久しぶりでも美味しかった「志庵」の蕎麦【瀬戸市】
- 2015.04.21
- 愛知県(豊田市を除く) 日本酒
小糠雨の「窯垣の小径」を後にし、蕎麦屋「志庵」に向かう。
車でほんの数分の距離で、歩いても行けるようなところ。
午後も一時過ぎなので空いてるだろうと思ったら大間違いで、何と行列。
市内で「陶祖祭り」というイベントをやっていて、それでこんなに混み合ってる。
待たされても奥殿はここがいいということで待つことに。
20分ほどで呼ばれて入店。
大晦日の年越し蕎麦以来だから四ヶ月半ぶりの志庵。
私の顔を見るなりマスターが話しかけてきて、覚えていてくれたのが嬉しい。
撮影も自由にどうぞとのこと。
プロフェショナルな厨房機器が並ぶキッチンが見えるカウンター席。
私にとってはここが一番の特等席。
蕎麦屋というよりダイニングバーの趣き。
家にもこんなプロユースの厨房機器が欲しいけど、数百万はするだろうからムリ。
メニュー。
嬉しい事に「小左衛門」が置いてある。
飲めば旨い酒だけど、生産量が少なく知名度も低いためにマイナーな存在の酒。
それがこの店にもあるとは、小左衛門も少しずつ認知されてきてるということか。
小左衛門のファンとしては知名度が上がるのは嬉しい半面、私だけが知ってるという優越感が無くなるのは寂しいという、複雑なファン心理。
でも「志庵」に置いてるというのは、やはり嬉しい事。
で、小左衛門を頼んだら売り切れ。
ならばと鳳凰美田を頼めば、これも売り切れ。
「売り切れで申し訳ない」というマスターの顔が嬉しそうに見えるのは、蕎麦前として頼んでくれることが嬉しいからなのでしょう。
で、よく分からないまま「亀治好日」。
前にも飲んだことが有るようなないような、、、記憶が曖昧。
瀬戸織部の酒器に入れられてきた「亀治好日」。
瀬戸物の産地だけあっていい酒器を使ってる。
お酒は辛口のスッキリとした味で、サラっとしたタイプ。
これは湯呑みで、これも瀬戸織部か。
こういった気の利いた器は探してもなかなかない。
摘みで頼んだ海老天ぷら。
これはこれで旨いけど、他のものも気になる。
メニューにあったトマトスライスとか鴨ロースなど美味しそう。
食べたいのはやまやまだけど、こんなのを頼めばお酒も追加となるのは必至。
そうなると昼から宴会になってしまうから、ここは自重。
蕎麦前でいい気分になったところでざる蕎麦を。
カウンター席なのでオーダーが直に通じるからタイムロスがない。
サッと提供されたざる蕎麦。
これは二八の蕎麦で十割そばも有るけど、二八の方が好き。
細めのしっかりとした腰のある蕎麦で、喉越しもいい旨い蕎麦。
量も意外とあってこのクオリティーで700円は値打ち。
〆は蕎麦湯。
濃厚な蕎麦湯が旨い。
お客さんはまだまだ来店。
蕎麦があるだけは応対していたけど、蕎麦の残りが少なくなって昼営業は終了。
蕎麦が無くなってしまってはどうしよもない。
◆ 店情報 (情報は確認して下さい)
店名 : 手打ち蕎麦 「志庵」(シアン)
住所 : 瀬戸市栄町12 (記念橋北詰)
電話 : 0561-82-3051
営業 : 11:00~15:00 / 17:00~21:00 / 火曜定休
久しぶりの志庵だったけど、いつもと変わらぬ旨い蕎麦が食べられて嬉しい。
今度は夜の雰囲気も味わってみたいところ。
また行きます。
ブログ村のランキングに参加してます⬇
にほんブログ村
-
前の記事
雨に煙る「窯垣の小径」【瀬戸市】 2015.04.20
-
次の記事
「ことこと」改め「おかととき」で一杯会【豊田市】 2015.04.25