そのままで食べたら美味しかった天然酵母の食パン

そのままで食べたら美味しかった天然酵母の食パン

 

数日前に食べた天然酵母の食パン。

その時はトーストして食べたけど、いつもと大して変わらない味で、大げさに ”天然酵母食パン” と書く意味があるのかと毒づいたもの。

 

それが今日、生のまま食べたらこれが美味しい。

スイマセン、前言訂正です。

 

甘くシットリとした食パンで、トーストして味わうより、そのままで食べた方が遥かに美味しくてビックリ。

天然酵母がどうのなんてどうでもよく、食べて美味しければ理屈はいらない。

 

食パンはトーストに限ると信じてきたけど、それは迷信だったようだ。

今日まで、生の食パンがこんなに美味しいものとは知らずに生きてきて、もったいないことをした気分。

 

食わず嫌いとは違うけど、自分の考えに凝り固まっていては新しいものが見えなくなる。

食パンを生で食べるかトーストで食べるかは大したことではないけど、自分の考えだけが正しいという頑固な考えは嫌われる。

 

そんな頑固で視野の狭い頭では、一杯飲むにも美女が付き合ってくれなくなる(⇐そこ?)。

もっと柔軟性と新鮮さを保った生き方をしないとね。


 

ここまででタイトルの記事は終わっているけど、記事としてちょっと短いので、シシャモの天ぷらのことを書いてみたい。

 

この日、奥殿がシシャモの天ぷらが食べたいという。

ワカサギの天ぷらは聞いたことがあるけど、シシャモの天ぷらは聞いたことがない。

 

とは言え天ぷらは間口の広い料理で、大抵のものは揚げれば何とかなる。

それにシシャモもワカサギも似たようなものだからね。

 

ネタはこんな感じで用意してみた。

いつもの野菜の天ぷらに、シシャモを加えただけのこと。

 

後はいつものように衣をつけて揚げれば出来上がり。

味付けをしなくてもいい天ぷらは、調理が楽なのだ。

 

揚げたシシャモの天ぷらがこちら。

シシャモは綺麗な白い肌なので、上品な感じに揚がっている。

 

野菜の天ぷらもいい雰囲気。

盛り付けが分からないので思いつきで盛っているけど、こんなものか。

 

他に里芋の煮物などをセット。

天ぷら以外のものは奥殿の作で、特に里芋の煮物なんて私では作れない。

 

セットができれば早速ビールで乾杯だ。

いつも思うことだけど、最初のビールの一杯は本当に美味しい。

これがあるからこそ、天ぷらを揚げる気にもなる。

 

初めて揚げたシシャモの天ぷらは想像以上に美味しく、焼いたシシャモよりもはるかに美味。

シシャモの食べ方で一番美味しいのは、実は天ぷらではないかと思うほどに美味しい。

子持ちのシシャモの卵が、揚げたことによってプチっと弾けて、いい雰囲気。

 

はじめに書いた食パンと同じで、自分の知っている領域だけに閉じこもっていては、進化も発展も新しい発見もない。

 

このシシャモの天ぷらも、見たことがないからとやらずに終わっていれば、知らないままで終わってしまう。

それが失敗に終わるかもしれないけど、天ぷらぐらい失敗したところで大したことはない。

 

歳を重ねると保守的になるのは仕方ないけど、新しいものにトライする感性は失いたくないものだ。

男も ”鮮度” が大事だからね。

 

今日も美味しかった、ごちそう様でした。

 

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