冷凍食材のトンカツを揚げたけど、イマイチだった

冷凍食材のトンカツを揚げたけど、イマイチだった

 

会生活を送る上で、避けられないものの一つに人間関係がある。

小さな社会の夫婦の関係に始まり、大きなものでは勤務先の人間関係や、学生であれば学校の交友関係などもある。

 

そこには自分と同じ見方や考えの人は少ないもので、そのため相性がいいとか悪いとかの感情が生まれてしまう。

その程度で収まっていれば何ということはないのだが、中には攻撃的な態度を取る人もいるし、妬みとか嫉妬とかの複雑な感情も混じるから、人間関係が悪くなることもしばしばある。

 

これは歳を重ねて人間的に成長すれば解決するかと思えば、そんなことはない。

性格も違えば生まれ育った環境も違うし、成長する過程も人それぞれなので、同じように成長することがないからだ。

 

そんなことを思い知らせてくれることが、最近あった。

私はある団体の事務的な面をボランティアで担当しているけど、その組織の役員にしてくれという人がいたのだ。

 

その人のことは昔から知っているが、仕切り屋タイプでクセも強い。

話し方も高圧的で、人を小バカにして見下した、いわゆる上から目線の付き合いにくいイヤな男。

 

私の周りでも ”あぁアイツか” と良い評判は聞かない。

そもそも自分から役員にしてくれと言う奴に、ロクな男がいないのは昔からの通り相場。

 

役員など頼まれてもやりたくないのが普通で、自ら役員になりたいというのは名誉欲とか、自分の存在を誇示したいとかの変な感情が働いているもの。

そういう人を入れると組織が引っ掻き回され、いい人から順に去って行ってしまうことになる。

 

そうなると組織としてはガタガタになってしまい、また変な人は変な人を引っ張るから組織として崩壊する。

そうならないようにその人にはキッパリと断ったのだが、断られた相手はいい感情は持たなかっただろうと思う。

 

人間関係は難しいもので、これが正解という正しい解決方法は無いと思うが、断るときはキッパリと断らないとズルズルとしてしまうので伝えたのだ。

いずれにせよ、後味の悪い一件だった。

 


 

んな嫌な感情も、飲めばスッキリとする。

ということで、この日はトンカツを揚げて飲むことにした。

 

トンカツを揚げるといってもトンカツを作るのではなく、冷凍のトンカツを揚げるだけ。

初めての豚ロースカツなので、味はどうなのか分からない。

 

食べれば分かることだからと、早速調理開始。

って、揚げるだけのことだけどネ。

180℃ の油で5~6分揚げれば出来上がり。

冷凍食材は作らなくてもからいいから、料理素人の私でもできる。

 

包丁でカットして盛り付ければ、トンカツの出来上がり。

結構大きなトンカツで、ボリュームがある。

 

他にはいつもの突き出し三点盛りやこんにゃくのピリ辛炒め、それに里芋の煮っ転がしを添えてセット完了。

飲むには十分なセットだ。

 


 

ずはいつものようにビールで乾杯。

グイッといけばイヤなことも吹っ飛ぶ美味さ。

ビールは人間関係もリセットしてくれる、魔法の飲み物なのだ。

 

で、今日のメインディッシュのトンカツにいけば、これが思ったほど美味しくない。

まず肉が薄い。

それとパン粉が細かくて、サクッとした感じではなくガリッとした食感。

 

5枚入って600円台だったから、値段から言えば仕方のないことかもしれないが、最近家で作るようになった生パン粉を使ったチキンカツに比べて貧弱な味にガッカリ。

とは言え、これしかないのだからと食べ進める。

 

こんな時に助かるのが辛子。

トンカツに辛子を付けて味わえば、それなりに食べられる。

そしてビールも進む。

贅沢を言わなければこのトンカツも美味しいと思うが、それでもやはり家で作ったチキンカツの方がうまいな。

 

買ってきたトンカツはまだ3枚残っている。

これは揚げてカツ丼とかカツカレーにしようかと。

こういう言い方は良くないが、カツ丼とかカツカレーはごまかしが効くから。

 

今日はイマイチだったトンカツで、ごちそう様でした。

たまにはこういうこともありますから。

 

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