市毛良枝さんの「百日紅-午後四時」を観てきた

市毛良枝さんの「百日紅-午後四時」を観てきた

 

芝居を観てきた。

会場は豊田市の文化会館。

芸術とか文化に縁遠い私なので、ここを訪れるのは久しぶりだ。

 

観たのは「百日紅さるすべり-午後四時」という演目で、主演は市毛良枝さん。

三年前に夫を亡くした66歳の彼女が、新しいパートナーと第二の人生に踏み出すことを軸に、彼女の兄弟姉妹の人生模様を含めて展開するストーリー。

 

彼女や兄弟姉妹のそれぞれの事情、彼女の亡き夫の愛人騒動やらで、われわれの身近にもある中高年の人生物語。


© Stage Natalie

主演の市毛良枝さんのキャラクターそのままに、派手さはないけどしっとりとした展開で心に沁みる。

 

同年代のストーリーなので、話がすっと胸に落ちてくる。

難しいテーマではなく、日常的で誰にもありそうなテーマのいい劇だった。

 

それにしても良枝さんが若々しくチャーミングで、そして美しいことに感服。


© Stage Natalie

立ち居振る舞いの姿も綺麗で、さすがは女優さん。

歳を重ねても背筋をピンと伸ばして生きないと、冴えなくてモテない男になると思った次第。

って、そこ?


 

芝居は6時からなので、晩ご飯の時間と重なってしまう。

ご飯を食べるだけなら早めに食べていけばいいけど、私の場合、晩ご飯 = 飲むとなるから、早めには食べられない。

 

かといって何も食べないのも腹が減って辛い。

ここは軽く食べて行き、帰ってから一杯飲むことにした。

 

軽く食べるにはうどんがいいだろうと、温玉ぶっかけうどんにすることに。

先ずは卵を茹でる。

半熟卵を作るつもりだったけど、結果は失敗。

固茹でのゆで卵でも半熟卵でもない、中途半端なゆで卵になってしまったのだ。

 

うどんは冷凍モノなので電子レンジで温め、器に盛って天かすなどをトッピングすれば出来上がり。

味付けは麺つゆにお任せで、これが美味しい。

 

ただしトッピングの目玉である温玉が上手くできなかったのは、さっき書いた通り。

形はひどいけど、味が美味しかったのは救いだ。

 

芝居を見て帰ってくれば一杯だけど、芝居の余韻に浸っていて作るのが面倒。

かと言って今から居酒屋へ行くには遅いし、それに雨が降っているので行く気にならない。

 

ということで、温めるだけでできる「おでん」にしてみた。

おでんのネタに濃縮された汁も付いているので、水で薄めて火にかければ出来上がりという簡単なもの。

 

このおでんで一杯飲んだけど、残念ながらこのおでんは不味かった。

厚揚げも焼きちくわも水っぽい仕上がりで、味がない。

他のネタも同じようなもので、全てがスカスカの感じなのだ。

安い物なのでこんなものだろうけど、二度目はないな。

 

締めはにゅう麺(温麺?)。

鍋料理の後には、残ったお汁にうどんを入れ卵でとじることが多いけど、出かける前にうどんにしたのでにゅう麺にした。

 

繊細な素麺に温かいお汁が絡んで、これもいいね。

夏なら冷たい素麺が当たり前だけど、もう冷たいものが欲しいと思わなくなった。

それだけ季節が進んだということかと。

 

今日は久しぶりにいい芝居が観れてよかった。

ところで私はいま何時なのだろうか。

 

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