乾燥キクラゲは熱湯で5分で戻すことが出来る

乾燥キクラゲは熱湯で5分で戻すことが出来る

 

乾燥キクラゲがある。

奥殿によれば誰かに貰ったものとか。

キクラゲといえば中華料理に入っているものを思い浮かべるが、コリコリとした独特の食感が楽しめる。

この日は野菜炒めとギョーザ、それに焼きそばと言う中華テイストな晩ご飯なので、キクラゲを使ってみることにした。

 

だがキクラゲを使ったことがない。

キクラゲもキノコの一種で、それを乾燥させたものだから干し椎茸と似たようなもの。

それにペラペラな紙状の薄いものなので、水で戻せばなんとかなるのでは。

 

ということで、早速水で戻すことにしたのがコレ。

ところが10分経っても20分経っても、全然変化しない。

手で触ってもカチンコチンのまま。

 

どうすればいいのかと Google 先生に聞けば、乾燥キクラゲを水で戻すには6時間!かかるとのこと。

6時間もかかっていては、晩が飯が真夜中過ぎの ”深夜食堂” になってしまうではないか。

 

先に調べてから作り始めればいいのだが、それをしない私がアホ。

まあキクラゲなしでも野菜炒めぐらい作れるからいいけどと、スマホの画面を読み進めれば、6時間も待てない人は熱湯で戻すという方法もあると書いてあった。

 

そんな手があるのなら先に言ってヨ、と言いたいところだが、ここは押さえて、そのまま火にかけた。

火にかけて5分もすればこんな状態に。

これが食べるものには見えず、気味の悪いコウモリのような感じを受けるけど、間違いなくキクラゲだ。

 

それとはじめの大きさに比べると、メッチャ大きくなっている。

こんなに大きくなるものかと、これもスマホで調べれば、乾燥キクラゲは水で戻すと7倍の大きさになるとあった。

 

使うキクラゲを一個だけにしておいてよかった。

こんなの二つも三つも戻していたら、とても使い切れないからね。

 

戻したキクラゲを刻んだのがこちら。

ラップがかけてあるので見づらいけど、かなりの量がある。

 

白菜やニンジン、タマネギにキャベツなども刻んで、野菜炒めの準備は完了。

肉抜きの野菜オンリーの野菜炒めだ。

 

家にある一番大きなフライパンで野菜を炒めていく。

味付けは塩と本だし、それに味の素。

これだけで美味しい野菜炒めができる。

 

仕上げにごま油を垂らせば出来上がり。

キクラゲがいい感じに効いていると思うが、いかがだろうか。

 

これは買い置きのスパゲッティサラダ。

居酒屋の突き出しといった感じで、ビールのアテにはよく合う。

 

ギョーザは後回しにして、先ずはビール。

野菜炒めもギョーザも熱々が美味しいから、時間差をつけて出来立てを味わうことにしたのだ。

 

ビールをグイっといけばやはり旨い。

キクラゲを入れた野菜炒めは、コリコリとした食感が味わえて、街の中華屋さんが作る野菜炒めの雰囲気に近い。

 

奥殿からもコレ使えるネという一言と、美味しいという言葉もあった。

こうして奥殿に ”乗せられ” 、私が担当する料理の範囲が、際限なく拡がっていくことになるのだ

 

続いて作ったのはギョーザ。

いつもと同じ味の素の冷凍ギョーザで、いつもと同じように美味しい。

 

家では餃子が作れないので、ギョーザといえば味の素の冷凍モノの一択。

だけどこの冷凍ギョーザが美味しくて、これで何の不満もない。

それどころか店で食べる餃子よりも美味しいとさえ思う。

 

しかもこれがたったの200円以下で味わえるのだから、味のコストパフォーマンスは抜群に高い。

そのため最近は店でギョーザを頼んだことがないが、これで十分に満足だ。

 

中華テイストな晩ご飯の締めは焼きそば。

焼きそばで使った具材は野菜炒めと全く同じ。

同じ具材も使っても、味付けとか調理の仕方で別の料理にもなるという典型的な例だ。

 

キクラゲももちろん入っている。

キクラゲが入るだけで、単なる焼きそばが一段とグレードアップした感じがするし、実際美味しい。

 

奥殿によれば、キクラゲは高いものではないとのこと。

これを入れるだけで食感がグッと引き立つのだから、これからも遠慮なく使える。

これが戻すのに6時間もかかっていてはとてもじゃないけど、熱湯で5分もあれば戻すことができるのだから気楽なものだ。

 

キクラゲという新しい食材との出会いで、料理の輪郭が広がった感じがする。

今日も美味しかった、ごちそう様でした。

 

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