ワックスがけの後に飲むビールはやっぱり旨い

ワックスがけの後に飲むビールはやっぱり旨い

 

毎年この時期になると、床のワックスがけをどうしようかと悩む。

やらなくても困ることはないし、やったとしても誰も褒めてくれない。

結局やるかやらないかは、自分の ”やる気” にかかっているのだ。

 

そんな秋晴れの休日、ガンバってワックスを掛けることに決めた。

あれも面倒、これも面倒と言って何もしないと、ボーっとした冴えない男になってしまうと思うからだ。

 

やると決めればさっそく始めることに。

ワックスがけは作業としては単純で、床の汚れをクリーナーで落とし、それからワックスを塗るだけ。

単純な作業ではあるけど、体力を使うので疲れるのがイヤなところ。

 

先ずはテーブルや椅子を移動させ、場を作る。

床はそれほど汚れていないけど、全体に黒ずんで輝きも失っている。

 

台所の方は汚れが激しい。

調理のときに油が飛んだりして、それがこびり付くためだ。

 

使う用品はこの三種。

床用のクリーナーとワックス、それに頑固な汚れを落とすためにクリームクレンザーも用意した。

 

使う道具はコレ。

ナイロンブラシの付いたデッキブラシだ。

汚れのヒドイところはこのデッキブラシで、ガシゴシとコスリ落とす。

 

他のところは薄めたクリーナーで拭き、水拭きして乾燥させれば下準備は完了。

と書けば簡単だけど、床に這ってやる作業で、居間から廊下そして階段までやったので疲れる。

 

この下準備が作業の要で、感覚的にこの作業が全体の8割を占める。

これが済めばあとはワックスを塗るだけ。

 

雑巾がけをした床が乾いたら、床用のフローリングワイパーを使ってワックスを塗って完了。

いい感じじゃない。

 

台所周りもキレイになった。

帯状に黒く写っているのは影で、汚れではない。

これで一年は大丈夫かな。

 

ワックスがけで2時間ほど動けば、腹が減った。

シャワーを浴びて寿司(回転寿司だけど)でも食べに行きたいところだけど、昼時なので混んでいることは確実。

 

待つことが嫌いな私なので、家でご飯にすることにした。

家なら気楽に飲めるし。

ただしアテを作る必要はあるけど、これもガンバる。

 

簡単に作れるものということで、冷凍のコロッケと一口トンカツを揚げることに。

揚げものにはキャベツだよね、ということで先ずはキャベツの千切りから。

最近はよく千切りを作るので、慣れてきた。

 

揚げ物を揚げる前に、お皿をセット。

素人で段取りがヘタなので、事前に用意しておかないと間に合わないのだ。

プロの料理人なら同時並行にできるだろうけネ。

 

それと揚げ物の後にカレイのソテーも作るつもりなので、その準備もしておく。

揚げ物だけでは物足りないから。

 

カツとコロッケ揚げます。

5分ほど揚げれば出来上がりという、お気楽なものだ。

 

揚げたてをお皿に盛れば完成。

素人の私が作ったにしてはまぁまぁかな。

 

これで飲む準備完了。

店ならオーダーすれば出てくるけど、家では作らないといけないのが手間。

だけど作らないと飲めないから、時間がかかっても作るしかない。

 

さっそくビールでカンパイ。

ワックスがけをして、シャワーを浴びて腹ペコなところで飲んだので、この一杯が染みるように旨い。

やはり働いてから飲むビールは断然美味い。

 

トンカツは揚げ過ぎてしまったようで、衣が硬い。

と言うか元々こんな感じのトンカツで、パン粉が細目なのだ。

 

それに比べ、コロッケはフックラほんわかとしていて、いい感じ。

味も良く、ソース無しでイケるほど美味しいのだ。

 

先発のトンカツとコロッケのアテでビールを済ませば、抑えはカレイのソテー。

カレイと付け合せの野菜をソテーし、餡をかけて仕上げてある。

 

これがメッチャ美味しい。

上品でクセのない白身のカレイに、創味シャンタンで味付けた卵餡が絡んで、ホント美味しいのだ。

 

冷酒と合わせても違和感なく、とてもいい感じ。

和とも洋ともつかない料理だけど、美味しければ国籍なんてどうでもいい。

奥殿からは店で食べるより美味しいと、いつものフレーズだが、据え膳なら美味しいよね。

 

とは言え、奥殿が何もしなかった訳ではない。

ワックスがけも手伝ってくれたし、いなり寿司も作ってくれたから、同等の立場だ。

 

用意してくれたいなり寿司は美味しく、8個も食べてしまった。

う~ん、満腹。

しっかり働いてしっかり飲んで食べて、秋晴れの休日も終了。

 

床もピカピカで、いい気分。

お疲れ様でした。

 

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