店で飲むより家で飲むほうが美味い?

店で飲むより家で飲むほうが美味い?

 

取引先へ電話をしたら、いつもとは違う女性の声。

担当者が変わったのかと気にもせず「〇〇さんお願いします」と話せば、「ワタシだけど」とのこと。

 

電話の声はなんと私の配偶者。

ギョエッ!ですよね。

 

直前にその取引先から電話があり、折り返しの再送ボタンを押したつもりが、ワンタッチボタンを押してしまったようで、そのボタンに登録してあるのが家の電話。

なんともバツが悪く、電話を間違えたと言ってそそくさと切ったが、自分の配偶者の声も分からないのかと言われそう。

 

急いでいればボタンの押し間違えもある、というのは言い訳で、声を聞いても分からなかったのが事実。

何とも締まらない話だが、こんなこともあるさ。

 

そんな漫画みたいな一件があった日の晩ご飯は、魚の煮付け。

家で魚の煮付けといえば大抵は赤魚。

立派な赤魚が安くてしかも美味しいので、赤魚の出番が多いのだ。

 

偶には他の魚、例えばカレイとかムツなどの煮付けも食べたいところだが、いいものが手に入らないので諦めている。

この地の魚の流通が悪いのだが、その原因はあまり魚が売れないからではと思うが、その中にあって、いつものスーパーには良いものがある。

 

そのスーパーの鮮魚コーナーにある赤魚がこれ。

画像ではサイズが伝わらないけど、25cmはあるビッグなもの。

しかもこの赤魚のパックが350円なので、安いのでは。

 

魚の煮付けは私の担当なので私が作るけど、作り方は簡単。

フライパンに赤魚を並べ、味付けはすき焼きのタレ一発で決めて煮付けるだけ。

使うすき焼きのタレは120ccで、そのままだとコテコテになってしまうので、水を1/3 (40cc) 足しているけど、それらの分量は好みによって増減すれば良いかと。

それと私は生姜をスライスして入れるけど、これも好みかと。

 

焦げ付かないよう火加減を調節しながら、15分ほど煮付ければ出来上がり。

いい感じ。

 

お皿に盛れば赤魚の煮付けの完成。

美味しそうに出来たのでは。

 

他にはオクラとしめじのごまドレッシング和えと、ほうれん草のおひたしになめ茸を合わせてみた。

この辺りは居酒屋で言えば ”突き出” しの感覚で、座ってこれらをツマミにして軽く飲んでいれば、メインの煮付けが出るというのが理想。

 

だけどここは家。

それに煮付けを作るのは私なので、そんな理想はとても叶えられず、全てを一度に出すことになる。

それでも自分で作る煮付けが美味しいからいいけどネ。

 

準備が整えば早速ビール。

ビールのために準備したようなものだけど、グイッといけばいつもと変わらず旨い。

このために生きているようなものかも。

 

今日のメインディッシュの赤魚はいい感じで、とても美味しい。

淡白で綺麗な白身の赤魚に、濃厚な甘じょっぱいすき焼きのタレの味が染みて、とてもいい塩梅。

 

作ったのは私なので、味付けがすき焼きのタレ一発ということを知っているけど、店でこの煮付けを出されたら、どうやって味付けたのかと聞きたくなってしまうほどに美味しいのだ。

居酒屋の元ママと飲んだ時に、店で飲むより自分の家で飲んだ方が美味しいと思うことがあると話した。

元ママも料理の美味しくない店ってあるよねということで、そんな店に当たった日はがっかりとのこと。

 

そんな話をしていれば、〇〇くん(私のこと)の作る料理って美味しそうだねと。

言われるほど美味しいかどうかは分からないけど、自分なりに満足してると応えれば、今度はあなたの家で飲みたいわと、恐ろしいことを言う。

もちろん断ったけど、家で飲んだ方が美味いと思うことが度々あるのは本当だ。

 

〆は天かす丼。

奥殿のリクエストで作ったもので、温かいご飯に天かすを乗せ、麺つゆをかければできあがりという超簡単な丼もの。

だけどこれがとても美味しく、病みつきになる、と言うかなっている。

 

簡単にできてしかも美味しいのだから、〆のご飯にはぴったりだ。

今日は赤魚の煮付けも美味しかったし、天かす丼も美味しくて、ごちそう様でした。

 

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