フランスの豚しゃぶは、フランスの愛を感じる味?

フランスの豚しゃぶは、フランスの愛を感じる味?

 

のような陽気に誘われて出かけた「平芝梅林公園」での梅見。

梅の花は盛りを過ぎていたけど、綺麗な梅林の中を歩くだけでも気分が良かった。

そして家に帰って冷えたビールをグイッといけば、春~って感じ。

 

そのまま寝落ちして気がつけば、早くも夕方。

昼にビールは飲んだけど、ご飯は食べていないのでお腹が空いてきた。

ということで、早目の晩ご飯にすることに。

 


 

日の晩ご飯はしゃぶしゃぶ。

しかもスペシャルな豚しゃぶで、それはフランス産の肉を使うから。

いつものスペインの豚肉ではなくフランスの豚肉だけど、フランスの豚肉なんて食べた記憶がない。

フランスの豚肉がどんな味なのか、興味津々でしゃぶしゃぶにしてみる。

 

しゃぶしゃぶにすると言っても、鍋を用意して材料を揃えれば出来上がり。

鍋に水を入れるだけでもいいだろうけど、出汁として塩昆布を入れてみた。

 

おでんでは出汁としてよく使う塩昆布だけど、しゃぶしゃぶの出汁としては初めて。

そもそもしゃぶしゃぶに出汁が必要なのか分からないけど、大した手間ではないので入れてみた。

 

あとは肉と野菜を適当に盛り、テーブルにセットすれば準備完了。

しゃぶしゃぶも含めて鍋料理は調理の部分がないので、これで出来たのと同じ。

あとは食べる人が料理するから、鍋料理は材料を盛るだけで済んでしまう楽な料理なのだ。

 

早速しゃぶしゃぶの開始。

って、鍋に肉を入れ、火が通れば出来上がり。

 

つけダレには胡麻だれとゆずポン酢を合わせているけど、このゆずポン酢のゆずの香りがいい。

爽やかなゆずの香りが、コクのある胡麻だれの味を引き締めて、とてもいい感じなのだ。

 

早速ビールで乾杯。

ゆずポン酢を加えた豚しゃぶが美味しく、ビールにもよく合う。

 

肝心のフランスの豚肉はといえば、ブタ臭さは微塵もなく、非常にさっぱりとして美味しい。

それと極薄にスライスされているためか、口の中で溶けるような感覚で、いくらでも食べられる。

はっきり言って、日本の豚肉よりも美味しいのではとさえ思う。

 


 

のフランスの豚肉をスーパーで買うとき、たまたま私の前にいた40代ぐらいの女性がこの豚肉を手にしていた。

そしてラベルを見て「フランスの豚肉なんて!」と言いながら、放り投げるように商品を戻していたのだが、明らかに外国の豚肉ということを馬鹿にした態度。

 

その女性はおそらく国産ものが安心で美味しいという ”国産信仰” をお持ちなの方だろうが、それにしても肉が入ったパックを放り投げる姿は、美しいものではない。

何か汚いものでも触ったかのように、投げ捨てたのだから。

 

食の好みは人それぞれなので、その女性が国産のものを信用しているのはその人の自由だが、あの態度には食材に対する敬意というかリスペクトを感じない。

フランスの豚肉といえども、生き物の命を頂いていることを忘れてはいないだろうか。

 

豚の命を犠牲にしてそれで我々の口に入るのだから、それが外国産のものであってもやはり敬意は持ちたいもの。

別に尊敬せよとまでは言わないが、投げ捨てるように放り投げた態度が気になったので書いてみた。

 

今日の豚肉はその女性が放り投げた豚肉だけど、とても美味しく味わえた。

 


 

味しいしゃぶしゃぶをたっぷり味わった後、締めはラーメンに。

しゃぶしゃぶの鍋に水を足し、ラーメンを入れて煮るだけ。

 

具は何もないけど、〆のラーメンとはこんなもの。

ラーメンに添付されていたスープを入れれば出来上がり。

食べればとてもいい感じで、普段あまりラーメンを食べない奥殿からも美味しいとのこと。

 

それと画像の通り、フランスの豚肉からはアクが全く出なかった。

なぜアクが出ないのか理由はわからないけど、いずれにしても美味しいフランスの豚しゃぶで、フランスの愛を感じた。

今日は美味しいフランスの豚しゃぶで、ごちそう様でした。

美味しかった~。

 

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