今年の締めは、温かい汁の「つけざる蕎麦」で

今年の締めは、温かい汁の「つけざる蕎麦」で

 

年も押し詰まり、残すところ今日の一日だけ。

私は28日からの9連休で、ウキウキとした気分で連休が始まったのに、もう4日目が過ぎようとしている。

 

その間いつもやらないところの掃除、例えば照明器具や部屋の換気扇の掃除とかに加え、年末年始の買い物に駆り出されていた。

それにパソコンでパスワードを管理する表を作ってほしいと奥殿に頼まれ、アッという間に連休の前半が終ってしまった。

 


 

のパスワードの管理表だけど、データベースソフトの Accessアクセス で作るのに手こずってしまい、二日がかりの難モノだった。

これが Access で作ったパスワードの管理表。

何に苦労したかと言えば、五十音で検索・表示させるところ。

 

「あ」のボタンをクリックすれば「あ行」の項目が表示され、「か」のボタンをクリックすれば「か行」の項目が出るようにした部分。

「さ行」以下も同じようにしてあるのだけど、これが作れなかったのだ。

 

以前、同じようなものを作ったことがあるのに、作り方をすっかり忘れている。

もう10年以上も前のことだから忘れるのは仕方ないけど、それにしてもどこから入って作ったのかさえ覚えがないのにガックリとくる。

 

表計算ソフトの Excelエクセル で簡単に作ってしまおうかとも思ったけど、ここで諦めては進歩がないしスキルも下がるばかり。

何とか作ろうと作り方をネットで参照しても、Access を使っている人はその道に長けた人ばかりなのか話が専門的過ぎて、初級レベルの私では理解不能。

 

結局、以前作ったソフトから五十音フィルターの部分をコピーし、それを改造することでようやく出来た。

マクロで書いてあったのだけど、これを私が書いたの?と自分でビックリする始末。

これを改造してなんとか動くようになり、やれやれだ。

 

作った管理表のソフトを奥殿のパソコンに入れて完成だけど、ありがとうの一言で済み。

使う人にとっては使えればいいのであって、ソフトの中身なんてどうでもいいこと。

 

それでいいのだけど、シンプルでカッコいいソフトができたと、自分で自分を褒めておくことに。

自己満足の世界だけどな。

 


 

んなことをやりつつ、昼ご飯をざる蕎麦にしてみた。

寒い冬に冷たいざる蕎麦?、と思われるかもだけど、温かいつけ汁を使った「つけざる蕎麦」で、年越し蕎麦はつけざる蕎麦にするつもり。

そのリハーサルを兼ねて、作ってみることにしたのだ。

 

つけざる蕎麦のキモはつけ汁。

動物系の出汁を効かせた、旨い蕎麦汁が必須だ。

 

この手の蕎麦では鴨汁蕎麦が有名だけど、鴨肉なんてないから鶏肉でいってみた。

鶏肉を軽く炒め、ベースを作る。

 

そこへツユを入れて火を通していく。

ツユは麺つゆとすき焼きのタレを混ぜ合わせ、それに水を足して作った。

味が濃くなり過ぎないように水を加えるけど、思ったよりも多くの水が必要だった。

 

同時進行で蕎麦を茹でます。

茹で時間は3分。

 

茹で上げた蕎麦を冷水で締め、ザルに盛り付けて温かいつけ汁を添えれば出来上がり。

食べればこれが美味しい。

山形・卯月製麺の細麺の蕎麦が、鶏だしの効いたつけ汁によく絡み美味しいのだ。

 

この手の蕎麦をあまり味わったことのない奥殿も、これは美味しいとのこと。

ということで、大晦日の年越しそばは「つけざる蕎麦」にすることにした。

って、今晩のことだけど。

 


 

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