桜と残雪の白山がきれいな春の「白川郷」【岐阜県】
飛騨清見の豆腐料理屋でランチした後、向かった先は世界遺産の白川郷。
いくら下道が好きと言っても、ここは高速を使わないと恐ろしく大回りになるので、東海北陸道へ。
高速に乗ってから気付いたけど、飛騨清見と白川郷の区間はトンネルばっかり。
しかも 11 km!もある長大な飛騨トンネルもあるからエラいことに。
そこを屋根を閉めずに乗ってしまったから、大変な目にあってしまった。
トンネル内の大騒音がガーゴー、ガーガーと耳を直撃。
今さら屋根を閉めるわけにもいかないので、そのまま突っ走ってしまったけど、白川郷に着いた時には耳がキーンとしてヘロヘロに。
トンネルの多い高速に乗る時は屋根を閉め忘れるとエライ目に合う。
って、合ってしまったけど。
白川郷では残雪の白山に迎えられ、とてもいい雰囲気。
白川郷が初めての奥殿は、この景色に感激の様子。
桜も咲きはじめている。
下界とは季節が一ヶ月以上遅い感じの遅い春だ。
激混みという程でもないけど、観光客は多い。
最近はどこもそうだけどChineseやKoreanが多く、ここも7割ほどは外人さん。
それにしてもChineseは賑やかで、よくあれだけ喋り続けられるものだと感心する。
例外なくカメラ、スマホ、タブレットでやたらと撮影してる。
中にはウェラブルカメラ(スポーツカム)で撮影しながら歩いてる人も。
白川郷の風景を見て彼らはどう思うのだろうか。
一度聞いてみたいもの。
奥殿に ”これが白川郷 ” を見てもらおうと、城山の展望台へ。
歩いても行ける距離だけど、上りがきついからシャトルバスで上がる。
料金は200円。
不思議なことに外人さんは一人もいない。
後で分かったことだけど、外人さんたちはみんな歩いて登ってきていた。
歩くことには抵抗がないみたい。
10分とかからずに到着すれば、この景色が広がる。
合掌造りの白川郷が広がり、右奥には白山連峰がついたてのように聳えてる。
近くから見るのもいいけど、こうして引いて見るのもいい。
綺麗なChineseが自撮りしてる。
シャッターを押して欲しいような目線を送ってきてたけど、奥殿の手前自重。
顔が似てるから姉妹だったかも。
いま思うと、国際親善のために撮ってあげれば良かった。
ついでにお茶でも、って、あくまでも親善のためですから、念のため。
城山からの帰りは下りなので歩いて再び街中へ。
この集落の中で一番大きな家屋の和田家。
資料館として公開してるけど中は見ていない。
水を張った田んぼに映る合掌造り。
日本の原風景。
ちょうど村会議員の選挙をやっていた。
選挙事務所も合掌造り。
綺麗な茅葺きの屋根。
民宿の看板があるから泊まれるみたい。
白山の麓なので水が豊富に湧いていて、水路にはニジマスがいる。
生け簀のように使ってるから、民宿の料理の材料なのか。
こちらもかなり大きな家。
茅葺きの屋根を維持するだけでも大変そう。
踏み板がコンクリートの吊り橋。
目眩のような微妙な揺れがある。
奥殿も堪能できたようで、ご同慶の至り。
さあ帰ります。
もちろん屋根は閉めて帰ります。
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