同じ「さしすせそ」でも料理と女性では意味が違う【自宅】

同じ「さしすせそ」でも料理と女性では意味が違う【自宅】

 

この日の料理担当はワタシ。

奥殿が実家に用事があるためだが、いつもの通り料理のレパートリーが少ないのが悩みどころ。

 

そんな私が味噌や砂糖を使ってタレを作り、茄子を焼くことにした。

何故そんなことをするのかと言えば、茄子が沢山あるからそれを料理するためだけど、茄子と言えば焼いて醤油で味付けるだけ。

 

それでは代わり映えしないので、たまには違う味付けにしたいからとネットで検索したら、甘辛の味噌で味付けるのが出ていたのだ。

ただし味噌や砂糖を使うタレなんて作ったことがない。

 

これもネットで検索したのだが、そこにはこんなことが出ていた。

料理の世界で砂糖や味噌などの調味料のことを「さしすせそ」と言うとある。

 

料理のスキルが低い(無いとも言える)私はよく知らないが、次の五種の調味料のことを指すという。

さ…砂糖
し…塩
す…酢
せ…醤油
そ…味噌

言われてみれば基本的な調味料のことだが、この「さしすせそ」をネットで検索していて、面白いことがヒットした。

 

そこには「モテる女性の ”さしすせそ”」とあって、料理の「さしすせそ」とは全く別次元の話。

これが面白い。

日々モテ女子のために励んでいる女子には ”今更” のことだろうが。

 

この「モテる女性の ”さしすせそ”」は、女性が使って男が喜ぶ言葉のことで、女性が男性を落とす「必殺法」とある。

それがこれだ。

さ…さすがですね
し…知らなかった
す…スゴ~い! or ステキ
せ…センスいいですね
そ…そうなんですか

どの言葉も男のプライドとか見識をくすぐる言葉で、これを言われて喜ばない男はいない。

 

それにしても女性は肌のお手入れを欠かさず、ダイエットにも励み、ファッションにも気を使い、化粧も念入りにして ”女” を磨いている。

加えてこんな「必殺の言葉」まで訓練してるとは。

女性は努力してるのだ。

 

それに引き換え男のだらしない事。

身だしなみにも気を使わず、内面も磨かず、食事のマナーも成っていないようでは女性に見限られる。

 

女性は日々磨いている。

男も努力しないとますます置いていかれるし、モテなくなること必至。

 

それにしても女性の女磨きにはスゴイものがあるが、日々努力しているのだから、それは認めてあげないとね。

それで綺麗さと若さを保っているのだから。

 


 

話がすっかり変な方に行ってしまったが、何の話だったけ?

そうそう、料理の「さしすせそ」だ。

 

それは五種の調味料のこととあるが、私ではその調味料を使いこなすことが出来ない。

なので醤油と砂糖で作る甘辛ダレも、ネットが頼り。

 

ネットで調べたレシピから、適当に選んで作ったのがこちらの味噌ダレ。

白味噌をお酒で溶かし、砂糖とキムチの素を混ぜたものだ。

 

茄子を油で炒め、このタレで味付ければ出来上がりという簡単なもの。

あとは作るだけで、名付けて「ピリ辛の甘味噌で仕上げた 茄子の炒めもの」だ。

 

他には野菜炒めも作る。

こちらはオイスターソースで味付けるから、「キノコの入った新鮮野菜のオイスターソース炒め」か。

 

”新鮮野菜” と書いたが、”新鮮” なんて言葉は定義が実に曖昧。

飲食店のメニューにも時々こういった書き方のメニューがあるけど、”新鮮” とか ”朝採れ” などには基準がない。

 

腐っていては話にならないが、そうでなければ普通のものに ”新鮮” と書いてもお咎めは無い。

それに ”朝採れ” といってもその日の朝とは限らず、もしかしたら三日前の朝かもしれないが、これも問題にはならない。

 

実際はどうであれ、新鮮とか朝採れと言うだけで美味しそうに感じるが、それは言葉のマジック。

イメージだけで美味しく感じてしまうが、惑わされないようにしないとね。

 

そんなことはさて置き、この日のメインは実は長芋。

これを擦り下ろして本だしと出汁醤油で味付ければ、ご飯にピッタリ。

 

メインディッシュと呼ぶにはナンだが、ご飯にかけて食べればこれが抜群に旨く、これがあればご飯のおかずは何も要らない。

そういう意味で私の中ではメインディッシュなのだ。

 

だけどいきなりご飯では味気ないし、それに飲むからこれは最後にする。

と言うことで用意したのが、「野菜のオイスターソース炒め」などだ。

奥殿も帰ってきたのでさっそくビール。

 

プッハ~、一杯目のビールはどうしてこんなに旨いのだろう。

これがあるからビールが止められない。

 

「キノコの入った新鮮野菜のオイスターソース炒め」も、野菜が新鮮かどうかは別として旨い。

オイスターソースのちょっと甘目の味が美味しい。

加えてキムチの素を少し加えてあって、それがコクと深みを与えている。

美味しい野菜炒めになっている。

 

それとキャベツは芯に近い方を使ったけど、葉っぱの方より甘く感じる。

芯の方が甘味があるのだろうか。

 

竹輪の盛り。

これはスーパーで買ったもので、マルヘイ商店の竹輪と比べると味がかなり落ちる。

 

ただし値段もかなり違う(スーパーの物が安い)から、同じ土俵で比べては無理がある。

これはこれで相応に美味しい、というのが正確なところか。

 

そんなこんなで一杯飲んでいればお腹が膨れてしまい、「ピリ辛の甘味噌で仕上げた 茄子の炒めもの」は明日に回した。

メインディッシュの長芋のとろろがあるからだ。

 

それがこれ。

本だしと出汁醤油で味付けてあるが、これが旨い。

 

ご飯にかけてとろろご飯にすれば、美味しくて何杯でもいけてしまいそう。

奥殿からも美味しいとのことで、ご同慶の至りだ。

 

今日は料理の「さしすせそ」からモテ女子の使う「さしすせそ」へと、とんでもない方へ話が飛んでしまい、恐縮。

 

それより事のついでにググっていれば、モテ男子の使う「かきくけこ」というのもあった。

女性の「さしすせそ」に対するものだが、これを知っているのと知らないのでは圧倒的な差がつく。

 

女性と親しくなれるかどうかの戦いの場では特にそうで、しっかり準備して戦いの場に臨むのと、素手で臨むほどの差があるのでは。

 

ただし女性の「さしすせそ」も、男の「かきくけこ」も、もちろん尤もなことであるが、それはマニュアルに頼っているだけ。

きっかけはこれでいいが、最後に物を言うのはその人の人格。

 

やはり人は内面を磨いてナンボのもので、人格が進化すれば外面は付いてくるものだ。

そういう私ももう少し磨いてイイ男になりたいものだが、もう手遅れか。

 

「ピリ辛の甘味噌で仕上げた 茄子の炒めもの」は、またの機会に。

今日も美味しかった、ごちそう様でした。

 

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