餡かけ料理の三連発だけど、美味しくて飽きない

餡かけ料理の三連発だけど、美味しくて飽きない

 

この日の晩ご飯は、餡かけ料理のオンパレード。

餡かけの餡を作ったので、それを一気に使い切ってしまおうとしたためだ。

 

一皿目の料理は餡かけの野菜炒め。

餡を掛けなければ普通の野菜炒めで、それに餡を掛ければ餡かけの野菜炒めになる。

 

中華料理で言うところの八宝菜か。

八宝菜とは八種類の具を入れたという意味ではなく、多くの具材を使ったものという意味。

 

五目炒めや五目そばの ”五” と同じで、”八” も多いということ。

その意味で言えば、この餡かけの野菜炒めも立派な八宝菜だ。

 

単なる野菜炒めが、餡をかけると味のグレードが一気に上がるのが不思議。

餡の持つトロミのマジックだ。

 

これに餃子を合わせて、先ずはカンパイ。

八宝菜に餃子の組み合わせで、今日は ”中華デー” といった雰囲気。

 

久しぶりに登場の餃子は、焼きが甘かった。

上品な焼き上がりといえば聞こえがいいが、焦げが弱い。

焼き餃子はガツッと焼き目をつけた方が旨いのであって、ヤワな焼き目ではパンチに欠ける。

 

あと30秒ほど焼けばバッチリだったけど、惜しいところ。

この辺りは感覚の問題で、5分焼けばいいとか6分焼けばいいという話ではない。

 

プロの料理人は簡単そうに作っていても、そこにはやはりプロの技がある。

そいうレシピに書けないプロの技を「コツ」と言うのだろうが、これは経験を重ねて会得するしかない。

 

プロと素人の差は、このコツを体得しているかどうかの違いだと思う。

冷凍餃子を焼くだけでも、毎回仕上がりが違っている私は素人丸出しだ。

 

餡かけ料理の二皿目は、餡かけの卵焼き。

これはもう何度も作っているし、それに卵を半熟に焼いて餡をかけるだけなので、どう作っても失敗がない。

 

ただし卵を焼くのは繊細な火加減が必要で、少しでも火を通し過ぎると普通の卵焼きになってしまう。

普通の卵焼きでも餡をかければそれなりの一皿になるけど、やはり半熟の卵焼きの方が圧倒的に美味しい。

半熟のフワトロに仕上がった卵焼きは、とても美味しいからね。

 

洋風とも中華風とも言える餡かけの玉子焼きに、冷酒を合わせてみた。

どこの国の料理でも美味しいものは美味しいのであって、それには冷酒も合う。

 

この餡かけの卵焼きは、私も奥殿も気に入っているひと品。

それに簡単にできるから登場することが多いけど、全く飽きない。

卵料理は子供だけで無く、大人も大好きな料理なのだ。

 

餡かけ料理の三皿目は、餡かけの中華そば。

細目の中華麺を茹で、それに餡をかけたもの。

 

中華麺を炒めれば(焼けば)、柔らか麺の餡かけ焼きそばになるけど、茹でて餡をかけているので「餡かけの中華そば」といったところ。

これが〆のご飯で、柔らかな中華麺に餡がかかって美味しい一品になっている。

初めにも書いたけど、餡には魔法のような力があって、料理の味と雰囲気を一気にグレードアップし、美味しくなる。

 

今日は餡かけ料理の三連発で、ごちそう様でした。

美味しかった。

 

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