突き出しにピッタリの「オクラとしめじの胡麻和え」
- 2023.06.01
- 家飲み/家食べ
この日の晩ご飯はアジの開きだった。
昨日の晩ご飯が赤魚の煮付けに続き、2日連続の魚料理。
他のお菜も昨日と同じようなものが並んでいて、純和風のセット。
私の家ではこういうことは普通にあることで、似たような感じのメニューが続くことは多い。
それは食材の関係で、魚を買ってくれば魚を早く使いたくなるし、肉を買ってくれば肉を早く使いたくなるので、それで同じような料理が続くことになる。
今回はたまたま魚の料理が続いたけど、日本の食卓はバラエティー豊かで、中華料理の要素もあれば洋風料理の要素もあって、それに伝統的な和食が入ってくるからメニューは極めて豊富。
こんな多国籍な料理が家の食事で並ぶのは、日本ぐらいしかないのでは。
中国の家庭で出される料理は、当たり前だけど中華料理だけ。
そこに和食の刺し身や、イタリアンのスパゲッティが並ぶことは無い。
それと同じようにヨーロッパの国では、それぞれの国の料理が並ぶのが普通で、そこに中華や日本の料理が入ることは無い。
それを思えば日本の家庭料理のメニューは多国籍だ。
それに加えて同じ魚を使っても刺身でも味わうし、煮たり焼いたりもするからメニューは豊富になる。
それに魚の種類も沢山あるから、それらを組み合わせればメニューは数えきれないほどに。
今日の魚料理も、昨日は煮付けで今日は焼き物だから、同じ魚料理と言っても別物。
この中で私が作ったものがあるが、それはオクラとしめじの胡麻ドレッシング和え。
これがその胡麻ドレッシング和えで、これがお酒のアテにピッタリ。
これはある居酒屋で出されたもので、それがとても美味しかったので、板さんに作り方を教えてもらったもの。
作り方は簡単で、オクラとしめじを電子レンジで熱っし、麺つゆと胡麻ドレッシングで味付けるだけ。
家で作ったら奥殿がとても気に入り、それから家の定番の一品になっている。
そのためにオクラを常備している。
ただし生のオクラは足が速いので、冷凍物を常備。
これがそのオクラで、立派なサイズのオクラが50~60本入っていて200円ぐらいと安い。
ヘタの部分はカットされているし、湯通しもされているから解凍すれば即使える。
解凍すればこんな感じ。
大きくて綺麗なオクラだ。
これをザクっと刻み、電子レンジで加熱したしめじと合わせ、麺つゆと胡麻ドレッシングで和えるだけ。
ホンの数分で出来る一品だけど、これが美味しいのだ。
それにオクラのネバネバも体にいいだろうし、しめじはオルニチンが豊富にあるとか。
オルニチンがナンなのかも知らないし、何に効果があるのかも知らないけど、健康に良さそうだからいいのでは。
お酒のアテには、こういった簡単にできて旨いものが嬉しい。
突き出しにはピッタリなのだ。
用意ができれば早速ビール。
昨日と同じ純和風のセットでも、飲むものはやっぱりビール。
そしてこれが旨い。
メインのアジの開きも、いい感じに焼けていて美味しい。
家で焼く焼き魚は、焦げ目がしっかり付くように強く焼いている。
焦げ目も味のうちで、上品に焼いた魚より焦げが付いている方が美味しいと思うからだ。
このアジはオランダ産の大きなアジで、油が乗っていて美味しい。
そこへ焦げの旨味が重なって、余計に美味しいのだ。
今日はご飯の用意はなく、いなり寿司が用意されていた。
いなり寿司は私の好きなものの一つで、あればいくらでも食べてしまう。
甘じょっぱい濃い目の味付けのいなり寿司が好きで、このいなり寿司がまさにその味。
シャリ少な目のいなり寿司なので、お酒のツマミにもなるしご飯にもなるから都合がいい。
と、こんな感じの晩ご飯が美味しかった。
今日も美味しくて、ごちそう様でした。
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