美味しい料理とアルコールは、密接不可分の間柄

美味しい料理とアルコールは、密接不可分の間柄

 

強い風が吹いて寒い夜。

春にこんな言葉が適当かどうか分からないけど、寒の戻りか。

 

まだ片付けていないヒーターをつけて丁度いい感じ。

昼間は半袖でもOKという4月の末に、ヒーターを入れるのもどうかと思うが、寒いのはイヤだからね。

 

そんな寒い日の晩御飯は、魚の煮付け。

寒いから魚の煮付けにしたのではなく、大きな赤魚があったのでそれを煮付けにするのだ。

 

私の家では、大まかな料理のローテーションがある。

天ぷらやフライなどの揚げ物、肉や野菜の炒め物、そして魚の煮付けや塩焼きなどで、これらをメインにしてローテーションしている。

 

他にに肉じゃがなどの煮物やしゃぶしゃぶなどを挟むこともあるし、寒い時には鍋料理が続くこともあるけど、大まかには揚げ物、炒め物、焼き物、煮物のの4種で回している。

そして今日は煮物で、魚の煮付けにするのだ。

 

スーパーで買ってきた赤魚は大きなサイズだったけど、改めて見てみればかなり大きい。

普通は半身一切れを1人分にするけど、とてもじゃないが半身一切れを一人で食べ切れそうにない。

 

どう見ても大きいので、半身を半分に切って2人分にする。

その赤魚がこれ。

半分に切ってこのサイズだから、いかに大きな赤魚だったかお分かりかと。

それにしても赤魚を半分に切るのは骨が邪魔して切りづらく、出刃包丁で叩き切ったが、女性では難儀な仕事だと思う。

 

そして大きいだけではなく分厚い。

いつもの赤魚に比べ、倍ぐらいの厚さがあるのだ。

 

味付けはすき焼きのタレに丸投げ。

味付けは砂糖に醤油、それに味醂などをと言われると、料理素人の私にはハードルが高くて作れない。

それを救ってくれるのがすき焼きのタレで、これのおかげで濃厚な味付けが簡単に出来て助かるし、味の失敗もない。

 

そうして作った赤魚の煮付けがこれ。

照りの具合もよく、いい感じにできたのでは。

それと肉厚なのがお分かりかと。

 

赤魚の煮付けだけではなく、ソーセージも焼いてみた。

解凍した生のソーセージが余っていて、生なので早めに食べた方がいいだろうと焼いたのだ。

小さいソーセージも賞味期限間近だったので、ついでに添えてみたけど、これは余計だったかも。

 

この日の夜はこんなセットで乾杯。

赤魚の煮付けとソーセージの焼いたものと、どちらがメインか分からなくなってしまったが、メインは魚の煮付け。

 

用意ができれば早速ビールだ。

う~ん、旨い!

魚の煮付けがメインと書いたけど、本当のメインディッシュはビールかも。

 

全ての料理はビールのアテと言ってもいいぐらいで、このあたりの気持ちはお酒が好きな方なら判っていただけるかと。

美味しい料理を、お酒抜きで味わうのは勿体ない感じがするからね。

 

料理が美味しければ美味しいほどお酒なしで味わうのが惜しいので、飲食店で美味しい料理をアルコールなしで味わうのは辛い。

美味しい料理とアルコール(それと美女)は密接不可分の関係だと思うが、これは酒飲みの勝手な理屈か。

 

赤魚の煮付けは、いい味に仕上がっていた。

あっさりとした白身の赤魚に、濃厚な甘じょっぱいすき焼きのタレが絡んで、上等な煮付けになっている。

 

それに赤魚自体にも油が乗っている感じで、身がしっとりとしている。

赤魚ではなく、金目鯛の煮付けかと思うほどに美味しいのだ。

 

赤魚の影に隠れてしまっているが、ソーセージも旨い。

料理屋なら煮付けとソーセージは別々に出されるだろうけど、ここは家。

家でも別々に出したいところだけど、食べる人と作る人が一緒なので上手く回せないのだ。

 

1つの料理を作ってそれをアテに飲んでしまうと、腰を上げるのが面倒になってしまい、次の料理を作る気が失せてしまうのだ。

それでまとめて作って出してしまうのだけど、本来は別々に作って出したいところ。

 

以前、家の台所を小料理屋のような対面式のオープンキッチンとカウンターに改造しようと思ったことがあるけど、その時も作る人と食べる人が一緒ということがネックになって諦めたことがある。

自分で作ってそれをカウンターに並べ、慌ててカウンターに座って「いただきます」では忙しくてしょうがない。

 

やはり料理というものはお酒を飲みながら落ち着いて食べるのが一番で、結局対面式のオープンキッチンとカウンターは諦めたのだ。

 

そんなことを思いつつ、今夜もごちそう様でした。

あ~美味しかった。

 

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