家飲みもいいが最大の欠点は人と触れ合わないこと【自宅】

家飲みもいいが最大の欠点は人と触れ合わないこと【自宅】

 

前日、鶏もも肉の塩焼きを出してくれて、思いの外それが旨かった。

それに触発された訳ではないが、同じ鶏のもも肉を使って、焼き鳥を作ってみた。

 

吉田 類さんの「酒場放浪記」では焼き鳥屋が頻繁に出てくるが、豊田市内には焼き鳥をウリにした店がほとんど無く、私が知っている限りでは二軒しか無い。

そんなこともあって、酒飲みの定番である焼き鳥にあまり馴染みがなく、本来の焼き鳥がどういうものかもよく知らない。

 

肉だけを串に刺すのか、それとも肉と肉の間にネギとかを挟むものなのか。

味は塩でいくのか、それともタレで味付けるものなのか。

 

本来の焼き鳥がどういう姿なのか分からないが、この際、そんな事は捨て置いて、自分のイメージする ”焼き鳥” で作ったのがコレだ。

鶏肉の間にネギを挟んだ ”ネギ間” 仕様の焼き鳥で、味付けは塩とコショーでいってみた。

 

ネギは白ネギで作りたかったけど、準備していなくて、青ネギの白いところを使った。

だが結果的にこのネギは失敗で、焼いてもバリカタで全然美味しくなく(特に青っぽい部分が)、食べられなかった。

ネギを挟むのならちゃんとした白ネギを準備しないとダメだネ。

 

焼き鳥は魚焼き器で焼いた。

プロ仕様の焼き台があればいいけど、そんなものは無い。

これなら肉でも魚でも上手く焼けるだろうけど、素人の私には過ぎたものだし、それに第一、こんな大きな物を置くスペースがない。

 

魚焼き器でそこそこ上手に焼けた。

いい感じではないか。

 

他には青梗菜やエリンギなどを炒めた。

塩と本だしで味付けるけど、これで味はバッチリ決まる。

本だしは万能の旨味調味料で、こういった炒めものに使っても、味に深みとコクを与えてくれる。

 

用意ができれば早速ビールだ。

飲むために食事をしているのか、食事の一環としてビールを飲んでいるか説明しづらいところだが、飲まないと楽しくないから。

 

飲まない人や体質的に飲めない人もおられるから、飲まないと楽しくないと一概には言えないが、飲まない自由もあれば飲む自由もあっていいかと。

無理強いもしないし、無理して飲むこともないからね。

 

焼き鳥は良い感じに焼けていて、美味しい。

ただし初めにも書いたが、ネギは失敗だった。

火は通っているのだが、紙を食べているような感じで、メチャ不味。

 

これなら肉だけの焼き鳥にすればよかったが、後の祭り。

ネギがなければ肉だけで作ればいいのだ。

 

野菜炒めもいいアテになっている。

普通は豚肉を入れるけど、今日は野菜オンリーのヘルシーな野菜炒め。

それでもエリンギが肉のような食感を味あわせてくれ、肉入りと同じような雰囲気になっていた。

 

こんな感じでビールを飲んでいたら勢いが付いてしまい、もっと飲みたい。

休日だから遠慮することはないのだが、アテがないと飲めない。

 

簡単にできてビールにも合うとなれば、ギョーザ。

味の素の冷凍ギョーザなら焼くだけなので、速攻でチャチャッと焼いたのがコレ。

このギョーザが美味しくて、ビールにもバッチリ。

 

そう言えばもうだいぶ長い間、店でギョーザを食べていない。

店で食べるギョーザより、このギョーザの方が美味いと思うことが度々あって、いつの頃からかギョーザは家で食べるようになってしまった。

しかも12個のギョーザが200円で味わえるのだから、店でギョーザを頼まなくなる訳だ。

 

新型コロナの自粛以来、飲食店に行かず、飲むと言えば家飲みばかり。

で、家飲みが楽しくないかと言えばそんな事は全く無く、予約の必要もないし、気を使うこともないから実に気楽。

 

アテを自分で作らないと、ということはあるが、それも考え方次第で、自分の好きなものを好きな味に作れるし、作ることも楽しいと思えば苦にもならない。

それに何といっても格安に済むからね。

 

こんなことを思えば店で飲む必要性が無くなってしまうが、家飲みの最大の欠点は人と触れ合わないこと。

密になってもいいからやっぱり美女と飲みたいよね、って、男はバカだね。

 

今日も美味しかった、ごちそう様でした。

 

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