フランスの豚しゃぶは、フランスの愛を感じる味?
- 2024.02.27
- 家飲み/家食べ
春のような陽気に誘われて出かけた「平芝梅林公園」での梅見。
梅の花は盛りを過ぎていたけど、綺麗な梅林の中を歩くだけでも気分が良かった。
そして家に帰って冷えたビールをグイッといけば、春~って感じ。
そのまま寝落ちして気がつけば、早くも夕方。
昼にビールは飲んだけど、ご飯は食べていないのでお腹が空いてきた。
ということで、早目の晩ご飯にすることに。
今日の晩ご飯はしゃぶしゃぶ。
しかもスペシャルな豚しゃぶで、それはフランス産の肉を使うから。
いつものスペインの豚肉ではなくフランスの豚肉だけど、フランスの豚肉なんて食べた記憶がない。
フランスの豚肉がどんな味なのか、興味津々でしゃぶしゃぶにしてみる。
しゃぶしゃぶにすると言っても、鍋を用意して材料を揃えれば出来上がり。
鍋に水を入れるだけでもいいだろうけど、出汁として塩昆布を入れてみた。
おでんでは出汁としてよく使う塩昆布だけど、しゃぶしゃぶの出汁としては初めて。
そもそもしゃぶしゃぶに出汁が必要なのか分からないけど、大した手間ではないので入れてみた。
あとは肉と野菜を適当に盛り、テーブルにセットすれば準備完了。
しゃぶしゃぶも含めて鍋料理は調理の部分がないので、これで出来たのと同じ。
あとは食べる人が料理するから、鍋料理は材料を盛るだけで済んでしまう楽な料理なのだ。
早速しゃぶしゃぶの開始。
って、鍋に肉を入れ、火が通れば出来上がり。
つけダレには胡麻だれとゆずポン酢を合わせているけど、このゆずポン酢のゆずの香りがいい。
爽やかなゆずの香りが、コクのある胡麻だれの味を引き締めて、とてもいい感じなのだ。
早速ビールで乾杯。
ゆずポン酢を加えた豚しゃぶが美味しく、ビールにもよく合う。
肝心のフランスの豚肉はといえば、ブタ臭さは微塵もなく、非常にさっぱりとして美味しい。
それと極薄にスライスされているためか、口の中で溶けるような感覚で、いくらでも食べられる。
はっきり言って、日本の豚肉よりも美味しいのではとさえ思う。
このフランスの豚肉をスーパーで買うとき、たまたま私の前にいた40代ぐらいの女性がこの豚肉を手にしていた。
そしてラベルを見て「フランスの豚肉なんて!」と言いながら、放り投げるように商品を戻していたのだが、明らかに外国の豚肉ということを馬鹿にした態度。
その女性はおそらく国産ものが安心で美味しいという ”国産信仰” をお持ちなの方だろうが、それにしても肉が入ったパックを放り投げる姿は、美しいものではない。
何か汚いものでも触ったかのように、投げ捨てたのだから。
食の好みは人それぞれなので、その女性が国産のものを信用しているのはその人の自由だが、あの態度には食材に対する敬意というかリスペクトを感じない。
フランスの豚肉といえども、生き物の命を頂いていることを忘れてはいないだろうか。
豚の命を犠牲にしてそれで我々の口に入るのだから、それが外国産のものであってもやはり敬意は持ちたいもの。
別に尊敬せよとまでは言わないが、投げ捨てるように放り投げた態度が気になったので書いてみた。
今日の豚肉はその女性が放り投げた豚肉だけど、とても美味しく味わえた。
美味しいしゃぶしゃぶをたっぷり味わった後、締めはラーメンに。
しゃぶしゃぶの鍋に水を足し、ラーメンを入れて煮るだけ。
具は何もないけど、〆のラーメンとはこんなもの。
ラーメンに添付されていたスープを入れれば出来上がり。
食べればとてもいい感じで、普段あまりラーメンを食べない奥殿からも美味しいとのこと。
それと画像の通り、フランスの豚肉からはアクが全く出なかった。
なぜアクが出ないのか理由はわからないけど、いずれにしても美味しいフランスの豚しゃぶで、フランスの愛を感じた。
今日は美味しいフランスの豚しゃぶで、ごちそう様でした。
美味しかった~。
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