多忙でも飲むことは忘れず鶏わさとナス焼きで一杯

この週末は仏事が続いた。

法事に春のお彼岸があり、その支度やお墓掃除でバタバタに。

それに買い物や掃除もこなすということで、隙間なく動いていたけど、飲むことは忘れない。

と言うか、これがないと一日が終わらないのだ。

私以上にバタバタとしている奥殿に代わって、この日食事の用意をしたのは私。

晩ご飯の支度というと面倒に思えるけど、飲むアテを作ると思えば面倒に思えないのが不思議。

このあたりは飲む人特有の思考回路で、結果、作るものも食事というよりお酒のアテという感じになる。

この日作ったものは、鶏わさに茄子の油炒め焼き。

どちらも簡単にできる一品で、料理が素人の私でも作れる。

他にオニオンスライスとオクラのおかか和えと、なめ茸を添えて晩ご飯の支度完了。

これを見てもやっぱり晩ご飯ではなく、飲みのセットだな。

そうそう、このなめ茸は自家製。

私の家では食材の買い物は週に一度しか行かず、一週間分のメニューを大まかに決めて買い物をする。

だけど予定通りに行くとは限らず、むしろ予定通りに行くことの方が少ない。

そのため食材が余ったりして、今回はエノキが丸々一袋残ってしまったのだ。

買ってから既に一週間が過ぎているから、ゆっくり使っているヒマはない。

一気に使ってしまうために、なめ茸にしてみた。

エノキを短く切り、隠し味で生姜のみじん切りを入れる。

味付けは麺つゆ一発。

麺つゆの量は適当で、今回は 50cc 入れてみた。

鍋に入れて火にかければ出来上がり。

市販されているなめ茸のような、醤油漬けとは少し雰囲気が違うけど、これはこれで美味しいなめ茸になる。

そうして作ったなめ茸がコレ、って画像は取り忘れ。

全体を写した小さな画像しかなく恐縮だけど、ナスの左側に並んでいるのが自家製のなめ茸。

なめ茸はお酒のアテにもなるし、ご飯のおかずにもなるから重宝する。

準備が整えば早速一杯。

注ぎ方が下手で泡々になってしまったビールだけど美味しい。

久しぶりに作った鶏わさが、いい感じにできていた。

奥殿も鶏わさってこんなに美味しかった？とのことで、やはり美味しいのだ。

鶏わさも美味しいけど、茄子の油炒め焼きも美味しく出来ていた。

茄子と油は相性が抜群に良く、油で炒め麺つゆで味付けるだけでトロけるようなナスに変身。

ビールのあてにとてもよく合う。

こんなんで飲んでいればいい気分に。

締めには山芋をすってとろろ蕎麦にした。

刻み海苔と天かすをトッピングすれば、いい雰囲気。

食べればこれが美味しくて、乾麺の蕎麦を茹でたとは思えないほどの仕上がり。

とろろは蕎麦の七難を隠すようで、安い乾麺でも美味しく食べられる。

こんな感じで晩ご飯が終わったけど、私が作った割りには美味しかった。

ごちそう様でした。

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