ブラジル産の鶏肉で作った照り焼きチキンが美味

ブラジル産の鶏肉で作った照り焼きチキンが美味

 

照り焼きチキンを作ってみた。

最近、鶏の料理は山椒焼きにすることが多かったので、たまには違うものをということで照り焼きチキンにしてみたもの。

 

照り焼きチキンと山椒焼きの違いは、実はほとんどない。

見た目、山椒焼きは鶏肉を切って作るから違う料理に見えるけど、使う食材は鶏もも肉で同じだし、味付けはどちらもすき焼きのタレで決めているからこれも同じ。

違うところといえば、仕上げに山椒を掛けるか掛けないかの違いしか無い。

 

それでも受ける印象は全く違う。

山椒焼きは和食に見えるし、照り焼きチキンは洋食に見える。

見た目の違いだけで料理の国籍も変わってしまう。

それだけで印象がガラリと変わるのだから、料理の世界は奥深く、そして面白い。

 

照り焼きチキンの作り方はとても簡単。

鶏もも肉の筋などを切り、厚さが同じになるように開いて焼くだけ。

味付けはすき焼きのタレに丸投げするので、塩もコショウも使わない。

すき焼きのタレは味が濃いので、塩とかコショウを入れると味が濃くなり過ぎてしまうのだ。

 

鶏肉の裏と表に焦げ目がついたら、すき焼きのタレで味付け。

これ一発で美味しい照り焼きになる。

 

味付けに砂糖だ醤油だ味醂だと言われると、素人の私では対応できない。

それがすき焼きのタレだけで済めば楽勝。

これは麺つゆ(だし醤油)も同じことで、私が作る料理はすき焼きのタレと麺つゆに頼りきっている。

 

すき焼きのタレを入れたら、絡める感じで少し煮詰めていく。

両面にタレを絡めれば出来上がり。

 

適当な大きさにカットして盛り付ければ、照り焼きチキンの完成。

オォ、いい感じではないか。

 

これに山椒をふりかければ山椒焼きになるけど、あえて振らない。

照り焼きチキンは甘辛のタレの味を楽しむものと思っているからだけど、この辺りは個人の好みで選べば良いかと。

 

用意ができれば早速ビールで乾杯だ。

濃厚な味の照り焼きには、ビールが殊の外よく合う。

 

照り焼きには艶やかな照りがいい感じに付いていて、見た目も美味しそう。

そして食べればこれが旨い。

甘辛の濃い目のタレが鶏肉に絡んで、実に美味しいのだ。

 

奥殿からもすごく美味しいとのこと。

そして店で食べるより美味しいと、いつものフレーズ。

 

このフレーズ、私を ”ヨイショ” するための言葉だと思っていた。

だけど店の料理より私が作る料理の方が美味しいと思うことが続き、まんざらオダテた言葉でもないと思うように。

こんな↑アホみたいに不味い煮付けを出す店もあるのだから。

 

これは極端な例だけど、素人の私でもこんなヒドイものは作らないし出さない。

美味しい料理を出す店は意外と少ないのだ。

 

照り焼きチキンに使っている鶏肉はブラジル産の冷凍モノだけど、国産の鶏肉よりも美味しいと思う。

肉質がしっかりしていて、加えて旨味があるのだ。

育てる環境や与えているエサが違うのか、ブラジル産の鶏肉が赤っぽいのに比べ、国産の鶏肉は色が白っぽくて肉質もヤワ。

 

これは私の想像なので違うかもしれないけど、日本の鶏は効率重視で育てているから、なるべく動かないようにして育てているのでは。

動き回ってもらってはその分余計にエサを食べるから、動かないように狭いゲージに押し込んで育てるのだ。

 

それに対しブラジルの鶏は、走ったり歩きまわったりしている気がする。

そんなブラジル産の鶏肉は、やはり旨い。

 

しかもブラジル産のものは安い。

この鶏もも肉が 2キロで千円というから、100gあたり50円と格安。

安くて美味しいのだから、家で使う鶏肉がブラジル産オンリーになるのは当然のことだ。

 

今日はブラジル産の鶏肉で作った照り焼きチキンが美味しかった。

ごちそう様でした。

 

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