古いステレオを使って Amazon Music を聴いてみた

古いステレオを使って Amazon Music を聴いてみた

 

奥殿がジャズに目覚め、ついでに音にもこだわるようになったのは最近のこと。

それは新しい世界が広がること。

そしてAmazon Music の Unlimited 会員になって超高音質の配信を受けるようになったのはいいが、それを再生するスピーカーがショボい。

 

初めはこんな JBLのモバイルピーカーで聞いていたのを少しグレードアップし、Funlogy というスピーカーにチェンジしてそれで満足していた。

BGMとして流している程度ならいいが、一旦音に目覚めてしまうと、この手のモバイルスピーカーではやはり限界を感じることに。

 

ということで事務所で使われずにオブジェと化していたステレオを家に持ち込み、スマホを繋いで音のグレードアップを図ってみた。

このステレオのセットは20年も前の古いものだけど、ツイーターを備えた2way スピーカーなのでやはり格段にいい音で鳴る。

 

それにスピーカーの背面にはバスレフポートと呼ばれる孔が開いていて、量感のある低音を響かせるから、モバイルスピーカーとは比べ物にならない奥行きと幅のある音。

ウッドベースの音やバスドラの音、それにシンバルのシャカシャカとした音もきれいに聞こえる。

 

このステレオのセットも古いし、Amazon Musicを受けているスマホも使い倒した古いものだけど、聴いている音はデジタル処理された ULTRA HD という今風の音。

だけどいくらデジタルの音と言っても、最終的に聞くのは人の耳。

 

空気の振動で音を聞くというのはデジタルではなくアナログの世界なので、音源がデジタルであってもアナログのスピーカーで聴くのだ。

このスピーカーを通して聴いた奥殿も「いい音」と感激していたから、古いステレオのセットも生きた。


 

そんなステレオから流れる音楽を聴きながらの晩ご飯は、アジフライをメインにしたセット。

冷凍のアジフライを揚げたもので、このアジフライは家では初めてかも。

 

初めてでも、ビールに合わせることはいつも通り。

プッハ~、初めの一杯は特に旨いね。

 

アジフライは小ぶりかなと思ったけど、肉厚で美味しい。

自作のタルタルソースも良く合い、このアジフライ、なかなかいける。

 

画像では音が伝わらないけど、ステレオからはいい感じのジャズ(題名は 東京 JAZZ)が流れ、雰囲気はレストラン。

飲食店に行くのは美味しい料理と旨い酒はもちろんだけど、店の雰囲気やマスターの人柄、それに流れてる音楽も含めた ”空間” を味わうためで、こうして家でいい音を流してみると音の重要性が分かる。

 

アジフライにビールを合わせただけなのに、いい音で音楽が流れていると、並の料理が一段上等になった気がするから不思議。

料理を味わうのは舌で味わうだけではなく、見た目や香り、それにそこの空間の感覚や音などを含めて味わうものかと。

要するに ”五感” で味わうのだ。

 

今日も美味しかった、そしていい音に酔った。

ごちそう様でした。

 

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