外食を控えている時はアテを作って家で飲むに限る【自宅】
- 2020.03.18
- 家飲み/家食べ
新型コロナウイルスのため、世界が混乱状態になっている。
欧米各国では入出国が厳しく規制され、イベントも飲食店の営業も禁止という。
しかも外出も原則禁止というから、エゲツない厳しさだ。
経済を反映する株価もヒドイ状態で、日経新聞によれば3月9日~13日の5日間で、世界の時価総額の22%が失われたという。
このダメージを回復するのは並大抵のことではないが、これで底を打ったとは言えない。
原因の新型コロナの感染そのものが収まっていないからだが、何とか収まって欲しいものだ。
日本での新型コロナの感染は、中国やヨーロッパ各国に比べればまだマシだが、油断はならない。
今の状態が続けばいいが、爆発的に感染が広がれば日本でも外出禁止になるかも。
そんな事にならないように、新型コロナの感染防止に務めることが肝要かと。
いきなりの暗い話で恐縮だったが、外食は控えていても家ではいつもと同じ様に飲んでいる。
しかもこの週末は天気も良くないので、ますます家飲みに拍車がかかる。
こんな時は手間のかかるアテを作って、じっくりと飲むに限る。
手間のかかるアテと言えば、私の場合しめ鯖が浮かぶ。
しめ鯖は出来るまでに2時間半はかかるが、構ったことはない。
時間はタップリあるのだから。
先ずはサバを買いに魚屋へ。
買ってきたサバがコレ。
しめ鯖用のサバは4種類もあった。
いつもならあっても2種類ほどで、無い時もある。
新型コロナの影響で飲食店の客の入りが悪く、そのため全国的に魚が余り気味なのかもしれない。
4種のサバといっても、私にはその違いがよく分からない。
分かるのは値段だけで、安い方から380円⇒580円⇒680円⇒1,280円と並んでいる。
大きさはどれも大差ない。
それにどれもしめ鯖に出来ると言うから、選ぶのが難しい。
380円のものでいいかなと思ったが、聞けば魚の厚みと油の乗りが違うという。
やはり値のいいものはそれだけ良いものとのことで、奮発して680円のサバにした。
買ってくれば早速しめ鯖作りに取り掛かる。
私の作り方は、初めに砂糖で締めるやり方だ。
砂糖で40分締め、次に塩で90分締め、最後に酢で10分締めて出来上がりという段取り。
手間がかかると書いたが、実は手間はそれほどかからない。
かかるのは時間で、手間は大したことではないのだ。
2時間半もサバに付き合っているのは辛いので、待ち時間を利用してカレーも作ることにした。
タマネギやニンジンを刻んで、ガチャガチャやっていれば出来てしまうからね。
いつもは豚肉を使うけど、この日は鶏の手羽先を入れてみた。
手羽先は骨が付いているけど、煮込めば簡単に骨が外せるので煮込んでから骨を外す。
それをしないと食べ難いからだけど、そのままでもワイルドでいいかも。
同時に手羽先の甘辛煮も作ってしまった。
時間はタップリあるから、作る気になれば何でも来いだ。
サバは砂糖で締めるのが終わり、今度は塩で締める。
塩で締める時間が一番長く、90分かかる。
まだ時間がかかるから、餡かけの野菜炒めを作ってビールだ。
飲んでいれば待つ時間も気にならないからね。
野菜炒めは簡単に出来るけど、これを餡かけにすると旨さがグッとアップするのが不思議。
それに食感というか口当たりが円やかになって、それも美味しく感じさせてくれる一因なのかもしれない。
これは豆腐の温かバージョンだけど、これにも餡をかけてある。
餡を掛けただけで、単なる温豆腐が ”料理” に変身する。
しかも料理が冷めにくくなるのも嬉しいところだ。
そんなこんなで飲んでいれば、しめ鯖も最終段階に。
酢で10分締め、中骨を骨抜きで抜いて薄皮を剥がせば出来上がり。
この最後の薄皮を剥がす時の、シャーっと剥がれる時の ”達成感” がいい。
出来上がったばかりだが、さっそくこれで一杯にする。
ホントは少し休ませた方がより美味くなるけど、せっかく作ったのだから、早々に盛ってみた。
食べればこれが美味しい。
身がしっかりしていると言うかモッチリ感がある。
さすがは680円のサバだ。
横から摘んできた奥殿も「美味しい」とのことだったから、上手く出来たのでは。
久しぶりに作ったしめ鯖だけど、美味しく出来て良かった。
って、結局は飲んでいただけとも言えるが、作って飲むのが家飲みの楽しいところなのだ。
今日も美味しかった、ごちそう様でした。
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