歳を重ねても、新しい味の発見はあるもの
- 2022.12.09
- 家飲み/家食べ
一週間ほど前に買った大きな白菜。
美味しい白菜だけど、4 kg もあるのでこれがなかな減らない。
それに加えて奥殿がネギを貰ってきた。
白菜もネギも生鮮野菜なので、早く食べないと傷んでしまう。
白菜にネギとなれば、それはもう鍋しか思いつかない。
ということでこの日は鍋にした。
用意したのは貰ってきたネギの他に肉団子や豆腐などで、冷蔵庫にあったものを適当に盛っただけ。
それでも何とかなるのが鍋料理のいいところで、鍋は許容範囲が広い。
残り物を集めてもそれなりの形になるから、冷蔵庫の整理にもいいし。
こんな感じでセット完了。
野菜がメインの晩ご飯で、ヘルシーな雰囲気。
カニとかがあれば豪華な鍋になるが、カニは食べにくいから面倒。
って、カニは高くて手が出ず、負け惜しみか。
今日の鍋スープは、創味シャンタンで味付けてある。
創味シャンタンは中華スープの素だけど、こうして鍋の素として使っても全く違和感がない。
中華らしくない味で、和風の寄せ鍋のような味になるのが不思議。
しかもこれが優しい味で美味しいのだ。
鍋は火が通れば出来上がり。
ユーミンの歌う Chinese Sup は、煮込んでしまえば形もなくなるらしいけど、この鍋はスープではないので煮込まない。
それにしても Chinese Sup の歌詞 ♪豆は別れた男たち、煮込んでしまえば形もなくなる ♬ って、よく聞けば怖い話だな。
そうそう、今日はネギと一緒に大根ももらったので、大根おろしが添えてある。
これを足してみぞれ鍋にする。
用意ができればいつものようにビール。
鍋でも魚でも肉でも、先ずはビールからスタートするのが私。
これがないと晩ご飯が始まらないのだ。
あれもこれもと具を適当に入れた鍋も美味しい。
もらってきたネギも、鍋に入れればトロットロになって美味しい。
優しい味の鍋なので、ビールの後に冷酒にしてみた。
今日のお酒は岐阜・揖斐川町の「房島屋」。
いつもの房島屋とはラベルが違う。
これが何を意味しているのか分からないけど、値段もちょっと高級。
瓶の封緘には純米吟醸と書いてある。
房島屋は全てが純米吟醸酒かと思っていたけど、改めて書いてあるということは、全てが純米吟醸ではないのかも。
お酒は飲んで美味しければ、純米酒でも吟醸酒でも関係ない。
普通の純米酒でも驚くほど旨いお酒もあるから、能書きは関係ないのだ。
お酒を飲み始めてしまうとカメラを忘れてしまい画像がないけど、この房島屋はいつもの房島屋に比べてカドが取れた感じ。
こちらの方が上品で上等な味なんだろうけど、いつもの房島屋のヤンチャな味も好き。
どちらが上とか下とかではなく、好みというか好き嫌いで選ぶ世界。
森高千里とSuperfly とどっちがいいか選べないのと同じで、好きな方を選べばいいかと。
それにしても白ネギが鍋に合うね。
ネギ苦手な奥殿も、鍋に入れたこの白ネギが美味しいと言う。
奥殿はネギから出るゼリー状のものが苦手らしいけど、鍋に入れて加熱したことにより甘くトロっとしたネギに変身し、美味しいというのだ。
ネギはこのトロっとしたところが一番美味しいと思っていたけど、それが分かったようでご同慶の至り。
齢を重ねてからでも、新しい味の発見はあるのだ。
今日も美味しかった、ごちそう様でした。
ブログ村のランキングに参加してます⬇
にほんブログ村
-
前の記事
昭和を感じさせてくれる洋食店へ行きたい 2022.12.07
-
次の記事
京都の心が伝わる「京丹山」で一杯 2022.12.12