お酒には方向性があって、飲む人との相性がある

お酒には方向性があって、飲む人との相性がある

奥三河・設楽町にある「cafe 音鳴おとなり」へのツーリング。

設楽町にはお酒「くう」で有名な、関谷酒造の蔵元がある町でもある。

 

せっかく設楽町まで来たのだからと関谷酒造に寄り、そこで買ったお酒がこれ。

蔵元でしか売っていないお酒で、タンクからの直詰め。

 

そのため製品として瓶詰めの形では売っておらず、量り売りという形をとっている。

空の瓶を持参すればそこへ詰めてもらえるが、空き瓶も売っているから手ぶらで来てもなんとかなる。

 

我々は空き瓶を持参したけど、よそのお酒(田中六五)のラベルがついたまま持って行ったので、どこのお酒か訳の分からない形になってしまった。

ラベルぐらい外して行けよと言われそうだ。

 

このお酒は12月5日に搾った、搾りたての新酒とのこと。

搾りたてのお酒が美味しいのか、それとも少し熟成させたお酒の方が美味しいのか、飲み比べたことがないので分からないが、この蔵元でしか買えないお酒であることは確か。

 

どんな飲み味のお酒かは、飲んでみれば分かる。

と言うことで、アテを作って早速飲んでみることにした。


 

アテに用意したのは麻婆春雨と餃子。

およそ日本酒に合わないようなアテで恐縮。

 

ツーリングから帰ってきた後なので、あれこれ作るのが面倒で、簡単に作れるものにした結果だ。

どちらもインスタントものだけど、それでも奥殿に頼まず、自分で作るだけエラいとここは自分を褒めておこう。

 

上の画像では麻婆春雨も餃子も一緒に作ったように映っているが、実際は麻婆春雨で一杯やった後に餃子を作った。

どちらも熱いうちが美味しい料理なので、時間差を付けて作ったのだ。

と言っても餃子は焼くだけで、大袈裟に言うほどのことではないけどな。

 

お酒を飲むから、お酒に合いそうなアテも盛ってある。

白菜の漬物とメンマで、冷蔵庫にあったものを盛っただけ。

 

お酒の前にまずはビールでカンパイ。

初めにビールで喉を潤すのは、”儀式” だから。

 

グイッといけばやはり旨い。

往復100 km 程度のショートツーリングなので疲れはない。

それでもビールを飲めばリラックスする。

 

インスタントものでも、この麻婆春雨が美味しい。

エノキにヒラタケ、それにホウレン草を入れて、いい味に仕上がった。

 

私がインスタントの麻婆春雨を作る時に気をつけているのは、水の量。

袋に書いてある水の量そのままで作ると、スープ春雨のようになってしまう。

それが嫌で、水の量は半分以下で作っている。

 

水の量は 450ml という指示がされていても、半分以下の200ml で作った。

これぐらいコッテリした感じが美味しいと思っても、味は個人の嗜好があるから一概には言えない。

 

麻婆春雨も終わってしまったので、引き続き餃子を焼いた。

味の素の冷凍餃子なので簡単に焼けるし、しかもこれが美味しい。

 

ここで満を持して関谷酒造のお酒を出したが、画像は撮り忘れ。

飲んでいると画像を撮るのをついつい忘れてしまうのだけど、学習能力が低いとも言える。

アホです。

 

餃子までは撮ったのに、それから先がないのだ。

画像はないけどお酒の味は覚えている。

ボディのしっかりしたお酒で、いつも飲んでいる吟醸系の軽いタッチのお酒とは趣が違う。

 

これが不味いという意味ではないけど、私の好きな味とは方向性が違う。

昔ながらの味と言うと言い過ぎかもだが、今風の華やかなお酒ではない。

 

この味のお酒が好きな方もおられると思うが、私には合わない。

料理で言えば濃い目の味が好きな人もいれば、アッサリとした味が好きな方がいるのと同じで、好みの違い。

 

搾りたてのフレッシュなお酒でも熟成させたお酒でも、方向性が合わないのは仕方ない。

お酒にも飲む人との相性があるということで、たまには合わないこともあるけど、それも楽しいことだ。

 

結局いつもの小左衛門にチェンジしてしまった。

今日はツーリングからの一杯でリラックス。

ごちそう様でした。

 

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