二回目の里芋の煮っころがしは、溶けるような旨さ

二回目の里芋の煮っころがしは、溶けるような旨さ

 

の日の朝は、チキンカツを使ったカツ丼。

昨日の晩ご飯のチキンカツを作り過ぎてしまい、それを流用してカツ丼にしたもの。

カツ丼なんて作った覚えがないけど、親子丼を作る要領で作ればうまくできて、美味しいカツ丼になった。

 

コツと言うほどのこともないが、卵を半熟トロトロに仕上げたのが上手く出来た要因かと。

親子丼と同じように、卵に火が入り過ぎると美味しくない。

親子丼でもカツ丼でも、卵が半熟トロトロに仕上がっているのがいい。

 

最近は店でカツ丼を食べる機会がほとんどないけど、飲食店で卵の固まったカツ丼を出されるとガッカリする。

卵の固まったカツ丼はやはり美味しくないし、それにビジュアルも悪いからネ。

 

そんな親子丼やカツ丼がイヤで、卵が半熟トロトロになるように作っている。

今日は朝から美味しいカツ丼を味わうことができ、贅沢な気分でごちそう様でした。

 


 

して晩ご飯。

昨日、初めて作った里いもの煮っころがしが思った以上に美味しくて、それをもう一度味わいたくて今日も作ってみた。

 

作り方は昨日と同じで、すき焼きのタレと水を1対1で薄め、冷凍のまま里いもを鍋に入れて煮詰めていくだけ。

ただし昨日と違うところが一点だけある。

 

それは煮詰める時間で、昨日は20分火を入れたけど、今日は30分火を入れてみた。

長時間、火を入れていくので、弱火で煮詰めていった。

 

出来上がった里いもの煮っころがしがこれ。

見た目は昨日のものとさほど変わらないけど、食べればこれが段違いの旨さ。

 

トロッとして、舌の上で溶ける感じ。

上等な里いもを使って作ったような美味しさなのだ。

 

奥殿もこれが冷凍の里いもで作った料理とは、とても思えないとのこと。

たった10分長く煮ただけなのに、作った私もビックリの美味しさだったのだ。

 


 

ちろん里いもだけの晩ご飯ではない。

他に鶏ハムやコンニャクのピリ辛炒めなどをセットした。

雰囲気は純和風の晩ごはんかな。

 

和風のセットでも、スタートはビール。

夜はビールで始めるのが私のスタイル。

そしてそれが美味しい。

 

今日のメインディッシュとも言える鶏ハムは、濃厚な旨味が凝縮された感じの上等なアテ。

それほど量があるように見えないけど、ぎゅっと詰まった鶏ハムなので、これだけでも結構なボリュームがある。

 

こちらはコンニャクのピリ辛炒め。

ほぼ毎日出されているけど、これが飽きない美味しさ。

 

言うほどのことのない料理でも、箸休めとしてもいいし、突き出しのような感覚で摘むのもいい。

飲んでいると、こういう軽いツマミがあると嬉しいのだ。

 

鶏ハムがメインディッシュと書いたけど、里いもの煮っころがしも、メインに引けを取らない旨さがある。

素朴な料理が本当に美味しいと思えるようになったのは、歳を重ねたからかも。

自然の恵みが美味しいと感じられるのは、それだけ感受性が豊かに、そして繊細になったということかと。

歳を重ねるのも、悪いものではない。

 


 

んな美味しい里いもがあるのならと、お酒にしてみた。

出してきたのは久保田の純米大吟醸。

 

このお酒はある人にもらったもので、こんな上等なお酒をポンとくれるキップの良さが嬉しい。

上等なお酒に美味しい里いもの煮っころがしがよく合い、どこかの料亭で飲んでるような気になる。

 

今日は朝のカツ丼と、晩ご飯のとけるような里いもが美味しくて、ごちそう様でした。

ホント、美味しかった~。

 

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