歳を重ねても、新しい味の発見はあるもの

歳を重ねても、新しい味の発見はあるもの

 

一週間ほど前に買った大きな白菜。

美味しい白菜だけど、4 kg もあるのでこれがなかな減らない。

 

それに加えて奥殿がネギを貰ってきた。

白菜もネギも生鮮野菜なので、早く食べないと傷んでしまう。

白菜にネギとなれば、それはもう鍋しか思いつかない。

ということでこの日は鍋にした。

 

用意したのは貰ってきたネギの他に肉団子や豆腐などで、冷蔵庫にあったものを適当に盛っただけ。

それでも何とかなるのが鍋料理のいいところで、鍋は許容範囲が広い。

残り物を集めてもそれなりの形になるから、冷蔵庫の整理にもいいし。

 

こんな感じでセット完了。

野菜がメインの晩ご飯で、ヘルシーな雰囲気。

カニとかがあれば豪華な鍋になるが、カニは食べにくいから面倒。

って、カニは高くて手が出ず、負け惜しみか。

 

今日の鍋スープは、創味シャンタンで味付けてある。

創味シャンタンは中華スープの素だけど、こうして鍋の素として使っても全く違和感がない。

 

中華らしくない味で、和風の寄せ鍋のような味になるのが不思議。

しかもこれが優しい味で美味しいのだ。

 

鍋は火が通れば出来上がり。

ユーミンの歌う Chinese Sup は、煮込んでしまえば形もなくなるらしいけど、この鍋はスープではないので煮込まない。

それにしても Chinese Sup の歌詞 ♪豆は別れた男たち、煮込んでしまえば形もなくなる って、よく聞けば怖い話だな。

 

そうそう、今日はネギと一緒に大根ももらったので、大根おろしが添えてある。

これを足してみぞれ鍋にする。

 

用意ができればいつものようにビール。

鍋でも魚でも肉でも、先ずはビールからスタートするのが私。

これがないと晩ご飯が始まらないのだ。

 

あれもこれもと具を適当に入れた鍋も美味しい。

もらってきたネギも、鍋に入れればトロットロになって美味しい。

 

優しい味の鍋なので、ビールの後に冷酒にしてみた。

今日のお酒は岐阜・揖斐川町の「房島屋」。

いつもの房島屋とはラベルが違う。

これが何を意味しているのか分からないけど、値段もちょっと高級。

 

瓶の封緘には純米吟醸と書いてある。

房島屋は全てが純米吟醸酒かと思っていたけど、改めて書いてあるということは、全てが純米吟醸ではないのかも。

 

お酒は飲んで美味しければ、純米酒でも吟醸酒でも関係ない。

普通の純米酒でも驚くほど旨いお酒もあるから、能書きは関係ないのだ。

 

お酒を飲み始めてしまうとカメラを忘れてしまい画像がないけど、この房島屋はいつもの房島屋に比べてカドが取れた感じ。

こちらの方が上品で上等な味なんだろうけど、いつもの房島屋のヤンチャな味も好き。

 

どちらが上とか下とかではなく、好みというか好き嫌いで選ぶ世界。

森高千里とSuperfly とどっちがいいか選べないのと同じで、好きな方を選べばいいかと。

 

それにしても白ネギが鍋に合うね。

ネギ苦手な奥殿も、鍋に入れたこの白ネギが美味しいと言う。

奥殿はネギから出るゼリー状のものが苦手らしいけど、鍋に入れて加熱したことにより甘くトロっとしたネギに変身し、美味しいというのだ。

 

ネギはこのトロっとしたところが一番美味しいと思っていたけど、それが分かったようでご同慶の至り。

齢を重ねてからでも、新しい味の発見はあるのだ。

 

今日も美味しかった、ごちそう様でした。

 

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