「山遊里」で作った自作のソーセージ【豊田市下山】
豊田市の東部山間地の旧下山村にあるソーセージの「山遊里」(ヤマユリ)という店から中元の案内が届いた。
いつもはFAXで注文するのだけど、案内のパンフにソーセージの手作り体験もできるとあったので、プチツーリングも兼ねて行ってきた。
あ、お中元で頼んだ物はプロが作った品なのでご心配なく。
ソーセージ作りは10時からだけど30分も前に着いてしまい、車でほんの数分の場所にある「香恋の里」(カレンノサト)へ行ってみる。
直ぐ上流には羽布(ハブ)ダムがある。
ダムからはちょうど放水していた。
ここは飲食と物販の店で、ここも10時からでまだ開店前。
水辺で緑も多く気持ちのいい所。
気温も低く、涼しいを通り越して肌寒いほど。
散策路が整備されていて散歩してる人も多い。
橋は吊り橋で、渡った先にはドックランの施設があった。
吊り橋と言ってもガッチリとした作りなので、揺れることは無い。
ここがドックランの施設。
犬にとっても人にとってもとてもいい環境。
こんな良いところとは知らなかった。
また時間があるときに来てみましょう。
時間になったのでソーセージ作りの「山遊里」へ。
受付も済ませ早速ソーセージ作りに取り掛かる。
料金は1Kg 3,000円で、二人で作業するのに適した量だとか。
我々二人だけでちょっと寂しい。
作り方はここに書いてあるとおり。
指導してくれる女性が丁寧に教えてくれるから、別に読まなくてもいい。
材料、道具などは全て準備されてる。
そこに岩塩(モンゴル岩塩?)をよーく混ぜ合わせる。
肉自体も冷たく、そこに氷水を足してるから手が思いっきり冷たいとのこと。
私はやっていないから分からないけど。
コネコネが済んだら二つに分ける。
これが香辛料。
一つはガーリックを入れ、もう一つは何も入れずにプレーンなままにした。
水鉄砲のよなものの中に肉を詰めていく。
空気が入らないようにぎゅうぎゅうに詰めるのがコツだとか。
肉を詰めたらこの引き金のような部分をセット。
これで絞り出せばソーセージが出来るという仕組み。
引き金を引けば肉が押し出されてくる。
ぎゅう詰めにすると茹でた時に爆ぜるから、緩めに詰めていくようにとの指導。
こんな感じに出来る。
とても面白い。
全てを詰めて腸を縛ったところ。
思ったほど難しくはないけど、詰める量の感覚が掴めない。
これを適当な長さに摘んでクリクリと捻っていく。
出来た。
先生によると空気が入ってるから針を刺して空気を逃がすとのこと。
我々ではどれに空気が入ってるか分からないけど、先生には見えてるようだ。
針刺しは先生がやってくれた。
後は大鍋で茹でるだけ。
温度は70℃~80℃で、20分茹でる。
80℃以上だと旨味が湯に溶け出してしまい、70℃以下だと殺菌できないらしい。
先生とあれこれ話していたら、待つほどもなく出来上がり。
オオ、いい感じ。
先生から熱々を食べてごらん、と言われて一本食べたらこれが旨い。
自分で作ったからという訳ではなく、本当に旨い。
市販のソーセージには練り物のような感があるけど、これは肉そのものの感じ。
粗びきよりも肉肉しくて、しかも中身は豚肉と岩塩のみなのにこれほど旨いとは驚き。
大げさでなく今まで食べたソーセージの中で一・二を争う旨さ。
旨いソーセージが食べたくなったら又ここで作ればいいと思うほど。
このあと、同じ敷地内にあったそば屋でそばを食べて帰ることに。
地元の蕎麦好きが集まって同好会を作り、その人達で店をやってるらしく街興しのような感じ。
エッジの立った蕎麦はかなり本格的で美味しい。
これで500円はお値打ちで、地域のためにも頑張って欲しい。
ただしコンテナ改造の店はペンキを塗り直したほうがいいのでは。
これじゃバラックだ。
美味しい物も不味く見えてしまいイメージが悪いから。
さあバキューンと帰ってソーセージでビールを飲むぞ。
ブログ村のランキングに参加してます⬇
にほんブログ村
-
前の記事
鉄板ホルモン「すもも」の冷麺【豊田市】 2015.06.04
-
次の記事
手作りソーセージにはビールがピッタリ【自宅】 2015.06.08