二日連続の赤魚で、半分を煮付けに半分を塩焼きに
- 2022.09.29
- 家飲み/家食べ
最近行くようになったスーパーは、魚がウリの店。
確かに鮮魚のコーナーが充実していて、魚の種類も豊富に揃っている。
しかも鮮度も良さそうで、魚好きには堪らない場所なのでは。
スーパーでこれほど充実した魚売り場はあまり見たことがなく、それもあってかプロの料理人も買いに来ている。
これだけ種類が豊富にあっても、家で食べるなら一種類か二種類で事足りる。
飲食店の人ならアレコレ買ってメニューに並べればいいけど、家ではそんな訳にはいかないからね。
今日は塩焼きにするとか明日は煮付けにするぐらいがせいぜいで、家で食べる一回の食事で何種類もの刺身に加えて、塩焼きに煮付けなどとはいかないのだ。
それに尾頭付きの立派な魚も大き過ぎて困るときがあり、一般的にはこういった冊のほうが便利かも。
ここは切り身の冊も充実しているから、使い勝手によって選べるのもいい。
そんな我々が買ってきたのは赤魚で、この店の赤魚はサイズが大きく肉厚で、そして安い。
煮付けにすればとても美味しくていいのだけど、半身を一人で食べるとお腹が膨れていまい、それだけで終わってしまう。
そのため今回は半身を半分にカットして煮付けにし、残った半身は翌日に塩焼きにすることにした。
半身を半分に切っても、普通の赤魚の切り身1枚分のサイズはある。
いかにこの赤魚が大きいかがお分かりかと。
煮付けた赤魚がこれ。
半身の半分だけど、これで十分なサイズでしょ。
用意ができればいつものようにビール。
これがないと始まらないので。
赤魚の煮付けも、いつものように美味しくできている。
淡白な赤魚の白身に、甘辛の濃厚なタレがよく合って美味しい。
それに身離れもよくて食べやすいのもいい。
ビールで禊が済めば、お酒の出番。
今日は居酒屋の元ママに貰った「舞姫」でいってみた。
長野・諏訪市のお酒で初めてのお酒。
飲めば女性的な柔らかいタッチのお酒で、名前の「舞姫」にマッチした味。
吟醸系の上品なお酒で美味しいので、飲み過ぎてしまいそう。
私のことを忘れずにお酒を届けてくれたママに、感謝しないとね。
こんな感じで半身を煮付けにした翌日は、同じ赤魚の半身を今度は塩焼きにしてみた。
二日連続の赤魚だけど、煮付けと塩焼きでは仕上がりが全く違う。
とは言っても、ビールで始まることは変わらないけどね。
それより赤魚の塩焼きの味はどうだろうか。
食べればこれも美味しい。
欲を言えば皮目をもう少し焦がしたほうが良かったけど、上品な仕上がりといえばその通り。
そのため焼き締まっておらず、フワっとした焼き加減で美味しい。
赤魚ということを知っているから赤魚と分かるけど、黙って出されたら鯛か金目鯛と思うかも。
油もいい感じで乗っていて、半身2枚で400円の魚とはとても思えない旨さ。
せこい事を計算すれば、半身1枚を半分にして焼いているから、上の画像の一切れの原価はたったの100円。
それでここまで美味しいのだから、家で味わうのならこれで十分だ。
ちょこちょこランチに行っている奥殿によれば、店でもこれほど美味しい塩焼きはなかなかないとか。
値段以上のクオリティと味で、本当に美味しいと思う。
締めは餡かけの卵焼きにご飯。
締めにご飯がないと収まらないのは、ご飯が好きだから。
二日連続の赤魚の料理だったけど、美味しかった。
今日もおいしくて、ごちそう様でした。
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