キノコ、キノコの仙人小屋【山梨県・甲斐大泉】

八ヶ岳倶楽部からの話の続きで、同じ甲斐大泉にある猟師料理の「仙人小屋」へ。
店の前にあるモミジが綺麗に色づいている。
驚くほど多くの人が待っているのに、ビックリ。
混み合ってはいても、予約一番だから一番に呼ばれて店内へ。
店内はこんな感じ。
不潔ではないけど、綺麗でもない雑然とした印象。
都会人には、こういう田舎っぽい雰囲気がいいのかも。
オーダーは外で済んでいるので、続々と料理が運ばれてくる。
頼んだ料理は、焼きキノコ定食☓3、キノコ鍋定食☓2、単品のキノコの天ぷら、それに奮発して5,000円の焼き松茸。
最初に運ばれてきたのは、キノコの天ぷら。
コレ、一人前ですか?
画像では量が分かりにくいけど、幅50cm、奥行き20cmはあろうかという、鮨下駄のような器にテンコ盛り。
5人でなければこれだけでギブアップの大量のキノコで、しかも一つ一つのキノコがデカイ。
キノコで分かるのは椎茸とシメジぐらいで、他は全く不明だけど、どれも旨い。
続いてやってきたのは「焼きキノコ定食」。
三宝に乗った大きなキノコ。
左下のご飯の器が「小丼サイズ」と言えば、全体のサイズが伝わるだろうか。
焼き肉のように焼くキノコ。
何が何のキノコかさっぱり分からない。
こちらは「キノコ鍋」。
洗面器サイズの鍋に、キノコがぎっしり。
嬉しい事に松茸も入ってる。
ドーム状のキノコは、なんていうキノコなのかな。
テーブルいっぱいにキノコを広げて食べていたら、TBSの取材を受けてしまった。
しっかりと撮影していったし、コメントもかなりの時間を割いて撮っていたから、多分放映されたと思う。
鍋がいい感じに。
どの料理も旨いけど、天ぷら、焼き、鍋、の中では、鍋が一番旨い。
ただしどれも量が多く、食べても食べてもキノコが減らないのには閉口した。
後ろの客(ライダー)が、熊肉の焼きを頼んでいたけど、肉の色が鮮やか。
肉が硬いかもと言ってたけど、食べてみれはそれほど硬くなかったとの事。
ただし、格別に旨いとは言ってなかったから、味はボチボチと言ったところか。
真打ちの松茸の登場。
ところが5,000円も出した割に、香りが無い。
まさか Korea とか Canada ではないよね。
それはともかく、焼きます。
ビジュアルは豪華だけど、やっぱり香りが無い。
食感は松茸そのものだけど、香りがね、、、ちょっとミスった。
キノコはまだまだある。
焼くのが面倒になってしまい、残ったキノコは全部鍋の中へ放り込んでしまった。
当分はキノコを食べたくないほど、腹一杯に。
これで5人で2万円強。
よく分からずにオーダーしたから、大量に頼んでしまったけど、もう少し上手に頼めばもっとお安く上がるはず。
それに松茸を頼まなければ、5,000円も安くなるしね。
◆ 店データ (情報は確認して下さい 画像クリックで食べログにジャンプ)
ブレイクする前の仙人小屋は、今と違ってメニューもなく、また訪れる人も少なくて、仙人を称するオヤジと話をしながら食べたもの。
当時は仙人が山で採ってきた物だけで営業していたのが、今の客数を見ると、仙人一人で採ってくる量では間に合わないことは明白。
他の人に頼んで採ってもらってるか、或いは仕入れているのかも。
10年前に比べて、普通の店になった気がする。
それで繁盛してるからいいことなのだろうが、この状態では再訪はないかな。
あの香りの全くしない松茸を出されてはね。
そう言えば、あの仙人のようなオヤジの顔を見なかったけど、、、
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