大量のパセリをもらったので、天麩羅にしてみた
- 2021.07.14
- 家飲み/家食べ
あるご婦人から大量のパセリをもらった。
上の画像は1/3ほど使った後の画像で、初めはこの袋に目一杯に入っていた。
もらった時に、こんなにたくさんのパセリは食べ切れないけどと言えば、天ぷらにしてもいいし炒め物にしてもいいよと言われた。
パセリの天ぷらなんて初めて聞いたけど、せっかくなので早速パセリを天ぷらにしてみた。
用意した天ぷらのネタは、いつもの野菜にパセリを加えただけ。
パセリを揚げるのは初めてなので、使う量も分からないし揚げる感じも分からないけど、モノは試しでやってみる。
天ぷらはしょっちゅうやっているので、サッと揚げて、ハイ出来上がり。
天ぷらはネタに衣をつけて揚げるだけだから、意外に簡単な料理なのだ。
初めて揚げたパセリは適当に揚げたけど、これでいいかどうかは食べてみるまで分からない。
野菜の天ぷらだけでは物足りないと思ったので、冷凍庫にあった ”ししゃもフライ” もついでに揚げてみた。
ししゃもフライなんて初めてで、こんなフライものがあるとは知らなかった。
添え物にパセリを使うのは、パセリが大量にあるから当然の成り行きだ。
パセリの天ぷらという名目だったけど、こうして並べてみるといつものセットと大差ない。
パセリをメインの食材にするのはやはり難しいようで、脇役の方が似合う。
主役・脇役ということで言えば、私にとっての主役はビールかも。
これがないと食事が始まらないのだ。
グイッといけばやっぱり旨い。
それはともかく、パセリの天ぷらはどんな味なのだろうか。
興味津々で食べてみれば、少しほろ苦い感じ。
ちょうど春先に出回る山菜の天ぷらに似た感じで、パセリがハーブの一種と言うことがよく分かる。
この味ならお酒のアテにもいい感じだ。
それと上手く揚がっているかどうかだが、ちょっと衣が柔らかく、もう少ししっかりと揚げればよかったか。
他の天ぷらに比べて、衣がカリッとしていない。
パセリを揚げるのは初めてなので、揚がり具合のタイミングが分からなかったのだ。
ただしこれ以上揚げると、パセリが焦げそうだったのも確かなところ。
こんなものなのかも知れないが、個人的にはもっとカリっと揚げたかった。
一緒に揚げたししゃもフライは、あまりししゃも感がしない。
子持ちししゃものフライと書いてあったけど、あの弾けるような子持ちのししゃもの感じがしないのだ。
これが不味いということではなく、期待が大きかっただけのこと。
ちゃんと魚のフライにはなっているから、これはこれでいい。
それより改めて美味いなと思ったのは、えのきの軸の天ぷら。
えのきの軸のことを「山のホタテ」と言うそうだが、味も食感も確かにホタテに似ている。
黙って出されればこれがいったい何なのか、まず分からないと思う。
これを初めて味わったのは、長野・伊那市の高遠にある農家食堂「こかげ」。
桜で有名な高遠の城址公園から杖突峠方面へ走った藤沢郷ある店で、ご飯と野菜が本当に美味しく味わえる店だった。
その店を主宰している市原悦子さんに似た ”お母さん” が出してくれたのが、この山のホタテ。
そのお母さんから、これが何か分かりますかと聞かれたけど、さっぱり分からなかった。
それがエノキの軸ということで、海から遠い山間地では ”山のホタテ” と呼んで珍重しているとのことだ。
この山のホタテを味わうと、いつもあのこかげ食堂のことを思い出す。
こかげ食堂へ行ったのはもう10年程前になるけど、あの市原悦子さんに似た ”お母さん” はお元気だろうか。
また行きたいと思うけど、片道4時間はかかるからおいそれとは行けない。
残念だけど遠すぎるのだ。
今日はパセリも使った天ぷらで、ごちそう様でした。
そうそう、まだ大量に残っているパセリ。
せっせと消化しないといけないが、食べきれるだろうか。
明日の朝もパセリ料理かな。
頑張って食べます。
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