好きな味を言葉で表すのは不可能なことかと

好きな味を言葉で表すのは不可能なことかと

 

日の朝、平日と同じように5時に起きてしまった。

 早く起きて何かをするわけでもなく、ボーっと過ごす時間もいいもので、こんな時間があると心からリラックスできる。

 

好きな音楽をかけ、夜明け前のカフェオレを飲みながらネットサーフィンなどをしていれば、腹が減ってきた。

で、今日は親子丼にするつもりだ。

 


 

子丼は私の得意な料理の一つで、自分で言うのもナンだけどこれが美味しい。

ということで、先ずはご飯を炊くことから。

ご飯がないと親子丼が作れないからネ。

 

私の家では、ご飯は鍋を使って炊いている。

それはガスレンジにご飯モードがあるからで、これがあるからこそ私でもご飯が炊ける。

以前は電気の炊飯ジャーで炊いていたけど、気のせいかガスで炊いたご飯の方が旨い。

 

それに炊き上がる時間はガスの方が圧倒的に早い。

2合のご飯を炊くのに、蒸らしの時間も含めて30分ほどで炊き上がる。

ガスの方が火力が強いのだ。

以前使っていた炊飯ジャーは、今はご飯を炊く用途にではなく、鶏ハムを作る道具になっている。

 


 

殿も起きてきたようなので、親子丼を作ることに。

用意するものは卵に鶏肉、タマネギにシメジ。

シメジは無くても構わないけど、入れれば美味しくなるので、有ればいつも入れている。

 

私は鶏肉を軽く炒めてから野菜を入れ、火を通している。

その方が香ばしく仕上がるから。

 

具に火が通ればすき焼きのタレを水で薄めたもので味付けし、軽く溶いた卵を回しかけ、半熟トロトロの状態で出来上がり。

これを小どんぶりに盛った温かいご飯の上に乗せれば、親子丼の完成だ。

 


 

噌汁と漬物を添えて、いただきま~す。

食べればこれがいつものように美味しい。

 

半熟とろとろの卵と具材に、すき焼きのタレで作った甘じょっぱい味が絡んで美味しいのだ。

奥殿はもう少し薄味の方がいいらしいが、冷たいようだけどそれは無視。

自分の好きな味で作るのは作る人の特権であって、どうしても自分の好きな味の料理が食べたければ、それはもう自分で作るしかない。

それは他人(奥殿も他人だから)がどんな味が好みなのか、正確には分からないからだ。

 

食べてみてもう少し薄い味がいいとか、醤油を効かせた味がいいとかは言えても、こういう味がいいと言葉で表現するのは難しいもの。

自分の好きな味を正確に表現するのはとても難しいことで、不可能だとさえ思う。

 

甘過ぎると言ってもどの程度甘いのか分からないし、薄味がいいと言っても醤油を少なくするのか塩を少なくするのか、それとも出汁を多めにするのかで違う味になるから、同じ薄味でも千差万別。

味というのはそれほど深淵微妙なものなのだ。

 

それはともかく、もう少し薄味がいいという奥殿も、この親子丼は美味しいとのこと(←どっちだ)。

そりゃ朝から据え膳で親子丼が食べられるのだから、不味いなどとは言えないよな。

 

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