二日連続の赤魚で、半分を煮付けに半分を塩焼きに

二日連続の赤魚で、半分を煮付けに半分を塩焼きに

 

最近行くようになったスーパーは、魚がウリの店。

確かに鮮魚のコーナーが充実していて、魚の種類も豊富に揃っている。

しかも鮮度も良さそうで、魚好きには堪らない場所なのでは。

 

スーパーでこれほど充実した魚売り場はあまり見たことがなく、それもあってかプロの料理人も買いに来ている。

これだけ種類が豊富にあっても、家で食べるなら一種類か二種類で事足りる。

 

飲食店の人ならアレコレ買ってメニューに並べればいいけど、家ではそんな訳にはいかないからね。

今日は塩焼きにするとか明日は煮付けにするぐらいがせいぜいで、家で食べる一回の食事で何種類もの刺身に加えて、塩焼きに煮付けなどとはいかないのだ。

 

それに尾頭付きの立派な魚も大き過ぎて困るときがあり、一般的にはこういった冊のほうが便利かも。

ここは切り身の冊も充実しているから、使い勝手によって選べるのもいい。

 

そんな我々が買ってきたのは赤魚で、この店の赤魚はサイズが大きく肉厚で、そして安い。

煮付けにすればとても美味しくていいのだけど、半身を一人で食べるとお腹が膨れていまい、それだけで終わってしまう。

 

そのため今回は半身を半分にカットして煮付けにし、残った半身は翌日に塩焼きにすることにした。

半身を半分に切っても、普通の赤魚の切り身1枚分のサイズはある。

いかにこの赤魚が大きいかがお分かりかと。

 

煮付けた赤魚がこれ。

半身の半分だけど、これで十分なサイズでしょ。

 

用意ができればいつものようにビール。

これがないと始まらないので。

 

赤魚の煮付けも、いつものように美味しくできている。

淡白な赤魚の白身に、甘辛の濃厚なタレがよく合って美味しい。

それに身離れもよくて食べやすいのもいい。

 

ビールで禊が済めば、お酒の出番。

今日は居酒屋の元ママに貰った「舞姫」でいってみた。

長野・諏訪市のお酒で初めてのお酒。

 

飲めば女性的な柔らかいタッチのお酒で、名前の「舞姫」にマッチした味。

吟醸系の上品なお酒で美味しいので、飲み過ぎてしまいそう。

私のことを忘れずにお酒を届けてくれたママに、感謝しないとね。


 

こんな感じで半身を煮付けにした翌日は、同じ赤魚の半身を今度は塩焼きにしてみた。

二日連続の赤魚だけど、煮付けと塩焼きでは仕上がりが全く違う。

 

とは言っても、ビールで始まることは変わらないけどね。

それより赤魚の塩焼きの味はどうだろうか。

 

食べればこれも美味しい。

欲を言えば皮目をもう少し焦がしたほうが良かったけど、上品な仕上がりといえばその通り。

そのため焼き締まっておらず、フワっとした焼き加減で美味しい。

 

赤魚ということを知っているから赤魚と分かるけど、黙って出されたらたいか金目鯛と思うかも。

油もいい感じで乗っていて、半身2枚で400円の魚とはとても思えない旨さ。

 

せこい事を計算すれば、半身1枚を半分にして焼いているから、上の画像の一切れの原価はたったの100円。

それでここまで美味しいのだから、家で味わうのならこれで十分だ。

 

ちょこちょこランチに行っている奥殿によれば、店でもこれほど美味しい塩焼きはなかなかないとか。

値段以上のクオリティと味で、本当に美味しいと思う。

 

締めは餡かけの卵焼きにご飯。

締めにご飯がないと収まらないのは、ご飯が好きだから。

 

二日連続の赤魚の料理だったけど、美味しかった。

今日もおいしくて、ごちそう様でした。

 

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