一時間半走って着いた「キッチン 風」が臨時休業【岐阜県 恵那市】

天 気の良い休日。

むしろ ”良過ぎ” とさえ言えるほどの上天気で、暑い。

そんな真夏に、屋根を開けてツーリングしてきた。

もちろん紫外線対策はバッチリやった。

日焼け止めクリームを塗りたくり、紫外線よけのために長袖の上着を羽織る。

熱の対策は車のエアコンに頼るしかないが、エアコンのファンを全開にすれば涼しく感じられる。

信じられないだろうが、今のオープンカーは空力がよく研究されており、オープンの状態で走ってもエアコンは効く。

ただしいくら効くと言ってもオープンなので部屋を涼しくすることはできず、冷風の流れる扇風機に当たっている感じだけどね。

それでも無いよりははるかにマシで、こんな感じで60キロ以上先の店へレッツゴー。

向 かった先は、岐阜・恵那市にある「キッチン 風ふう」。

この店のランチを目指して向かったのだが、着いてみればこんな状態。

なんかイヤな予感。

そしてこんな看板が、

ガッビーン！

ネットの情報では定休日は月曜日のはずなので、臨時休業ということか。

入り口にはトマトがケースごと置いてある。

臨時に休んだお詫びにトマトをどうぞ、と言う気の利いたことはどこにも書いて無かった。

なぜここにトマトが置いてあるのか不明だが、これでよく盗まれないもの。

それだけこの地域が安全で、のんびりとした所なのかと。

それはそうと、田舎の飲食店は予告もなしに休業することがある。

これは同じ恵那市にある「岩村茶寮」で、行ったら閉まっていたのは去年の秋のこと。

こちらも恵那の岩村にある「寿司幸」で、臨時休業だった。

こんな具合に臨時休業が多い。

街にある企業系の店との違いが現れるところで、田舎の個人でやっている飲食店は、地域のイベントとか集まりなどでも簡単に休むことがある。

それは仕方のないことかもしれないが、1時間半も走って休みだとガッカリするのも確か。

せめてネットで「臨時休業」のアナウンスをしてくれると助かるが、この手の店はネットの情報も心許ないからね。

せっかくなので店の周りを見てみる。

店は見晴らしが良さそう。

奥にはテラス席もあるようだ。

木々に囲まれているので、真夏の今の時期でも涼しげ。

豪華な作りではないが、別荘チックでいい感じ。

目の前には大きな山が見える。

手前の木は栗の木。

栗がたくさん付いていた。

さすが恵那栗の本場だ。

ここにいても仕方ないので、今からどうしようかと奥殿と相談。

他の店に行くか、それとも家に帰って飲むかの二者択一。

で、結論は家に帰って飲むことに決まり。

1時間半もあれば帰れるし、それに家なら飲めるからね。

ということで、パキューンと家に向かった。

途中セブンカフェで休憩。

ソーセージや唐揚げも美味しそうだったけど、ここはグッとガマン。

家でビールに合わせて、がっつりと食べたいから。

パキューンと家に帰り着き、サクッと作ったのは焼きそば。

見ての通りの大盛りの焼きそばで、腹ペコだからね。

他に冷やっこなど簡単なものを合わせて、セット完了。

さっそく「いただきま～す」。

先ずは何と言ってもビール。

このために帰ってきたのだから。

グイッといけば、冷えたビールが火照った体に染み渡る。

思わず「ウ～ン最高！」と声が出てしまう。

真夏にオープンでかっ飛んだあとに飲むビールは、最高に旨いのだ。

キッチン風が臨時休業だったのは残念たけど、こんなに旨いビールが飲めるのならそれも良かったことかと。

大盛りの焼きそばも美味しい。

リュウジの バズレシピの作り方 で作った焼きそばで、味はシットリ。

そしてモヤシはシャッキシャキで旨い。

焼きそばも美味しいけど、冷奴も旨い。

冷奴は豆腐を切って盛っただけだけど、冷たくて美味しい。

それと添えられたミニトマトがいい働きをしていて、冷奴のグレードを一段とアップさせている。

このミニトマトは奥殿が友達から貰ったもので、大き目のサイズ。

ミニトマトは多くの品種があるらしいが、このトマトが甘くて美味しかった。

と、こんな感じでガッツリと飲んで食べて終了。

真夏に恵那までオープンエアツーリングをし、臨時休業で手ぶらで帰ってきたけど、それはそれで楽しかった。

ホンネを言えばもうちょっと涼しいと最高だけど、また行きたいというのもホンネだ。

暑かったけど楽しかったし、その後に飲んだビールが最高に旨くてごちそう様でした。

さて次は何処へ行きましょうか。

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