”家庭訪問” でもらった奈良県御所市のお酒「楓」【自宅】
- 2019.05.15
- 日本酒

「こんにちは」と、事務所に突然現れた美女。
誰かしらと思えば、行きつけ(最近はすっかりご無沙汰だが)の小料理屋のママではないか。
実は一ヶ月ほど前に退院後の私の病状を気にして、ママから電話があった。
ママには万全ではないけど社会復帰もしているし、お酒も毎日飲んでいるヨ、と応えれば、都合のいい時に美味しいものを食べに行こうか、ご馳走するからとのこと。
「ありがとう、また連絡するね」と言ったきりママに連絡しなかったら、この日ママがお見舞いを兼ねてやって来たということだ。
ママが言うには連絡がないから ”家庭訪問” したとのこと。
ママが来たのが職場だからいいようなものの、これが本当の ”家庭訪問” だったら、一悶着起きかねない。
美女が突然家にやってきて「〇〇くんのお見舞いに来ました」などと言われれば、ややこしいことになること必至。
加えて奥殿に辻褄の合わない説明をしようものなら、修羅場と化す。
そこら辺りはママも心得ているから大丈夫だろうが、 ”家庭訪問” の言葉にはビビったね。
それでお見舞いとしてママが持参してくれたのがこのお酒。
奈良・御所市(ごぜし)のお酒で、「楓」という純米大吟醸。
ママと天ぷらを食べに行った時にその店にあったお酒だが、一合で二千円とあまりにも高価だったため、頼めなかったのだ。
その記事 ⇒天ぷら屋「まつ葉」
で、カメラ女子でもあるママが、近い内に撮影旅行で奈良へ行くから探してくるねと言っていたお酒だが、その時は見つけられなかったらしい。
それをママは気にしていたらしく、出入りしている酒屋さんに頼んで手に入れてくれたものを ”お見舞い” として届けてくれたのだ。
天ぷら屋で一合で二千円もしたぐらいだから、相当に高いお酒だろうに。
そんな高級なお酒をポンッと気前よくくれるなんて、その気っ風の良さがママらしい。
ママはサッパリとした真っ直ぐな女性なのだ。
こんな貴重なお酒は勿体なくておいそれとは飲めないけど、飲まずにお蔵入りしてしまってはもっと勿体無いことになる。
何かの機会に頂戴することにして、取りあえずは冷蔵庫に保管ということにした。
最近、飲みのお誘いが多い。
退院して以来どこへも飲みに行っていないこともあって、誘いが溜まっていることもあるし、中には退院祝いに飲みに誘われていることもある。
退院祝いに ”飲み” というのもナンだけど、そんなお誘いがあるだけでもありがたいことと感謝しないとね。
飲めることとか料理が美味しく食べられるというのは、健康ならではのこと。
体調を崩す前はそんなことは当たり前だと思っていたが、病気になるとそれはとても貴重なことだということに気付かされる。
つくづく健康のありがたさを知った次第だ。
さ、今夜も家飲みにしますか。
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