茶色は正義!赤魚の煮付けに煮物で昼飲み
- 2025.06.23
- 家飲み/家食べ

この日は休日で買い物の日。
買い物は週に一度しか行かないので、この日を逃すと ”食糧危機” になりかねない。
買い物はスーパーが2軒にドラッグストア、それに酒店の4軒を回る。
それらの店が点在しているので、4ヶ所を巡ってくると2~3時間ぐらいかかる。
スーパーに立派な赤魚が並んでいて、煮付けにすれば美味しいアテになるのではと。
ご飯のおかずとして考えるより、お酒のアテとして考えるところが酒飲みの性。
そんなことを思いつつ、予定になかった赤魚もお買い上げだ。
休みの日は一日二食で、昼から飲みになることも多い。
この日も3時から飲むことにして、赤魚の煮付けを作ってみた。
これが今日のメインの煮付け。
画像ではサイズ感が伝わらいけど、大きくて身の厚い立派な赤魚だ。
もちろん煮付けだけではなく、野菜の煮物や里芋の煮っころがしなどを合わせてセット完了。
今日は和のセットで、昼から飲みのスタート。
先ずはビールをグイッと。
う~ん、ビールが美味い!
ビールと言っても新ジャンルの一杯で幸せに包まれるのだから、安上がりな私だ。
この日の主役、赤魚の煮付けはメッチャ美味しい。
大きいだけでなく脂も乗っていて、箸を入れると身が弾けるように割れる。
脂の乗った白身に、甘じょっぱいタレが絡んで上等な味。
赤魚は身離れが良く食べやすい魚だけど、これだけ大きいとますます食べやすい。
奥殿も満足そうで、すごく美味しいとのこと。
これほどの煮付けは、居酒屋でもなかなか出ない。
というか居酒屋のお品書きに ”煮付け” というメニューを見ないのだ。
これは私が行く店がたまたまそうなのかもだけど、他の店でも魚の煮付けが美味いという話を聞かないから、やはり煮付けが無いのだ。
魚の煮付けは時間がかかる料理なので、それを嫌って作らないのかも。
その点、刺し身は切って盛れば出来上がり。
刺し身は煮付けより値段が高いから、売上げも伸びる。
飲食店は売上げとともに効率も重視するから、手間がかかって儲からない煮付けを敬遠しているのかもしれない。
刺し身の話が出たついでに、刺し身の話をちょっとしてみたい。
行きつけの店の板さんが言っていたことだけど、刺し身は料理をした気がしないと言う。
切って盛るだけで、腕の見せどころがないからとか。
あの店は刺身がうまいねと言っても、それは仕入れた魚が美味しいのであって、魚(刺し身)を作ったのではないと言うのだ。
仕入先の魚屋さんが良いものを選び、それを店に卸したから美味しいのであって、店の板さんがいい魚を作った訳ではない。
この板さんにとっては、食材を煮たり焼いたりして手をかけ、味を付けて盛ったものが料理であって、それが板前の腕の見せどころと言うのだ。
もちろん刺し身をキレイに見栄え良く盛り付けるのもプロの技だけど、料理をした感じがしないらしい。
この板さんにすれば、”作る” ことが料理ということかと。
ゴチャゴチャと書いたけど、刺し身が得意では無く、自分から刺し身を頼むことのない私が偉そうに言うことではないけどな。
話を逸らして恐縮。
赤魚の煮付け以外の料理も美味しかった。
これは里芋の煮っころがし。
冷凍の里芋を使った煮っころがしで、これがしっとりとした里芋でとても美味しいのだ。
奥殿は里芋はこれを使うのに限ると言う。
里芋の皮を剥く手間もないしゴミも出ない。
それに冷凍ものなので年中手に入り、食べたいときに作れるのもいいからと。
これは煮物で、貰い物のジャガイモを消費するために、ニンジンや糸こんにゃくなどを合わせて煮物にしてある。
作り置きなのでほぼ毎日出されるけど、飽きることはない。
こういう味は昔から馴染んだ味で、飽きない味なのだ。
こんな感じで飲んでいたけど、ご飯は省略。
大きな赤魚だったから、それだけでお腹が膨れてしまったから。
今日も美味しくて、ごちそう様でした。
それと今こうして画像を見てみると、この日の料理は全部茶色だったな。
でもこれが美味しかったからこれでいい。
茶色は正義なのだ。
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