁はあるからごま塩でもあればそれでいいのだけど、それだけではちょっと寂しい。
と言うことで急遽作ったのが卵焼き。
私は卵が巻けないので、焼いただけ。
焼いただけと言ってもフワっと仕上げたいので、マヨネーズを入れて半熟仕上げにしてある。
これにトマトを加えれば卵とトマトの中華炒めになるけど、トマトが欠品中なので単純な卵炒めだ。
卵焼きも美味しいけど、主役はやはりご飯。
ご飯が美味しければおかずは適当でもいい。
って、これはご飯の好きな私だけのことかもしれないが、美味しいご飯はそれだけで主役になれるのだ。
美味しかった~。
今日は赤魚の煮付けに美味しいご飯で、ごちそう様でした。
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